湯河原幕岩
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・一番奥の管理棟横駐車場は7/17〜8/31期間入いれません。 |
写真
感想
湯河原幕岩は冬場のエリアだが、夏場でもどうにか登れるものです。
アウトオブシーズン&平日ということもあり
今日は誰一人いらっしゃいませんでした。
ということは冬場の休日に起こる人気ルートの順番待ちも皆無で
やりたい放題です。
午前中はマルチピッチの実践で上部エリアの悟空スラブへ。
アプローチの尾根登りはたっぷり汗を掻かされましたが
岩場に着けば展望もよいし時折吹く風も気持ちよい。
受講者のkihaさんとyuriさんでパーティを組んでもらい
3ピッチ(5.5、5.6、5.7)のツルベを実践してもらいました。
何回か来てもらっているのでマルチピッチの手順はほぼOK。
リードの方もスムーズでした。
60mのダブルであったので、ラペルは2ピッチの継続懸垂。
午後は桃源郷に下りて、シルクロード(5.7)をリードしてもらいました。
このくらいのグレードは二人とももう安定していますね。
それでは、とアボリジニ(5.10a)へ移動。
ムーブをシステム化するよう手順足順をお教えしました。
このクラスになると体幹力がものをいいます。
要は体に軸を作ることです。
実は一般の登山でもこの体幹力が非常に重要で
腰が引けたり滑落したりがなくなってきます。
クライミングができる人は登山でも安定性やスピードがあるものなので
頑張って継続してもらいたいなと思います。
くもの巣を払い、木の枝に掴まって急斜面を這い上がる事20分ぐらい?いったいどんな所かと思いきや、斜度が寝ていて、私が好きな難しく無さそう(笑)な岩。2人で打ち合わせして、との指示で、慎重に手順を確認する。結局私が1Pを最初のリード。クイックドローの向きを確認して、ロープの上下を確認して。ダブルなので交差しないように左右に。ところが、振り返るといつの間にかクロスしている。現在地だけではなくて先のルートを予想しながらランニングビレイを考えねば。
ピッチを切る。落ち着いて、1つ1つ確認しながら。ダイレクトビレイを作って、ロープアップして、コールしてyuriさん登ってくる。yuriさん到着、確保器を付替えて送り出す。2pはyuriさんリード。私はフォローで3pはまたkuriがリード。。。
楽しい。ずっと目標だったつるべでマルチピッチ。難しくないルートで長い距離を練習できて良かった。次の目標は小川山の春の戻り雪かガマルートか(笑。
クライミング技術もまだまだ未熟。kamog先生の言うとおりになかなかできない。頭で想像した荷重と結果が一致しない。どうもつま先にきちんと乗れていない感じ。
課題は山積みだが、少しずつでもできるようになると嬉しい。充実した1日だった。
kamog先生、yuriさん、1日ありがとうございました。またお願いします。
あ、それから冷たいキュイとグレープフルーツ美味しかったです。生き返りました。
備忘録
ダブルロープのランニングビレイは、現在地だけでなく先のルートを計算する。長いクイックドローも活用する。
継続懸垂は、1回毎に引くロープが入れ替わる。
最終下降者が引くロープ目印にpas等を掛けておく。
ロープアップの時はコールは不要。コールは必要最小限に留める。
yuriさんからペットボトルが入るポーチを借りた。水を携帯して助かった。
次はサブザックを忘れないように。
猛暑の中、1日ありがとうございました!
今回はつづら岩でマルチピッチの練習をしたばかりだったので、以前より大分落ち着いてできました。細々した点をチェックする余裕もありました。
ATCの付ける向きのミスは、相変わらず根本的な理解が足りないことを、痛感!
今回の気付きを、次回の講習までに身に付けられれば良いのですが・・・
アボリジニは1度しかできませんでしたが、本当にわずかな体のバランスでクリアできることが体感でき、大きな収穫でした。
暑さは堪えたけど、貸切り状態のゲレンデで充実した楽しい1日でした♪
また、よろしくお願いしま〜す!
写真のコメント、添削お願いします♪
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