焼岳 新中の湯ルート
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新中ノ湯口は焼岳登山の最短ルートです。 今月2回目の焼岳も、同じルートで行って来ました。 安房トンネルが無料(6/28)になったので、飛騨側から更に行き易くなります。 登山口から下掘出合までは樹林帯歩き、下掘出合から焼岳山頂までは、焼岳を眺めながらのひたすら登りです。 2週間前にはまだあった残雪は、ほとんど無くなっており途中20m程あったのみでした。 もうじきに、溶けて無くなってしまうでしょう。 山はあっという間に春を終え、初夏に向かいかけてました。 登山ポストは無し 水場も無し 駐車場は登山口付近に15台位停めれます。 下山後の温泉は、平湯温泉「神の湯」・「ひらゆの森」などがオススメです。 今回は「ひらゆの森」(500円)に浸かって、またーりしてきました。 |
写真
感想
先日の「朝から焼岳」に続いて、今回も焼岳に登って来ましたー。今月2回目の焼岳。
そんな焼岳ラブ?な山ちゃんですが、今回の登山は行きつけのBAR「呑舌」のマスター、NAGASE君と
山ガール?LINARESさんの3人で行って来た記念すべき呑舌登山部?初の、山行でした。
そもそもの今回の山行のきっかけは、最近、登山の魅力を会う人会う人にひたすら伝えている山ちゃんですが、
それに触発され、登ってみたい気分になっていたNAGASE君を、とどめの一言
「山頂でのビールとケイチャン、最高やさー!!!」
この言葉で、うまーく誘い出した事から始まりました。
我ながら誘い上手というか、単に自分がビール&ケイチャン企画をやってみたかっただけでもあるんやけど・・・。
何はともあれ、夜の男を上手い事、昼間に誘い出すことに成功。
そんな話をカウンターでしていたら、それを聞いてた初対面の山ガールも参加を表明。
2人の男のテンションは、出発前からアップしたのでした。
しかし前日になって初対面の山ガールから体調不良の為、キャンセルとの連絡が・・・。
ちょっとテンション下がってしまったけどその夜、最終打ち合わせ&山ガールキャンセルの報告をする為、
「呑舌」に寄った際、そこで飲んでた知人LINARESさんを言葉巧みに誘う事に成功
再びテンションアップして、上述の3人で登山に行く事が決定したのが夜中の1時。
なんとも危うい計画です・・・。反省反省・・・。
そして翌朝8時頃に、2人をお迎えにあがり高山を出発。
登山口までは、もちろん安房トンネルではなく安房峠を利用です。
そしたら前回のひだらいちょう山岳会焼岳登山の帰り道で、てるさんを車に酔わせたのと同様に、
NAGASE君を軽ーく車に酔わせてしまった・・・。
一度ならずも二度までも、山ちゃんの運転が荒いのか?安房峠のカーブが悪いのか?
まあ両方やとは思うけど、運転には気をつけんとだしかんですなああ。
何はともあれ9時30分頃、焼岳登山口到着!!!。
今回の登山では、約束通り、山頂で楽しい宴会をする為の材料をザックの中に大量に忍ばせたので、
いつもの日帰り登山よりだいぶ重たいザックを背負い、準備完了。
9時40分
登山口出発!!!。記念すべき呑舌登山部、初めての山行がここにスタートしたのでした。
なにぶん登山初心者の2人と行くので、歩き始めはややゆっくり目に山ちゃんが先頭に立って
ペースを作りながら歩いていきます。
焼岳登山道は、いきなり急坂が20分程続くシンドイ道だけど、思いのほか2人とも余裕そうだったので、
途中からはNAGASE君に先頭に立ってもらって、NAGASE君のペースで歩く事に。
なかなかいいペースです。おしゃべりをしたり写真を撮ったりする余裕もでーれ有りで、
一応コースタイム位で歩ければいいかなああと思っていたんやけど、それよりも早く
10時50分
中間地点の下堀出合に到着。森林限界を超え、初めて焼岳とご対面です!!!
