お盆の尾瀬でテント泊
- GPS
- 29:48
- 距離
- 44.7km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:52
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:54
天候 | 12日は曇り時々晴れ。13日は朝から雨が降ったり止んだり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはよく整備されており、危険個所も特になし。木道は濡れると滑りやすいので雨の日は注意が必要。あと、たまにシーソー状態の部分があるので、ハマるとビックリする。 |
写真
感想
当初は中学生の娘が星の観察をするために計画していたのですが、天候が不安定なことから私一人で行くことにしました。
せっかくの連休なので、見晴キャンプ場で一人でマッタリ過ごすのもいいかと。運が良ければ天の川を撮影することもできるかもしれないし。(最近、高級コンデジを購入したので、星景写真を撮ってみたくてしょうがない)
今回はなるべくお金(自分の小遣い)は使いたくないので、体力でカバーすることにしました。ということでビールは事前にスーパーで仕入れ、凍らせて保冷バッグで持っていきます。350ml缶×3で、これだけで1kgオーバー。つまみも買い置きしていた魚肉ソーセージや焼き鳥の缶詰などを担ぎ上げました。オスプレーのイーサー60は余裕で飲み込んでくれるので、頼れるやつです(笑)。しかし、下山時の林道歩きで若干後悔する羽目になります・・・
自宅出発は11日夜9時。関越道の沼田ICを降りるときに深夜0時を回ると、高速道路代が割引になるからです(笑)。そのうえ、できるだけ下道で粘り、東松山ICから高速に乗ったので、行きは1800円弱ですみました。
登山口は駐車場代がかからないので富士見下に決まりです。昨年の秋に尾瀬に来た時は大清水から登って鳩待峠まで行ったので、違うところから登りたいってこともあります。(一度通ったところは、再び通りたくない性分)
12日深夜1時ごろに駐車場に到着。他に泊まっている車は4台ほど。すでに山に入られているのか、人の気配はありません。トイレは少し離れたところにあるので、怖くて明るくなるまでトイレには行けませんでした(笑)
朝5時にアラームをセットして、仮眠。気温は暑からず寒からずでよく眠れました。
着替えて準備をして6時前に出発。標準コースタイム3時間弱の林道歩きの始まりです。前後に登山者はいません。天気は曇りで林道は薄暗くて今にもクマが出てきそう。熊鈴は着けてますが、音が小さめなので若干不安になります。
熊は出ませんでしたが、結局富士見田代までほかの登山者には一人も会いませんでした。静かなハイキングをしたい方には、お勧めのコースです・・・。
富士見峠から少し寄り道をして、アヤメ平に。晴れていれば燧ケ岳が見えるらしいですが、雲に覆われて真っ白でした。花の時期も過ぎていて、残念な感じでした・・・
富士見田代の分岐に戻り、長沢新道を尾瀬ヶ原に向かって下ります。そこそこの急斜面もあり、ザックの重さが地味に脚にダメージを与えます。
分岐から1時間30分ほどで、竜宮十字路に到着。天気も回復し、青空も見えます。アヤメ平では見えなかった、燧ケ岳も至仏山もよく見えます。夏の尾瀬って感じで、いいですね。でも、それなりに暑いです・・・。
ちょっと休憩して見晴キャンプ場に向かいます。燧小屋で受付をして、テントを設営して、休憩所のベンチで担ぎ上げたビールをプシュっと。はぁ・・・至福の瞬間です・・・(笑)。
1本飲み干した後、暇なので東電小屋方面に散歩に行きました。東電小屋では花豆ジェラートを食べました。暑いときに食べると、美味しいですね。ヨッピ吊り橋を通って、竜宮十字路から見晴に戻りました。
テントに戻って、残りのビールを飲みながら読書をしたり、昼寝したりしてダラダラ過ごしました。
日が傾いてきたところで、ヘッドランプと三脚とカメラを持って木道を少し歩き、見晴の山小屋と燧ケ岳が見えるところまで行ってみました。夕焼けも期待していたのですが、残念な結果に・・・。日が落ちても空は雲に覆われているようで、星は見えません。
弥四郎小屋の前で写真を撮っていると、何やら蛍がいるとかという話が聞こえてきましたので、木道を歩いて見に行ってみました。徒歩数分のところで、5、6匹確認できました。飛んでいるところも見れたんですが、写真に収めることはできず。
小屋のほうに戻ると、子供たちが「スッゲー!!」って声をあげています。「何が?」と思って空を見上げると、なんとなく星が見えているような・・・。子供たちの目には、満天の星空が見えてたりするのだろうか?オッサンの目には、ボンヤリとしか見えないんですが・・・
テント場に戻って、三脚にカメラをセットして適当に上空に向けてシャッターを切ると・・・。雲の切れ間に、天の川らしき光が写っているではないですか!
肉眼では、やっぱりよく見えないんですが・・・
10分程撮影していたら、また雲に覆われてしまったのでいったん撤収して就寝。23時に目覚ましをセットしてたんですが、目を覚ましたらテントを叩く雨音が・・・
外の様子を見ることもなく、再び就寝しました。
翌朝、4時半ごろに雨音で目が覚めました。天気が良ければ至仏山に登ってから帰ろうかとも考えていたのですが、この時点で諦めモード。
テントを撤収して、6時前に出発したときには雨は小降りになりましたが、その後も雨は降ったり止んだりを繰り返し、山ノ鼻で休憩しているときには一瞬太陽も顔を出したりしました。至仏山に登るかどうかは山ノ鼻で決めようと思っていたのですが、荷物も重いので鳩待峠に直行することにしました。
鳩待峠到着が8時ごろだったので、バスを利用して富士見下に戻るのはやめてアヤメ平経由で富士見峠に行き、林道を下って富士見下に戻ることにしました。
バス代がもったいないので(笑)
でも、また人気のない道を延々と歩く羽目になり、雨脚も強くなり、レインウェアでウェストハーネスが滑ってザックが肩に食い込んで痛くなり、最後の林道は本当に長く感じました・・・。
今後はお金をかけずに体力でカバーするのも、ほどほどにしようと思います・・・。
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