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記録ID: 69619
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鎮魂への一日、長野県松本市上高地と岳沢ヒュッテ

2010年07月01日(木) [日帰り]
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GPS
03:30
距離
8.4km
登り
672m
下り
664m

コースタイム

7:50上高地BT-8:30岳沢入口-9:50岳沢ヒュッテ10:10-11:30慰霊の塔11:45-上高地BT12:20
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松本ICよりR158を上高地・高山方面へ、約30分で沢渡へ到着します。
ここからシャトルバスへ乗り換えます。
季節により違いが出ますが、本日は毎時20分と50分に沢渡大橋を出発します。
駐車料金は何処でも1日 500円、1泊2日で1,000円となります。
沢渡大橋、沢渡中、沢渡上では比較的近くに飲食店と温泉が有ります。
コース状況/
危険箇所等
岳沢と横尾・槍方面の道の分岐から暫くは湿地帯を歩きますので、岩に着く苔や木の根によるスリップや転倒に注意が必要です。その後がけ崩れ現場を十数メートル横切りますので、倒木や枝葉による体積物での引掛りや踏み抜きへの注意。その先は石が多くなってきますので、浮石や岩の突っ掛かりに寄る転倒、ガラ場の浮石や落石に注意が必要です。
ほとんど危険でない場所は有りませんが、普段の歩き方をきちんと踏んでいれば、大きなケガをする事はないと思います。
但し崖崩れ間際の場所や雪渓が残ってますので、そこ通過する際の滑落や転落・踏み抜きに注意が必要です。
マーキングや道標が継続的に有りますので、注意を払って歩けば道を間違える事は有りませんが、岳沢ヒュッテ付近のガラ場をトラバースする際は雪渓に気を採られ利とマーキングを見落とすと、そのまま直登してブッシュに突入します。
この道は積雪時の道の為に、この時期に通ろうとすると「道がなくなっている」と焦りますが、落ち着いて左側のガラ場をトラバースし岳沢ヒュッテの建物へ向かって進めば何とかなります。
気が付かなくも大分先に先にロープが張って有り、注意を促していますので素直に従えば大事に至る事はないと思います。

岳沢ヒュッテは雪崩による崩壊から苦節数年で再建されます。
2010年8月の営業再開を目指して現在急ピッチで建設中です。
再開した際は皆様是非ご利用をしてみては如何でしょうか?
先ずは焼山ですね。
これが見えるといよいよ上高地ですね。
2010年07月01日 07:37撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:37
先ずは焼山ですね。
これが見えるといよいよ上高地ですね。
大正池に映える穂高岳連峰
2010年07月01日 07:39撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:39
大正池に映える穂高岳連峰
これが慰霊碑です
2010年07月01日 07:51撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:51
これが慰霊碑です
11時から始まる慰霊祭の準備です
2010年07月01日 07:51撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:51
11時から始まる慰霊祭の準備です
全体像はこんな感じ、10年前は出席者のテントは無く、雨降りの場合は傘をさしてました
2010年07月01日 07:52撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:52
全体像はこんな感じ、10年前は出席者のテントは無く、雨降りの場合は傘をさしてました
バスターミナルバスの出入り口に有ります。
2010年07月01日 07:52撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:52
バスターミナルバスの出入り口に有ります。
ここから見た吊尾根
2010年07月01日 07:53撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 7:53
ここから見た吊尾根
さあ、岳沢に向けて歩き出しました
川岸散策道からのからの定番の風景
2010年07月01日 08:03撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:03
さあ、岳沢に向けて歩き出しました
川岸散策道からのからの定番の風景
河童橋脇のからのカット
2010年07月01日 08:07撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:07
河童橋脇のからのカット
河童橋から焼山を望む
2010年07月01日 08:08撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:08
河童橋から焼山を望む
ヤマレコ投稿用、なんてね。
2010年07月01日 08:10撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:10
ヤマレコ投稿用、なんてね。
河童橋から少し歩いた所です
2010年07月01日 08:12撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:12
河童橋から少し歩いた所です
2010年07月01日 08:14撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:14
2010年07月01日 08:15撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:15
2010年07月01日 08:15撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:15


