櫻坂46 シブツタ・代々木 '24 6/27
東京都
only-kaimon
- GPS
- 01:09
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 21m
- 下り
- 0m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
〜東京メトロ銀座線 【帰り】 京王新線〜都営新宿線…（徒歩）…つくばエクスプレス〜 全線でIC可。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所なし。 |
| その他周辺情報 | 都会なので大体のものはあります。 |
写真
この日は浅草でお仕事。銀座線1本で渋谷まで行けるな、と思い SHIBUYA TSUTAYAに寄ってから帰る事にしました。写真はアサヒビール本社とスカイツリー。撮影時刻は20:20（写真アプリ上でゴーストを消した時に時刻情報が飛んだ）。
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渋谷駅に到着。浅草も海外から来た旅行者の方が多いですが、渋谷も同じ感じ。忠犬ハチ公像では入れ替わり立ち替わり記念撮影が行われていました。
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で、このビルがSHIBUYA TSUTAYA（シブツタ）の入っているQFRONT。2Fのスタバは渋谷名物のスクランブル交差点を見下ろす位置にあって人気です。このスクランブル交差点は「世界で最も混雑する交差点」として知られ、海外の方たちはアクションカメラやスマホを回しながら横断歩道を渡っていました。東京ではこれが日常ですが、海外の方からすると珍しい光景なんだろうな。
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シブツタではCD・書籍の販売もありますが、リリースに合わせたイベント・展示の方が有名です。1Fで催されていたのは いわゆる「サザン」について展。長いことずーっとサザンの良さが分からなかったのですが、1年ほど前に偶然ラジオで聞いた「C調言葉に御用心」が良過ぎてそこから（今までピンと来ていなかった曲を含め）サザンもいいなと思うようになりました。いつ興味を持って好きになるかなんて案外分からないものです。
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B2F。ここはCD・書籍が販売されているフロア。ちょうどこの期間は櫻坂46の9thシングル発売（6/26）に合わせて特別にパネル展示や装飾・POPが出ていました。シブツタに足を運んだのはこれが理由。リリース直後しか見られない期間限定を体験しに渋谷にやって来ました。写真のように売場の棚エンドにはメンバーの宣材写真が貼られていて、メンバー直筆のコメントやサインも見られます。写真に写っているメンバーは右から谷口愛季（以下敬称略）、中嶋優月、遠藤光莉、見切れで大園玲。記録色。
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各メンバーの写真の上にはこのような手書きPOPあり。書いている方もたぶん相当のファンだと思われます。熱量がすごい。文字数もかなりあります。ザッと見た感じ少なくとも原稿用紙1枚分くらいの文字量。CDショップという業態自体が衰退していく中で、こういった手書きPOPには懐かしさを感じます。今日び手書きのPOPなんてものはドン・キホーテくらいでしかお目にかかれません。記録色。
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で、こちら。リード文の「度」「玲」「癒」に見られるような、太文字の字画が重なり合うようなレタリングも手書きならではの魅力です。デザインフォントでもこれ系の書体はありますが、手書きの自由さには敵いません。あと、これだけの文字量がちゃんと収まっているのもすごいポイント。末尾に「ダメだスペースが」とは書いてありますが、あくまでこれはウィット。この収まりの良さはさすがに下書きなどで文字間を計算しているはずです。何気ないけれどよくよく見てみると実に緻密に作られているもの、それが手書きPOPです。職人技だ。記録色。
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パネル展示。MVがテーマのパネルに、メンバーのコメントやサインが書き込まれています。櫻坂46は毎シングル7曲のうち3曲にMVあり。B面・共通カップリング曲の「引きこもる時間はない」（一番左、Y2Kファッション？の集合写真）は、ここQFRONTの屋上がロケ地となっています。これがいわゆる聖地？ 屋上で撮られた写真を地下で見ていると考えるとちょっと面白い感じもします。記録色。
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各メンバー直筆のコメント・サインを見る事ができるので、手書き文字好き（筆跡萌え）としても楽しめました。個人的に一番カッコイイ筆跡と感じたのは小田倉麗奈。シュッとした流麗な感じが良く、字に合わせてところどころ長体（縦長の文字）・平体（横長の文字）が使われているのもいいなと思いました。記録色。
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コメントカード？もあります。これは3期生11人全員分。こうして並ぶとそれぞれの文字に個性があってそれぞれに良さがあります。村井優の筆圧感、細長く右に傾いた小島凪紗、谷口愛季の字も端正で好き…こんな事ばかり言っていると字じゃなく内容を見ろ、とファンに怒られそう。記録色。
