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Yamareco

記録ID: 6996960
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波

奥鬼怒 黒沢赤岩沢〜魚沢

2024年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
tanukigo その他4人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:27
距離
18.3km
登り
2,055m
下り
2,046m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:53
休憩
0:35
合計
10:28
距離 18.3km 登り 2,055m 下り 2,046m
6:11
2
スタート地点
6:13
6:15
78
7:33
213
11:06
11:33
226
15:19
15:25
74
16:39
0
16:39
ゴール地点
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
此処からアプローチ開始
2024年07月06日 06:16撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 6:16
此処からアプローチ開始
30分程で魚沢出合
2024年07月06日 06:41撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 6:41
30分程で魚沢出合
堰堤裏
2024年07月06日 07:16撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 7:16
堰堤裏
1時間程で赤沢出合
2024年07月06日 07:19撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 7:19
1時間程で赤沢出合
少し進むと堰堤
右岸から巻く
2024年07月06日 07:34撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 7:34
少し進むと堰堤
右岸から巻く
堰堤を越えると暫くゴーロ歩き
2024年07月06日 07:42撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 7:42
堰堤を越えると暫くゴーロ歩き
やっと水線が出てきた
2024年07月06日 08:03撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 8:03
やっと水線が出てきた
ナメ滝が2つ現れる
6mナメ
2024年07月06日 08:12撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 8:12
ナメ滝が2つ現れる
6mナメ
2024年07月06日 08:13撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 8:13
8mナメ
2024年07月06日 08:15撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 8:15
8mナメ
下部2段50m大滝
2024年07月06日 08:17撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 8:17
下部2段50m大滝
1P目は容易
フォローを迎え入れる
2024年07月06日 08:54撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 8:54
フォローを迎え入れる
7mナメ
2024年07月06日 09:12撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:12
7mナメ
2024年07月06日 09:16撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:16
2024年07月06日 09:20撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:20
6m滝
2024年07月06日 09:29撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:29
6m滝
ナメ小滝群に入る
2024年07月06日 09:33撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:33
ナメ小滝群に入る
ナメ小滝群
2024年07月06日 09:51撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:51
ナメ小滝群
上部2段50m大滝
2024年07月06日 09:58撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 9:58
上部2段50m大滝
右岸から大きく巻けばドンピシャで大滝落ち口へ
2024年07月06日 10:26撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 10:26
右岸から大きく巻けばドンピシャで大滝落ち口へ
上部はナメ
2024年07月06日 10:29撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 10:29
上部はナメ
12m階段状
2024年07月06日 10:46撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 10:46
12m階段状
源頭を詰めると黒沼田代へ
美しい
2024年07月06日 11:10撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 11:10
源頭を詰めると黒沼田代へ
美しい
ワタスゲが美しい
2024年07月06日 11:25撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 11:25
ワタスゲが美しい
下降は魚沢へ
2024年07月06日 11:46撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 11:46
下降は魚沢へ
永遠とナメが続く
2024年07月06日 12:42撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 12:42
永遠とナメが続く
途中崩壊地も
2024年07月06日 14:02撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 14:02
途中崩壊地も
2024年07月06日 14:22撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 14:22
ちょっとだけ泳ぐ
2024年07月06日 14:29撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 14:29
ちょっとだけ泳ぐ
悪そうな滝は懸垂
2024年07月06日 14:40撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 14:40
悪そうな滝は懸垂
ナメが永遠と続く
2024年07月06日 14:55撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 14:55
ナメが永遠と続く
20m2条美滝
2024年07月06日 15:06撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 15:06
20m2条美滝
最後はゴリュジュ風
魚沢は渓相が色々変化し飽きない
2024年07月06日 15:31撮影 by  SH-53C, SHARP
7/6 15:31
最後はゴリュジュ風
魚沢は渓相が色々変化し飽きない
撮影機器:

装備

個人装備
フェルトソール ラバーソール (両方使用したがフェルトの方が有効) ラッシュガード上下
共同装備
50mダブル2本 30mダブル1本 アルパインヌンチャク多数 スリング長短多数 カム#0.3〜#0.5位を3セット ハーケン多数

