宝永山 水ヶ塚公園駐車場(須山口登山道)


- GPS
- 06:04
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:59
天候 | 富士山 🌞→ガス 午後になると御殿場側からガスが湧いてきた 御殿庭下(概ね2000メートル)から下は、ガスっておらず、🌞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ミニストップがあるのみで、その先コンビニ無し 南富士エバーグリーンラインを走らされ、有料料金520円かかる 推奨 高速インター→国139→登山道入口交差点右折→県180富士宮富士公園線・富士山スカイラインでほぼ一本道の一般無料道路 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口~御殿庭下あたり 苔むした緑の世界 御殿庭下~御殿庭中 普通の登山道 御殿庭中~上部 ザレた登山道 第一宝永火口~頂上尾根(馬ノ背) ザレザレ 御殿庭下あたりから御殿庭上の先まで登山時、🪰地獄 何故か下山時は居なかった 登山口から暫くは、緑の世界を堪能するため、ハイカーがちらほら居ますが、その先は、富士宮口五合目分岐付近まで登山者は皆無 |
その他周辺情報 | 水ヶ塚公園駐車場(森の駅富士山) 開山前は奥のトイレのみ 森の駅富士山の建物脇に自販機 |
写真
感想
土曜日の富士山外来植物撲滅作戦を控え、前日の金曜日も休みなので、西臼塚からの散策を予定していたが、「いやいやもっと良いルートあるじゃない!」水ヶ塚からの宝永山登山である。
東名を降り、水ヶ塚駐車場に向かう途中で富士山の全景が見えた時、テンションが上がり、山モードに一変に気持ちが切り替わる。
登山道に入ると甘い匂いがしてきて、「ああ~山に来た~」と清々しい気持ちになる。
前日までは日々の日常生活を送っていたのに、今ここにいる。いつも思う事だが、不思議に思えた。ギャップが際立っていればいるほど、不思議な感じがする。この非日常性が、登山をやめられない理由の一つなんでしょう。
宝永山は14年前、富士登山の予行練習で富士宮口5合目から登って以来である。宝永第一火口からのザレた上りで青息吐息だった記憶がある。「あのきつい思いを、また、味わうのか」と気後れする部分もあったが、14年も前とは言え経験している事。登山を始めて数年しか経っていないあの頃と比べ、体力は落ちているにしても、多くの山に登り経験値は上がっている事から、「ゆっくり行けば大丈夫だろう。」と気持ちを奮い立たせた。
息が上らないように、小さい歩幅でゆっくりと省エネにつとめる。とにかくザレ場では置いた足がズレ下がらない事だけに配意する。ズレ下がると労力と疲労は倍増する。
良いペースで登り、何人か追い抜くと、体格の良い外国人登山者に追いつく。ザレ下がりに苦戦している。5,000 c cのエンジンを積んでいても2,000 c cの私より何倍も労力を使っていれば速度は上らないし、疲労も大きい。
ザレ場の上り方として
1 かかとを落としてかかと歩きする。
2 しかし1では、つま先を使っての押し出しが
無いので効率が悪い。そこで踏み跡の凹みに水
平に足を置いて、つま先の押し出しを可能にす
る。
3 凹みにつま先を蹴り込んで、足場をより固め
る。するとさらに、強いつま先の押し出しが可
能になる。
1から3の戦法でズレ下がりは1割以下だったように思う。そのため、青息吐息にもならず、思った以上に順調に進む事ができた。
ザレ場の下山時、家族と来ていた小学校高学年くらいの男の子にアドバイスしてあげた。「本当だ。楽だ。」と言いながら上って行ったが、「何かちがうんだよなぁ」と思いながら見送った。10メートルくらい遅れて上ってきていたお母さんに丁寧にお礼を言われた。「いやいやこのぐらいの事で」と思ったが、そんな親子とのやりとりが気持ち良かった。
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