雄山神社参拝 千寿ヶ原−材木坂−美女平−弘法 徒歩で弥陀ヶ原へ
- GPS
- 07:17
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 323m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復り 弥陀ヶ原バス停 14:15 美女平駅 ケーブルカー 立山駅 15:29-16:34 電鉄富山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山駅まではロード。 千寿ヶ原−美女平(材木坂) 荒れた部分もありますが迷うようなことはありません。 美女平−弘法(探勝歩道) 美女平探鳥コースからは基本ハイキングコース。探鳥コースが終わり道路を横断してからはほとんど木道上を歩きます。滝見台手前までは古い木道でかつ表面が濡れていて苔に覆われているなど滑り易くなっています(普通に歩けば滑ります)。後半の木道は新しく更新されていてかなり歩き易くなっています。所々草に覆われ登山道が見えない所があります。 弘法−追分 高原の木道歩きです。但し、かなりの部分道路の脇を歩きます。 追分ー弥陀ヶ原バス停 弥陀ヶ原遊歩道を歩きます。全て木道上です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
帰省を利用して立山登山に行ってきました。
以前から麓の雄山神社から雄山山頂まで歩いてみたいと考えていました。
今回、その下見も兼ねて途中の弥陀ヶ原まで歩きました。
富山地方鉄道電鉄富山駅から立山行き電車に乗り、千垣駅で下車。徒歩で雄山神社芦峅中宮祈願殿に向かい参拝。
更にロードで千寿ヶ原へ。ここから登山開始になります。
材木坂を登り美女平へ。探勝歩道を歩いて弘法へ。
高原の木道を追分まで歩きます。
最後は弥陀ヶ原遊歩道を歩いて弥陀ヶ原バス停まで歩きました。
今回歩いたコースで最も厳しいのが千寿ヶ原から美女平までの標高差約500mの材木坂の登りです。全般に歩かれていない感じで一部荒れていました。
途中の鉄塔までは所々階段状に作られた急坂を登ります。
鉄塔を通過すると岩場を歩く険しい登山道で、梯子もありました。
岩場を過ぎると緩やかな登山道となり、美女平駅のアナウンスも聞こえてきました。千寿ヶ原から約1時間で美女平に到着。
美女平(標高977m)から弘法(標高約1630m)までは探勝歩道を歩きました。途中短い上り下りはありますが基本ハイキングコースです。
美女平からの最初の部分は探鳥コースとして周回コースが整備されています。その為歩き始めてすぐに分岐があります。弘法方面へは右の外回りコースを取らないといけなかったのですがGARMINの地図に頼った結果左の方が近いと考えてしまいました。その後も曲がるべき分岐を見逃したり、合流地点を勘違いしたりと行ったり来たりを繰り返してしまいました。その為、探鳥コースを隈無く歩けました(負け惜しみモード)。
探鳥コースのベンチを過ぎると道路に抜けます。道路を横断し向かいの登山道に入ります。ここからは木道上を歩きました。
探鳥コースが良く整備され歩きやすいのに対し、こちらの道は木道が古く苔むしていてよく滑り非常に歩きにくくなりました。どちらかと言うと荒れた感じの登山道でした。やはり歩く人が少ないのでしょう。
ブナ林の中を歩くとは言え道路に近い所に登山道が作ってあるため行き来するバスの音が良く聞こえます。
滝見台まで約10分の地点で一旦道路に出ます。50m程歩いて登山道に戻ります。「悪城の壁」という絶壁の上を歩く部分です。
美女平から約2時間で滝見台に到着。称名滝のビューポイントです。高原バスが止まって滝を見せてくれる場所です。木道は道路脇に敷いてあります。この少し前から木道が更新されていて下部に比べ滑りにくくなる工夫もされていて格段に歩き易くなりました。弘法まで新しい木道でした。
ここから先、アップダウンがあります。この区間で会った下山中の男性はここまで下りてきてこんな急な登りがまだあるのかと喘ぎながら登っていきました。私は下りです。
大観台では称名滝の最上段が深い谷から流れ出る様子が見られました。
八郎坂分岐には滝見台から1時間ちょっとで到着。
ここで年配のご夫妻と遭遇。称名滝から八郎坂を登ってきたとのこと。かなり厳しい登りだったと話しておられた。車で来ているのでまた八郎坂を下るとのこと。お気を付けと先を急ぎました。
ここから先は平坦な高原の木道歩きになりました。谷を隔てた大日平も見えてきました。
八郎坂分岐から15分ほどで弘法に出ました。探勝歩道の終着点です。
追分に向かう遊歩道入口は道路を美女平方向に30mほど戻った左側にあります。
道路沿いをしばらく歩いて高原歩きになります。
ですが度々道路脇に出ます。
追分の分岐に道標はありましたが前方に弥陀ヶ原ホテルと立山荘が見えていたため深く考えず直進。しばらく行って松尾峠周回コースに入ったと気が付いて引き返しました。
弘法、追分間は引き返し時間を入れて約45分。
追分分岐の標識から駐車場方向に行くと道路の向こう側に弥陀ヶ原の道標。
弥陀ヶ原遊歩道に入りました。
木道をのんびり歩いて弥陀ヶ原ホテル脇を通って弥陀ヶ原バス停まで。今回の終点です。追分からは約10分の歩行でした。
今回は麓から雄山山頂を目指す山行の下見で1日目にどこまで歩けるかを確かめる意味合いもありました。出発時間かルートを選べばこの先の天狗平山荘まで歩けるのではないかと思います。
しかしながら、以下の2点でこのルートを再度歩くの避けようかと考えています。
1点目はルート上の説明板に必ず表記されていたツキノワグマ、マムシ、スズメバチに注意という点です。美女平から先の下部部分は道路に近い登山道とは言え深い森の中を歩くことになります。実際、登山道上でマムシが横切っていくのを3度ほど見ました。また草が生い茂った所では猿に出くわしました。秋に歩けば熊の好物の栃の実もなっているそうなので熊との遭遇の確率も上がるのではないかと考えると歩くのを躊躇してしまいます。
2点目は木道の問題です。
下部では苔むして非常に滑り易くなっています。普通に歩けばつるつる滑ります。あたかも雪上歩行のようでした。2度目は歩きたくないです。
次回は弥陀ヶ原から雄山山頂を目指すことになると思います。
それでも山頂往復が山行の本来の姿とも思っていますのでいつかは達成したい気持ちも大きいです。
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