R&J 2024 観劇記(東京)・西新宿


- GPS
- 00:26
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 0m
- 下り
- 3m
コースタイム
天候 | 5/17晴れ・6/3曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【行き】 〜つくばエクスプレス…(徒歩)…都営新宿線〜京王新線 【帰り】 京王新線〜都営新宿線…(徒歩)…つくばエクスプレス〜 6/3 【行き】 〜つくばエクスプレス…(徒歩)…都営新宿線〜京王新線 【帰り】 (散策)〜中央・総武各駅停車〜つくばエクスプレス〜 全線でIC可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。 |
その他周辺情報 | 都会なので何でもある。 |
写真
装備
個人装備 |
10Lナップザック
|
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感想
・・・
■劇場に足を運ぶまでのいきさつ
推し活をしてみようと思っていました。
櫻坂46のファンで、その延長で乃木坂46も見ていて、STU48は毎シングル曲を追っている、というのがもともとの感じ。
で、去年 櫻坂46ファンとして展示を観に行った( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6089140.html )際、そこで会場にいる自分より若い人々を見て、ふと、推し活は今の内しかできないんじゃないか、年を取ったらキツくなっていくんじゃないか、体力面で…意欲の面で…ライフステージ的に…と思い、「きっと今しかできない」との思いから推し活を始めてみる事にしました。
第一はライブに行ってみる事がひとつの目標(櫻坂)。あわせてメンバー個人を推して、その子が舞台などに出たら観に行くのをやってみる、という事も考えました。いわゆる「在宅組」から「機があったら現場に行く在宅組」に昇格した感じ。
「推し活」というからには推しを決めなくてはいけないので、乃木坂46からはひとまず3人推しを選んでみる事に。で、乃木坂46のメンバーから推しに決めたのが久保史緒里(3期、以下敬称略)、小川彩(5期)、奥田いろは(5期)の御三方。
こうして推しは決めてみたけれど、そうすぐに舞台出演の話など出まい…と思っていたら早速、奥田のいろはちゃんが「ロミオ&ジュリエット」に出演する事が決定したというめでたいニュース(去年11月末の事)あり。
これは推しがくれたチャンス、行くべし、という事でチケット先行予約やら何やらして有休を確保し、公演を観に行くことになった次第。
■観劇記1
ミュージカルを観に行くこと自体が初めてでした。
細かい事を言えば、劇団四季「ライオンキング」と劇団銀河鉄道のミュージカル(子供向けの童話劇)の観劇歴はあり。ただ、銀河鉄道はどちらかというと「連れて行ってもらった」感じ(まだ幼稚園生の頃の話)で、「ライオンキング」はそもそもミュージカルだと思っていなかった(「ライオンキング」という単体のジャンル?だと思い込んでいた)ので、「ミュージカルを観に行くぜ!」という気持ちで観劇に臨んだのは今回が初。
まずは5/17のソワレ(夜公演)。
数公演分のチケットを押さえたので、初観劇はストーリー等の予習一切なしで行く事にしました。予備知識ありはより深い理解で楽しめますが、せっかく1度きりの初回なのでより純粋な「初めて感」を味わいたく、公式youtubeのインタビュー動画と稽古・ゲネプロ映像だけ見ていざ当日参戦。
観た感想ですが、ミュージカル、超〜面白いです。正直なところ宝塚的なイメージから、ミュージカルは女性が楽しむものという先入観があったのですが、ミュージカルを楽しめるかという事について性別は関係ありませんでした。
先述の通りヅカファンのイメージがあり、会場の新国立劇場も瀟洒な感じ。ドレスコード的な部分も心配していたのですが、現地についてみたら普通にカジュアルな服装の方もいて、そこまでドレッシーじゃなくていいんだなという事も分かりました。ミュージカルの敷居は意外と高くない印象。会場で見かけた方の中には半袖短パンにサンダルという猛者もいました。強い。
ミュージカルの内容ですが、話のスジは難しくなく、ところどころ現代的なアレンジもあり。劇中にはスマホ・ガラケー・Youtube的な動画サイト・遊園地・爆撃機・UFOなどが登場します。…ちょっと語弊もありますが、嘘はついていないです。気になった方はぜひ劇場へ。
推しは最高でした。もともと暖かみのある優しい歌声が魅力でしたが、舞台の上では力強さのある伸びやかな歌声。ミュージカルだからこそ出てくる魅力というものがあるなと思いました。