感想

梅雨に入ったと言えども空梅雨。更に午後には広い範囲で夕立に見舞われる。平野部では35度以上の異常な高温が連発すればもはや梅雨明けと同然。
本来アルパインの予定をしていたが天候が不安定。不安定だが暑さは変わらない為、涼を求め沢を楽しみに行ってきました。
今回パーティーメンバーから提案の有った沢を選んだ。奥鬼怒に有る黒沢。量販されている遡行図には掲載が無いが、一部の沢屋には知られているマニアックな沢だった。
沢登りな為遡行は勿論沢だが、下降も沢で涼を求めるには持って来いのルートだ。更に調べると赤岩沢を遡行し魚沢を下降する方が面白そうなので遡行下降を、その順路へ。結果的には逆ルートである魚沢遡行、赤岩沢下降の方が面白い様に感じた。
山行前日にてSNSをあさり、にわか的に情報を頭に積み込み、起点である夫婦淵駐車場よりアプローチ開始。
林道を辿り足を進める途中下降路で有る魚沢出合を見送り更に足を進めると巨大な堰堤が現れ、堰堤を林道より越した後荒れた河原へ降り立つ。河原へ降り立てば赤岩沢の出合は目前だった。
【赤岩沢 遡行】
赤岩沢出合はゴーロが積み重なった様相でこの先に沢が続いている様には思えない感じだった。事前の情報収集を疎かにすると見過ごす感じだ。
赤岩沢遡行開始。と言ってもゴーロ歩き。直ぐに巨大堰堤が現れるが右岸から巻き更にゴーロ帯を詰める。
一向に水線が出てこない事に不安を抱きつつ遡行を続けるとようやく水線が現れ小粒な滝がチラホラと。此処まで火照った体には水線から受ける涼が気持ち良く快適に高度を上げる。
水線を辿り遡行し始めれば下段2段50m大滝が現れる。(赤岩沢には2段50m大滝が二つ存在する為紛らわしい。記載は下段、上段と記載する)
此処までほぼ歩き的に遡行して来た身にとってはいきなり現れる大滝は強烈なインパクトがあった。しかし取り付きにてルーファイすれば弱点は多数ある様に感じた為直登する。
50m2段構成だがロープスケル的には60m以上になるかと感じた為、上下段にて分けピッチを切った。下段は階段状で容易。上段は若干立つが弱点を突けば問題なかった。一応ハーケン2本打ちランナーを取った。此処の処理以外NPは不使用。
下部大滝を処理すれば小粒な滝と所々現れるナメを処理し上部2段50m大滝が現れる。
下段50m大滝と比べ難易度は明らかに上がるのは一目瞭然だった。ただ良く観察すると上段大滝も弱点は有る。 しかしプロテクションの設置の問題から、墜落は直で死を意味する渓相な為セオリー通り高巻く。
此処は左右岸悪そうだが何方でも取れそうだった。と言うより、どちらかを選ばないといけない状況だった。現場にてルーファイの結果右岸から大きく高巻く。濃い藪を漕ぎ高度を上げトラバース気味に進めばドンピシャで50m大滝落ち口へ。
大滝を高巻いてから最終12m階段状滝までは思いの他長かった。階段状滝を処理すれば渓相は源頭の雰囲気をかもし出す。源頭を過ぎれば藪漕ぎを強いられながら沢状を詰めて行く。沢から上がった藪の処理は不快極まり無い状況の中、ルート上の目印である黒沼田代を目指せば一気に藪は消え目前には湿原が現れる。
黒岩田代だ。沢を遡行し藪を漕いだ身と有っては、こじんまりとした田代だが美しい。更にワタスゲがアクセントを加えた。
登山道が走っていないこの田代は秘境中の秘境に感じる。田代の片隅にて昼食を取り後半の魚沢下降へ。
【魚沢 下降】
田代から方角を見据え下降沢である魚沢を目指す。踏み跡が無い為、GPSやコンパスが必要と感じた。涸れた枝沢状へ入れば自然と魚沢へ導かれる。高度を下げると徐々に水線が現れ更にナメが現れる。渓相は明るく快適。
終始ナメ基調の魚沢だが所々10m程前後の滝が現れ渓相もナメからゴーロ、更にゴリュジュ風と変化が著しく繰り替えられる為飽きない。 遡行すれば楽しい沢に感じたが実際遡行すれば高巻を踏まえれば感覚はどうなのだろう?隣の芝は青く見える的な感情なのかもしれない。
ともあれ、下降も懸垂を交える為時間を要した。 
出合ににたどり着く頃には生憎の雨。しかし予報では正午より雷雨予報になっていた為、天候が持っていた事に感謝し帰路へ。 

今回の山行に当たって沼田山岳会の方と面識を持つことが出来た。昨今は山を楽しむ人口が減りつつある中、山を尊ぶ方と交流を持てた事は山行以上に嬉しく感じた。

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