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こちらは1期生3人分と2期生13人分。独特の癖がありつつ可読性も残す大園玲、THE・丸文字の幸阪茉里乃、角張り感が小気味よい守屋麗奈、軽さとゆとりの田村保乃…云々…みんな違ってみんないい。記録色。
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POP。グループ全体と9thシングルについてビッシリ文字が書き込まれています。読み応えアリ。文字を読むのが好きなので、POPはつい読んでしまいます。記録色。
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9thシングルのアートワークはドレスの裾が水面に咲く花に見えるようにプロジェクションを投影したもの。浅く張った水の中に立ったり座ったりしての撮影…？という事だと思うのですが、どういうセットを組んで撮ったのか今ひとつ想像がつきません。不思議な画です。ちなみに個人的に一番好きなアートワークは5th。画的に全然そんな事はないのですが、何となくトリアディック・バレエを思わせる雰囲気があって良いんだな。記録色。
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通常盤（1200円）を購入。店舗購入特典でフォトジャケットという紙がついてきました。この通常盤はTypeA〜Dと違い、特典BD（ライブ映像などが収録）、生写真、抽選応募シリアルナンバー（AKB48の「握手券」に相当するもの）が入っていない純然たるCDシングルです。通常盤を買ったのは今回が初めてでした。記録色。
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QFRONTを後にして夜の散歩。すでに赤線が引かれている初台まで歩いて線をつないでみます。渋谷モディの立つ神南一丁目交差点から左折して公園通りへ。
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代々木公園のケヤキ並木。街灯はありますが、夜も煌々と光り続ける渋谷の街並みとの対比で暗く感じます。ダンスの練習をする若者の他はほとんど人がいません。
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不思議な曲線の屋根は国立代々木競技場 第一体育館。競技会場として使われることはもちろん、コンサート会場としても有名なアリーナです。
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一旦、代々木公園通りに出た後ふたたび公園内へ。公園のはずれのエリアにはここにお住いの方のお家などもあり、こういう雰囲気がダメな人は夜歩くのに勇気がいるかも。
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高級マンションの並ぶ切通坂を抜けて代々木八幡宮の一ノ鳥居が立つ石段前。周りの建物を見ていかにもハイソな界隈だなと思っていたのですが、切通坂でゴキブリを見ました。高級な街にもゴキブリはいるものなんだな、と妙に感心。
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代々木八幡宮を後にして山手通りを北に進みます。歩道が広く、ランナーの姿もちらほら。地形的にここは浅い谷底で、かつて渋谷川水系の川（宇田川支流）が流れていたそうです。
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首都高の隙間から新宿パークタワー。西新宿を歩いた時（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6881720.html ）に見たな、と思い出しました。
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装備
| 個人装備 |
10Lバッグ（仕事用）
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|---|
感想
・・・
シブツタの展示を見に行った記録、と夜の代々木のお散歩レコ。
■渋谷へ
櫻坂46の東京ドームライブ（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6937166.html ）参戦後、これから行われるライブにも行ってみようと思ってFCに加入（チケットのFC先行抽選がある）。東京ドームを経てライブ前よりも櫻坂のことが好きになり、イベント参加を経ると多少意識も変わるものなんだという事を体感しました。
その影響もあってか、たまたま浅草での仕事があった日の夜、ちょうどシブツタで櫻坂の展示がやっていたはず、浅草から渋谷まで地下鉄1本だし行ってみるか…と思い立ち、ノリと勢いだけで急遽 夜の渋谷へ。
浅草も大概でしたが、渋谷もインバウンドの方でごった返し。神社仏閣、日本食、サムライ忍者…などいわゆる日本的なものが海外からの旅行者に人気ですが、どうやら渋谷も「日本的なもの」として捉えられている様子。
調べてみると、ハチ公、スクランブル交差点、ファッション・グルメ・ショッピングと分かりやすいものの他、公衆トイレや鉄道のサイン（駅ナンバリング等）のようなニッチな所に関心を持って渋谷を訪れる人もいるんだそう。
■シブツタ
そんな文化の発信地・渋谷のど真ん中、スクランブル交差点に立つQFRONTの中にシブツタはあります。いい立地。
櫻坂46の9thSGリリースに合わせて渋谷ではタワレコ・HMV・シブツタの3ヶ所にパネル展示あり。その中でもメンバー直筆のサインがあり、POPなどの気合いも入っているらしいとウワサのシブツタに行く事にしました。
1Fでサザンの展示を見てからエスカレーターで下りていくとB1Fはマクロス（だったはず）の展示をやっており、さらにB2Fに下りるとそこでは櫻坂のパネルが強力展開されていました。
