黒伏南壁・中央ルンゼ
山形県
ぞうげ
wooham
体力度について
- GPS
- 09:38
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 2,536m
- 下り
- 2,537m
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- 山行
- 9:39
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:39
| 天候 | ピーカン |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
沢に仮設の橋はなし。 飛び石で渡渉。 |
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感想
東北の貴重なマルチができる黒伏南壁。
天気に恵まれて爽快なクライミングができた。
スキー場Ｐ３駐車場から南壁の基部までアプローチは１時間。
登山道は明瞭。分岐も看板があった。
熊の糞もあった。
１ｐ目、Ｖ・３０ｍ。ぞうげリード
フェイスを直上。バランス悪く、ホールドも甘い。いきなり黒伏の洗礼を受ける。離陸地点から見える古い終了点を無視して１０ｍ弱登るとペツルハンガーあり。フリーで行けてヨカッタ。
２ｐ目、�掘Γ械娃蹇�woohamリード
ビレイポイントから左上したあと、フェイスを右上。出だしがバランシー。
３ｐ目、5.8・４５ｍ。ぞうげリード
序盤の核心。フェイスを右上→左上→直上する。
右上→左上に移行するところが悪い＆支点が折れ曲ったＲＣＣボルトで生きた心地がしない。
ＲＣＣボルトでセルフ後、キャメロット0.4番を決めて突破。
キャメロットがなかったら敗退だったかも。
２５ｍほどでペツルハンガーがあったものの、距離が短すぎるため先へ進んだらボロいリングボルトの終了点しかなくヒヤヒヤであった。
帰りはまっすぐ懸垂して降りたが、カムがあれば右上→左上せず、ずっと直上したほうが快適に登れそうだった。
４ｐ目、�掘Γ械娃蹇�woohamリード
風の踊り場。簡単なスラブ。
この日は風が気持ちよかった。
５ｐ目、�掘Γ横毅蹇�ぞうげリード
逆層スラブ。難しくないが支点が少ないので注意。
６ｐ目、Ｖ・３０ｍ。woohamリード
中央ルンゼの右壁を直上し、バンドを左上。
バランシー＆岩が脆い。残置は豊富。途中でペツルハンガーの支点もある。
７ｐ目、5.10ｂ・３０ｍ。ぞうげリード
垂壁にハンガーが連打されている。
垂壁は薄いフレークで登っていけるが、フレークが亀裂入っていて脆そう。
なるべくしっかりした岩を選んでフリーで突破。
３ｐ目のほうがムズい。
高度感バツグン。
８ｐ目、5.10a・２５ｍ。woohamリード
終盤の核心ピッチ。フェイスを残置に従い小ハング直上→右上→左上→ふたたび小ハングを直上。
ハング越えが両方ともマントルでパワー系。
ホールド探すの一苦労。
ラダー使ったにしても突破したwoohamはさすが。
フォローだったのでラダー使わずに行ったが怖かった。
９ｐ目、5.10a・２５ｍ。ぞうげリード
右へ５ｍトラバースし、スラブを直上。
めちゃくちゃムズい。
ボルトは連打されているが、みんな腐ってる。
落ちたら支点がぶっ飛びそうなため、ほとんどＡ０で突破。
最後は草付きに突っ込み５ｍほど登ると草の影に終了点があった。
帰りは懸垂６ｐ。
９ｐ〜７ｐ終了点。
７ｐ〜６ｐ終了点。
６ｐ〜５ｐ終了点。
５ｐ〜３ｐ終了点。
３ｐ〜１ｐ終了点。
１ｐ終了点〜取付き。
６ｐ目〜７ｐ目以外は岩がしっかりしており快適な登攀ができる。
あまりカムが使えるところは少ないが、0.3〜１が１セットあると７ｐ目は助かるかも。
３ｐ目を直上するなら0.75〜２が２個あると突破できそうだ。
東北に住んでるからそのうち行きたいね！とゾウゲさんと話していた。
7ヶ月に入りお腹が出てきたのでトップアウト出来るか不安でしたが(特にマントルが)、安心出来る終了点でどのピッチのクライミングも楽しかった！
3pの一手が足場悪くて、カチ繋ぎのボルダリングムーブだった笑
リスク承知で組んでくれたパートナーには感謝😃
復帰したら、次は三十路に行きましょう。
南壁で暑さを心配しましたが、終始心地よい風が吹いて気持ち良かったです✨
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