猛暑de埼玉 埼玉県茶業研究所前 奥武蔵秩父ベストハイク 本日のメインは読書?


- GPS
- 01:07
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 0m
- 下り
- 26m
コースタイム
天候 | 晴れ 猛暑 汗だく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自宅最寄駅→東京駅→八王子駅→金子駅 【帰り】 中神バス停→河辺駅(温泉)→拝島駅→川越駅→大宮駅→自宅最寄駅 休日お出かけパス使用 自宅最寄駅→金子駅 1518円 河辺駅→大宮駅 945円 大宮駅→自宅最寄駅 1451円 合計 3804円 そこそこお得 |
その他周辺情報 | いろり庵きらく 自宅最寄駅店 梅の湯 北海道ラーメンひむろ |
写真
感想
昨日はanoyama-getさんとのコラボで結構歩いた。朝から少々筋肉痛がある。また、夕刻から雨が降った。よって山は濡れている可能性がある。昨日の電車酒場の本が面白かった。今日中に何とかその本を読み終えたい。ということで、読書たっぷり、ハイク少々、温泉という1日を企画した。
しかし、それでもどこかのリストのポイントを増やしたいと思い、奥武蔵秩父ベストハイクの一つを組み込むことにした。本当だったら冬の午後ハイクなどに組み込みそうな所であるが、今日みたいな日に歩くのもいいと思われる。
自宅を朝7時とゆっくりとスタートした。いろり庵きらくで朝食をとり、東京駅まで1時間、八王子駅まで1時間、金子駅まで30分と2時間30分ほど読書の時間をとった。昨日から読み続けている「黒牢城」が、面白くじっくりと読んでいく。
この本は、数年前に直木賞を受賞した作品で、織田信長に反旗を翻した荒木村重と彼が治める有岡城を巡る物語である。反旗を翻した村重を元の鞘に戻そうと黒田官兵衛が城にやってくるが、捕えられて牢に入れられてしまうところから物語が始まる。
できるだけ座って読みたいので、始発がある駅から乗ることを目指した結果、このような乗り継ぎになった。
最初は有岡城の様子や周りの状況が描かれていくが、その中で問題が起きる。それを村重が解決していくことが物語の大きな流れなのだ。一つに事件に関してたくさんの人の話を聞いて総合的に判断していく村重、聡明さを感じる。それでも、なかなかうまくいかない時は地下の牢に囚われている官兵衛と話に行く、牢の中でも官兵衛は全てお見通しのようだ。こうして、一つに事件が解決していく。そう、この物語は歴史ドラマではなく謎解きミステリーなのであった。
金子駅から歩き始める。過去2回ここからスタートしたことがあり、桜山展望台や七国峠展望台を訪れたことがある。そう、今回は3回目だ。前2回はいずれも北方に舵を取ったが、今回は東に向かって歩いていく。道標を見つけたら、あとはそれらの道標とヤマレコマップを頼りに目的地に近づいていく。埼玉県は暑い日だ、汗を拭き拭き、ダラダラ流し、「今日もまずいなあ」と思いながら歩いていった。
2kmほどで目的地に辿り着いた。奥武蔵秩父ベストハイクを1ポイント追加である。
埼玉県茶業研究所は、昭和3年に入間市に設立され、昭和46年にこの地に移ってきました。ここでは、埼玉の気候に適した茶の栽培について、品種の育成や栽培方法の開発を続けています。
さて、ここから詰まった。この赤線をどこに繋げようか?東に歩くとものすごい距離を歩いて西武線。南に行けば八高線の箱根ヶ崎駅。どっちかと思ったが、この汗の状況、気温の状況、本日は無理と判断した。金子駅に戻るのも何だか違うと思った。結局北に歩き、入間駅と河辺駅を繋ぐバス通りに出た。目の前で入間駅行きのバスが走り去っていった。
時刻表を見ると入間駅行きと河辺駅行きが同時刻に出るようです。私は河辺駅行きを選択しました。そう、そこに温泉があるから。
温泉でさっぱりし、ビールでも飲もうかと思ったが、席についても店員が来ず撤退。大宮に行こうと判断した。ここから、拝島駅→川越駅→大宮駅と乗り継いだが、その中でも読書でした。
荒木村重が治める有岡城に織田の軍勢が攻めてきて、村重の陣営は弾き返した。首級が4つあるが、敵が逃げながら言っていた「大将が討たれた!!」という敵大将の首が見つからない。そんなミステリー。
村重が諜報活動に使っていた僧侶と守っている豪の者が討たれてしまった。誰が彼らを斬ったのか、織田の手のものか?味方の中に内応者がいるのか?そんなミステリー、もちろん全て黒田官兵衛は知っている。
大宮では昼食兼夕食にラーメンを食べ、一気に電車酒場。最後まで一気に読み通した。残念ながら、有岡城がどのように敗れていくのかという記述はない。荒木村重自ら毛利に援軍を求めて出立するところで物語はほぼ終わり。その後の登場人物の様子が語られて終わる。
そう、この本は歴史的謎解きミステリーなのだ、歴史大河ドラマではないのだ。読み終えた時、そう思った。この本は、謎解きミステリーだと思って買うことをお勧めする。歴史小説ではなくエンタメである。でも、それでも面白かったと思う。文庫本で1000円近かったが、十分楽しめたと思う。
そう、この日は読書メインの日だったのだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する