真昼岳〜和賀岳縦走
コースタイム
- 山行
- 13:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 14:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
いつもお世話になっているヤマレコさんに初投稿することにしました。
理由は、この山域の情報が少なく、下調べで苦労したからです(結局、行って見なければ分からないということになりました)。
1 計画
和賀岳は、白岩岳から女神山まで(一般?)縦走路が伸びていますが、白岩岳は藪道らしく、女神山も秋田側からは藪という情報だったため、妥協して真昼岳〜和賀岳縦走というコンパクトな計画にしました。
2 アプローチ
前日は、東京→大曲のビジネスホテルで前泊しました。
早朝にタクシーで赤倉口へ向かいます(2割増で7.110円)。タクシーの運転手も登山口を知らないとのことで、地図を見ながら向かっていると、登山口を示す標識が現れました。林道の状態は良好でした。
3 登山口〜真昼岳
タクシーを降りた瞬間から、アブの猛攻に遭います。雨具のズボンを履くだけで手間取りました。逃げるように登山道へ入ります。
沢沿いはアブだらけでしたが、尾根に入ると綺麗なブナ林となり、癒されました。真昼岳まではルンルン気分の良い登山道でした。
4 真昼岳〜峰越林道
真昼岳を往復し、峰越林道へ向かいます。峰越林道までは歩かれていると思っていましたが、全く刈払いされておらず、かなりの蜜藪になっていました。
5 峰越林道〜水無沢口分岐
峰越林道から一登りすると、いよいよ縦走路へ突入します。
斜面を右へトラバースした後、下り坂へ入りますが、ここで霧に包まれてしまい、道を見失いました。一瞬、真剣に撤退を考えましたが、よく探すと踏跡らしき凸凹が見つかり、どうにか道へ復帰することが出来ました。
6 水無沢口分岐〜川口県境分岐
この間だけ、なぜか刈払いされており快適でした。
7 川口県境分岐〜大甲山
再び藪っぽくなりますが、藪を漕ぐほどでもなく、道に迷うこともありませんでした。
この縦走路には水場がないため、炎天下で水が心配になってきました。
8 大甲山〜薬師岳
大甲山から鞍部までは、中々藪が濃く、体力を絞られます。加えて直射日光を受けるため、暑さでヘロヘロになりました。
9 薬師岳〜和賀岳
縦走路に出たところで緊張から開放され、後は惰性で和賀岳を目指しました。最近刈払いしていないらしく、藪っぽいところもありました。
10 和賀岳〜林道
沢からの登り返しが長く感じました。疲れた体には堪えます。
11 林道〜高下集落
日暮れが迫る中、歩いているとアブの大群に取り囲まれました。逃れる方法は、走るしかありません。半分走って林道を下り、真っ暗になる頃、高下集落へ到着しました。
12 盛岡へ
地元の方の好意で、盛岡駅まで送っていただきました。再びビジネスホテル泊となりました。
※※※
真昼岳〜和賀岳の情報を見ていると、年によって、刈払いの状態が大きく異なります。
標高の低い山域なので、刈払いをしても、3年も経てば元通りという記述も見かけました。
ALL藪という覚悟で挑む必要があります。
人は入っているらしく、踏跡はしっかりとしていました。ただし、道は藪の下でしたが・・・
真夏に縦走する場合、最大のポイントは「水の確保」です。水場はなく、藪漕ぎで体力を消耗させられます。
テント適地は、川口県境分岐だと思いました。ただし、水場はありませんが。
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