記録ID: 6868619
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部
広島県北広島町 深入山
2024年02月09日(金) [日帰り]


天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪期 深入山(1152.7)に登る 期日:2024.02.09(金) 天気:晴れ コース:正面(南)登山口〜東登山口との合流点〜深入 積雪:多い所で30cm位 例年なら1m以上あるのに今回全く少なし メンバー:高齢者 男性3名 芸北山群の中では一番登りやすく登山者の数も最も多く人気の高い山。無雪期なら正面登山口から伐採後の明るい草原の山を歩くとあちこちで高山植物に接することが出来、まさに県下では珍しい位、植生豊かな山である。山頂まで危険な場所は殆どなく無雪期なら 1時間足らずで登れ、晴れていると360度の大展望が得られ、老若男女を問わず人気の高い山である。 山そのものは、南半分は牧草地としてすべての樹々は伐採されまさに裸の山。ところがその反対側の北半分は伐採を免れ、高山特有のブナやミズナラ等の樹々が茂っている。 NHKTVの全国放送「自然百景」にも紹介され、全国的にも有名な山である。登山口は北を除く三方にあり、前述のようにいずれも1時間前後で登れる優しい山でとくに植生が豊富なので県外からも多くの登山者が訪れている。おまけに積雪期には1m以上の雪が積もり、雪山の楽しみを味わうことが出来る。いずれにしても四季を問わず老若男女が楽しめる県下一の1,000m越える山ではなかろうか。 今回も冬の最中、少なくとも1m以上は積もっているのではないかと期待して出かけたものの全くの期待外れ。中国道の戸河内インタ−を出るとそれなりに雪が積もっているのではないかと予想したものの路上には全く雪はなし(2月の上旬でこれほどまで雪がなかったのは珍しい)。最低でも松原(地名)から深入山の正面登山口までは日の当たらない木陰になっているのでそれなりに雪は積もっているのではないかと期待していたが、ここも雪はなし。結局、冬用タイヤを装着していなくとも正面登山口までは走れた(2月の初旬でこれほどまで雪が少ないのは珍しい)。終着の広大な正面駐車場でも雪はごくわずかしか残っていなかった。それにウィークデーであったがためか車は我々を含めわずか3台のみ(売店はもちろん封鎖されていた)。 広大な駐車場から山(深入山)を見上げてもまだら模様で雪が少ない。雪山というより春先の雪解けの山と言った感じで駐車場から見上げると登山道には雪はないような感じだった。ところが実際、山の中に入ると雪は少なかったものの雪道は続いた(登山口から見上げるとほとんど無いように見えたが…) 相変わらず腰痛に足をとられて歩いては休み、休んでは歩くの繰り返しで山頂に着いた頃は(東登山口との合流点からは今まで以上の急登が続いたが)前二者と15分以上の差が空いた。(山頂近くの最初の稜線に出た頃、眼前の霧氷を入れて遠くの恐羅漢山を何度か写真を撮ろうと思ったが、先を歩いている2人にこれ以上迷惑をかけてはならないと思いつつ、後ろ髪を引っ張られるような気持ちでとぼとぼ歩いた) 前2者と遅れること15分余り。やっとの思いで山頂にたどり着き、山頂の霧氷群を手前に向かいの恐羅漢山をねらったが、なにせあまり使ったことのないスマホを使っての写真で天気が良すぎて画面がよく見えない。感を頼りにシャッターを押し続けるが、果たして写っているかどうかさっぱり分からない。 それにしても今回も360度の大展望。おまけに風もなく青空が広がっている。これほどのシャッターチャンスはないと興奮するものの上述のごとくスマホの画面が明るすぎて全く見えない。写っているのかどうか、例え写っているとしてもどのように写っているのかさっぱり分からない。やはり、コンパクトカメラか一眼レフを持参するべきだったと反省することしきり。 山頂で昼食を摂った後は、西登山口分岐経由の反時計周りで下山するが、やや幅広の登山道(遊歩道)に出るまでは分かりにくい。とくに踏み跡がなければ迷いやすいので視界の閉ざされる場合はそのまま南の正面登山口に引き返すべきであろう(山頂直下の避難小屋までは下れても、ここから遊歩道に出るまでが分かりにくい)。 西登山口分岐から正面登山口への下りは深入山の西側の大斜面が見ごたえがあった。それは尾根筋の雪の残っている場所と谷筋のすっかり雪が溶けている場所とがまだら模様に交錯し、上り時に出会った光景とは全く異なり、その迫力に圧倒された。県下で似たような光景に出会えるのは雲月山位ではなかろうか。 (参考タイム) 上り 南登山口(1.15)深入山山頂 下り 深入山山頂(1.20)南登山口(ただし下山は西登山口分岐経由) 積雪のもっとも多い場所は山頂北側直下の避難小屋辺りから西登山口分岐辺りまで で30cm前後ではなかったろうか。ちなみに正面登山から登って山頂近くの東登山口 との合流点辺りから山頂までも20cm位ではなかったろうか。 (注)積雪や天候の状態でコースタイムは大きく異なる。何はともあれ、雪の一番多 いと思われる時期(1m以上)に比べると今回は異常に少なかった(多い所で30cm前 後)。積雪期にも何回も登っているが、2月上旬でこれほどまで雪が少なかったのは初 めてだった。 |
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:20人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する