夜の時間帯で人は少なめ。それでも仕事帰りのサラリーマン、大学生、若い女性が入れ替わり立ち替わりパネルを写真に収めており、撮影の順番待ちも発生していました。土日に来ていたらもっと混んでいた事は容易に想像がつくので、ノリと勢いで仕事帰りに立ち寄って正解だったなと思いながら展示を見て回りました。
見てきた感想ですが、まずPOPが良かった。それぞれのメンバーに合わせて原稿用紙1枚分くらいの紹介文やコメントが書き連ねられており、見応えがありました。
POPはシブツタのスタッフさんが書いているのかしら？そうだとしたら なかなか強火（強い熱量のオタクの事）なBuddies（櫻坂のファンネーム）がシブツタにいる事になります。少なくとも冠番組・メンバーのブログ辺りをちゃんと追っていないと書けない文章でした。
あとメンバー直筆のサインが見られたのも手書き文字好きとしてイチオシポイントでした。子供の頃から漢字が好きで、その延長で文字好き→筆跡萌え…という事なのかどうか分かりませんが、「直筆」っていいよね…という。
翌朝ちゃんと起きられるかの不安はありましたが来てよかったな、と思いました。
■「9枚目」
櫻坂46の前身は欅坂46。2019年2月に8thSG「黒い羊」を出して以来、次のCDシングルがないまま欅坂はその歴史に幕を下ろしました（配信限定シングル・ベストアルバムはある）。次のCDシングルが出たのは2020年12月、櫻坂46に改名後の1stSG「Nobody's fault」。「黒い羊」から紆余曲折を経て、実に1年以上も後の事でした。
改名前の欅坂46が越えられなかった9thの壁を今回のリリースで越えたという事で、欅坂時代からのファンにとって今回は特に意味のあるシングルだったと言えます。いわゆる「第九の呪い」みたいなもの？
2019年の年末近くから欅坂を見ているので、当時の9thSGはまだか…という空気感も何となく覚えています。9thSGを待ち焦がれすぎたからなのか、当時「ラウンドアバウト」「Auguste」等の嘘リーク情報が出たりもしました（実際の9thSG表題予定だった曲は「10月のプールに飛び込んだ」）。懐かしい。
往時のファンにとって「9th」は新シングルのリリースを待ち続けて叶わなかった、ある種の苦い思い出。そのためか今回のリリースには一種のお祝いムードもあったような気がしています。いまの櫻坂のように、定期的にリリースがあるというのは実にありがたい事です。
■9thシングルについて
今回のリリースで櫻坂46の作品はアルバム含めて10枚目。個人的な印象として3枚ごとに節目があるような気がしており、通算10枚目となる今回の9thSGはまた新たなステージへと進むマイルストーンになるのかなと思っています。
1st〜3rdは改名後再出発して最初期であり地歩固め。森田・藤吉・山��（以下作曲者等含め敬称略）のトリプルセンターに率いられて櫻坂46は始まりました。3人に田村を加えた4人、1stAL「As you know?」完全生産限定盤のジャケットに並ぶいわゆる「四天王」がセンター経験者として出揃ったのもこの3rdSGまで。作曲者のクレジットに「デレク・ターナー」という名が出てくるのもこの頃です。
4th・1stAL・5thは櫻坂らしさを模索し展開していった時期。表題曲・リードトラックにバラード（4th「五月雨よ」）やWセンター曲（1stAL「摩擦係数」）が現れ、センターに守屋（5th表題「桜月」）・大園（5thカップリング「Cool」）とかつて「新2期」と呼ばれていたメンバーも登場しました。次世代・3期生が初登場したのも5th。欅坂46の世界観を彩ったナスカ楽曲が復活するのも1stALからです。
6th〜8thは櫻坂像を固めていった時期。最初期のトリプルセンターが藤吉→森田→山��と続けて表題センターを務め、3部作感もあります。欅坂の空気感を思わせるような…でもやっぱり櫻坂な6th「Start over!」、歌い方までパーカッシブなEDMダンス曲の7th「承認欲求」、パワーコードから始まるしツーバスだし…とロックな8th「何歳の頃に戻りたいのか?」と、インパクトの強い表題曲が続きました。
8thまではこんな感じの印象。特に1st〜3rd、6th〜8thはそれぞれセット感があり、その間に4th・1stAL・5thがいるようなイメージを持っていました。
そして今作9th「自業自得」。現状判明しているセンターはすべて3期生となっており、新世代感を打ち出すシングルになっている気がします。欅坂を印象付けたバグベア楽曲もここで復活。
また1枚前の8thでは3人ユニット曲が3曲あり、表題曲もソロパートが多くてそれぞれの声を聴かせるシングルだったように思いますが、今回も総体で言えばその傾向にあるのかなという印象。
9thはシングル全体を通しての統一感もよく、通しで聴きたくなるような作品になっていると感じます。そも櫻坂のシングルは毎回全体的にまとまっていますが、特にまとまり具合の強かった2ndや6th並みに9thも一作品感あり。
後に続く10thがどんな物になるかは分かりませんが、ニュージェネレーションの起用、コンセプチュアル具合から、9thはひとつの大きな節目になるのではないかと感じています。行く末が楽しみ。ワクワク。
■まとめ
櫻坂について書き過ぎました。Xもインスタもブログもnoteもやっておらず、考え事をまとめて書いておく場所がヤマレコしかないのでこうなる…という。
シブツタ後の散歩については特に言う事はありません。代々木公園が暗かったな…という事くらいでしょうか。日中暑いので夏の間の街歩きは夕方以降がいいと思う次第。今回歩いたのはだいぶ夜でしたがそれでもなお汗ばむくらいの気候でした。ウロウロ歩き回るのはやはり秋以降がベスト。
山に行かないレコが続きますが、この2日後が6,7月における数少ない山行チャンスだったので某山に行ってきました。街もいいですがやっぱり山もいいもんです。
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