雲一つない青空に白い噴煙上げる焼岳の姿が、良く映えていましたー。
NAGASE君でーれ感動してくれてます。そんな姿を見ると、山ちゃんもでーれ嬉しかったです。
どうして俺は32年間、こんな素敵な景色を知らなかったんだー」的な事を言ってくれる感動っぷりです。
また、「森林限界」というコトバもいたく気に入ってくれたみたいでこの後、事あるごとに「森林限界」のフレーズを発してました。
ちなみに、焼岳登山道は中間地点を境にガラリと、その様相が変わります。
前半は樹林帯の中の登り、後半は噴煙上げる焼岳を眺めながらのひたすら登り。
ここからが本格的な登山です。休憩して気合いも入ったので、再び登り始めるとします。
2週間前に登った時は、まだ残雪も有り雪上歩きを楽しめた登山道も、雪はほとんどなくなり
木々は新緑が鮮やかで、山は初夏を迎えてました。ちなみに、残雪歩きはわずか20m位でした。
さすがに標高も高くなってきたのと、慣れない岩場歩きは難しいみたいで、
休みもやや多めに、そしてペースもややゆっくり目になってきたけど
「あと少しで更なる絶景が飛び込んでくるんやさー」
っと登りたい気分を高めるセリフを吐きつつ、励ましながら登って何とか更なる絶景の待つコルに到着。
ここで飛び込んできた笠ヶ岳の景色を眺めたご両人、テンションアップです。
コルから山頂まではもう少しなんやけど、ココから先が焼岳登山の難所です。
ここは片側が谷になってて少し恐怖を感じる箇所なので、山側に体重を預けるように伝えて
「ゆっくり歩けば問題無いさー」って言って、慎重に歩いてもらいます。
慎重に危険個所を通過したら、いよいよ山頂直下に出ます。
山頂直下の場所からも、更なる絶景が飛び込んできました。
それはNAGASE君のコトバを借りるところ「穂高達」の姿です。
山頂直下からの登り、見た目は結構、急に見えるんだけど見た目ほど急ではないので、ここも慎重に一歩一歩登り、
12時20分
見事初登山にして焼岳登頂です、良かった良かった!!!
更に、この日は梅雨の合間のど晴天の日だったので、360度の大パノラマが広がり、遥か遠くにある富士山の頭も微かに見えました。
絶景を堪能する2人の姿を尻目に、山ちゃんはお約束の準備に早速とりかかります。
そうケイチャンです。
そして準備も出来たので山頂にいた2人を呼んで、お待ちかねの瞬間。ビールでカンパーイ!!!
3人分背負ってきたので、重たかったはずです・・・。
でも山頂で全部3人のお腹の中に入れたので、帰りは軽かった。
山頂でのビール、でーれ美味かったっす。
ケイチャンを食べ終えた後は、下界同様に〆はうどんです。
そしてこの味噌煮込みうどんが、ケイチャンから出たダシというか脂と持ってきた味噌の量と
適当に入れた水とが絶妙にマッチして、でーれ美味かったー。
多分二度とは作れないであろう奇跡の味が、ここに生まれたのでした。
ビールも飲んだし、ケイチャン&うどんも喰らってお腹いっぱいになって、更には天気も最高。
心もお腹も満たされたので、次することは絶景をバックにしばしの、お昼寝です。
こうして実に2時間近く山頂に滞在し、十二分に堪能したので
14時05分
下山開始です。
登りよりも下りの方が、足への負担が大きいので、慣れてないと下りの方がシンドイです。
やもんで、けっつまずいて転ばないように注意してもらって、ゆっくり下ります。
LINARESさん、だいぶ疲れてきたみたいだったのでストックを貸したら、杖をついて歩くお婆ちゃんみたいになってまった・・・
また途中、3人グループとすれ違ったんだけど、その中の一人は、なんとNAGASE君の知り合いでした。
初登山にして、山で知人に出会うとは!!!
これは間違いなく山の神様にNAGASE君は、好かれてますな。
そんな出来事がありながら、ゆっくりと時間をかけて下り
15時15分
中間地点の下堀出合に到着。
やはり、だいぶ足にきてるみたいで登りとほぼ同じ時間がかかったのでした。
確かに2人とも、だいぶ疲れてるみたいで顔の表情がよろしくなかったです。
「あと1時間やさー」っと励まし、焼岳とサヨナラして樹林帯に突っ込んでいきます。
NAGASE君もだいぶ疲れたみたいで、登山道に座り込んだりしてました。
「あと10分、あと5分」っと適当なコトバを言いながら、励まして下って、なんとか
16時30分
登山口に戻って来ましたー!!!
こうして記念すべき呑舌登山部初の山行は、怪我人を出す事もなく、
ほぼ予定通り順調に無事に行う事が出来ましたー!!!。
登山を終えた2人に、「次回もまたどっか別の山に登りたいけな?」って聞いたところ
LINARESさんは、「別に登らなくてもいい」っと。
一方、NAGASE君は、「また行きたい、更には「呑舌」を山BARにしよう」的な、
壮大な計画まで語ってしまう位でした。
NAGASE君が山ちゃんの目論見通り、登山の魅力にはまってくれたみたいなので、
どうやら呑舌登山部は、今後も活動は行われる見込みです。
その後は「ひらゆの森」でゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒し、再び2人を家まで送り届け、
翌早朝は日本vsデンマーク戦を「呑舌」で観戦する約束だったので
「じゃあまた、8時間後・・・」の言葉を残して、楽しい楽しいゆるゆる登山の一日は終了しました。
そして翌早朝は、ちゃーんと3時30分から応援してきたのでした。
しかも日本勝利、登山にサッカー観戦に実に濃密な時間を過ごせた素敵な休日でしたー。
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