共演の方々も素晴らしく、1回目の観劇では特にベンヴォーリオと死が印象に残りました。ベンヴォーリオは狂言回し的な役回りですが、これがまたなかなか良い役どころで云々…(長くなるので以下略)。あと死はバレエダンサーの方が担当するのですが、身体表現…というのでしょうか、動きの緩急や滑らかさがあまりに綺麗なダンスを踊るので、バレエにも俄然興味が湧きました。
カーテンコールでは推しの舞台挨拶もあり、満足の内に帰宅して翌日は山行( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6813888.html )。推し活ということでファンレターもやってみようと思っていたので、山行前に「乃木坂トーク」というアプリで観劇の感想・応援のファンレターを送りました(レター機能(アプリ内課金)がある)。ファンレターを書いたのはいつぶりだろうと考えてみたのですが、「金色のガッシュ!!」の雷句先生に送った時以来でした。いろいろと懐かしい。
その後は時間のある時に考察サイトや観劇の感想ブログなどを読んで、1回目ではあまり注目しなかったティボルトやマーキューシオについても理解を深めつつ2回目の観劇に向けて気持ちを準備。
■観劇記2
そうして迎えた6/3のマチネ(昼公演)は、1回目では主役しか追えなかった場面の全体を観なおしてみたり(仮面舞踏会など)、気になっていた小道具をよく見たり…と、一度通しで観た事がある故にいろいろ改めて注目して分かった事が多かったように思います。
夜公演とは違って仕事終わりに観に来るなどができない時間帯(月曜昼)のため、客層も1回目(金曜夜)の時より年齢層が高めの印象。また違った雰囲気で観劇を楽しむ事ができました。
2回目は事前にいろんな人のさまざまな解釈を読んでから来ているので、1回目の時よりも感情移入しながら観ていました。思いを寄せるジュリエットに「あの強くてやさしい従兄」と言わしめたティボルトの事。「くたばるがいい どっちの家も」と言ったマーキューシオ。
何気なく聞き逃しがちな台詞も、背景を理解してよくよく意味を考えてみると…という部分があり、1回目のようにまっさらな状態で臨むのも一興ですが、こうして解釈を深めてから観劇に臨むのもまた楽しいものでした。
この日のカーテンコールは劇場の照明がついてからも拍手が止まらず、劇場内が明るい状態で幕が上がりました。カーテンコールは劇場が明るくなったら自然に終わるものと思っていましたが、こういう事もあるんだな、とひとつ経験になりました。カーテンコールの本義「拍手で出演者を再び舞台上に呼び出すこと」を考えると、カーテンコール本来の姿とはこういう事なのかもしれない…と思ってみたり。
■観劇記3
東京公演はチケットを取れたのが2枚だけだったので、東京分はこれで終わり…と思っていたのですが、千秋楽の生配信(とアーカイブ配信)があった事を思い出し、アーカイブ配信で千秋楽を見る事に(千秋楽はマチネのため生配信が見られなかった)。
2回劇場に足を運んでいるので、映像で見るのはどんな感じなんだろう…さすがに現地で見る方が臨場感があっていいんだろうな…とも思っていたのですが、映像には映像の良さがありました。
劇場で観る時のような音響の迫力こそないのですが、映像なので全体のヒキ画/役者さんの顔アップなど見どころに合わせたスイッチングやカメラワークにより、かなり話の運びが分かりやすい見せ方になっていた印象です。あとは巻き戻して見られるのも映像のひとつの強み。
例えて言うなら野球の試合を現地で観戦するかテレビ中継を見るか…の違いみたいなもの。臨場感や現場の空気感を取るなら劇場の方に、ハイライトを追っていく分かりやすさを取るなら映像の方に軍配が上がりそうです。
劇中でキャピュレット夫人の表情にカメラがフォーカスする場面があり、ジュリエットに対するキャピュレット夫人の気持ちはこうなんだろうな…と劇場で観ていた時何となく考えていた事が、映像を見る事でひとつ答え合わせできました。
劇場で観ている分には観客が舞台のどこを見るか自由ですが、映像では話の進行上特に大事なポイントをスイッチングで見せていくので、話の意図は伝わりやすいんだな、と思った次第。
カーテンコールは千秋楽のためいつもより長く、舞台挨拶もあり。そのすべてに満足して東京公演での観劇体験は幕を閉じました。
■まとめ
以上が推し活の一貫で観劇に出かけてみた、の記録。はじめは観劇なんて楽しめるのだろうか…とも、お金かかるし…とも感じていたのですが行ってみるもんだな、と思いました。「Primum viveri deinde philosophari.」という格言がありますが改めてその通りなんだな、と。
これは東京公演の記録でしたが、愛知・大阪もチケットが取れているので楽しみです。大阪は今まで通過した事しかないのでこの機会に街歩きしてみようか画策中。グリコ看板でも見に行こうかしら。
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