写真でした。
2010年07月01日 08:15撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:15


写真でした。
分岐点、この看板の後ろの大木の陰にリュックをデポしてGO!!
2010年07月01日 08:24撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:24
分岐点、この看板の後ろの大木の陰にリュックをデポしてGO!!
崖崩れ現場、もし巻き込まれたら・・・
ひとたまりも有りません
2010年07月01日 08:41撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:41
崖崩れ現場、もし巻き込まれたら・・・
ひとたまりも有りません
お決まりの風穴、冷たく気持ちが良い風が来ます
2010年07月01日 08:53撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 8:53
お決まりの風穴、冷たく気持ちが良い風が来ます
歩き始めて1時間ちょっと、岳沢ヒュッテが見えて来ました。
2010年07月01日 09:43撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 9:43
歩き始めて1時間ちょっと、岳沢ヒュッテが見えて来ました。
雪渓がまだ残っていますが、
十数年前とは大分雰囲気が違う様な・・・
2010年07月01日 10:02撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 10:02
雪渓がまだ残っていますが、
十数年前とは大分雰囲気が違う様な・・・
振り返れば迫力ある吊尾根
2010年07月01日 10:03撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 10:03
振り返れば迫力ある吊尾根
振り向けば前穂・明神岳が・・・
2010年07月01日 10:04撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 10:04
振り向けば前穂・明神岳が・・・
復興中の岳沢ヒュッテ
2010年07月01日 10:06撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 10:06
復興中の岳沢ヒュッテ
外周りは大分出来上がっています
2010年07月01日 10:10撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 10:10
外周りは大分出来上がっています
滑り込みの慰霊祭、献花には何とか間に合いました
遺族代表者からは救助隊(者)への感謝の念とへりが墜落し3人亡くなった事への無念さ、そして今年も遭難死亡者が0人と報告出来る様な慰霊祭となる様、登山者一人一人がそれを意識した行動をとる様、心強い強い希望を述べられていました
2010年07月01日 11:38撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 11:38
滑り込みの慰霊祭、献花には何とか間に合いました
遺族代表者からは救助隊(者)への感謝の念とへりが墜落し3人亡くなった事への無念さ、そして今年も遭難死亡者が0人と報告出来る様な慰霊祭となる様、登山者一人一人がそれを意識した行動をとる様、心強い強い希望を述べられていました
友人のご両親です
2010年07月01日 11:41撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 11:41
友人のご両親です
穂高連峰が綺麗です
2010年07月01日 11:47撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 11:47
穂高連峰が綺麗です
やはりこの場所は定番ですね
2010年07月01日 11:49撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 11:49
やはりこの場所は定番ですね
バスを待つ間のひと時
2010年07月01日 12:06撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 12:06
バスを待つ間のひと時
樹林の合間から穂高が
2010年07月01日 12:14撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 12:14
樹林の合間から穂高が
このバスで沢渡へ帰ります
2010年07月01日 12:14撮影 by  DSC-W170, SONY
7/1 12:14
このバスで沢渡へ帰ります
撮影機器:

感想

少し計画にゆとりが無かった事と、出発の遅れがそのまま慰霊祭の出席の遅れにつながり少し心残る山行となりましたが、約十年ぶりに訪れた岳沢には着てみて良かったと感じましたのでOKとしました。(自己満足ですね)
しかし十年余りでこんなにも地形が変わるなんて山は丸で生き物の様でした。
友人の遺骨を埋めた象ぐらいの大きな岩が見当たりません。
当時ヘリポート脇のガラ場は深さ数メートルの谷でしたが、今は数メートルの高さのガラ場の尾根になっています。
こんなに岩や石が上から落ちて来たら、山はなくなっちゃうんではと思うぐらい、岩や石が川の様に流れて来ているのにはびっくりしました。

今回はコースタイムでは、上り2時間15分、下り1時間45分である事を考えると、トレイルラン状態になっていますね。リュックを分岐点にデポし軽装で歩いたのが幸いしましたが、それでもかなりきつかったです。
でもいい汗をかく事が出来ましたね。

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