尾瀬沼・尾瀬ヶ原(原の小屋泊)


- GPS
- 09:02
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 655m
- 下り
- 662m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:04
天候 | 7/14 晴れのち雨 7/15 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
尾瀬御池駐車場 普通車1台1回1,000円 ○バス 尾瀬御池〜沼山峠 大人600円 ※尾瀬御池〜沼山峠はマイカー規制のため、バスを利用します(所要約20分)。 ※朝は6時半から運行し、その後は30分〜40分の不定期間隔で運行します。 https://oze-fnd.or.jp/ozb/b-as/tt/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース概況 1)沼山峠〜尾瀬沼 比較的緩やかな坂で峠を超えます。 木道が整備されています。 2)尾瀬沼〜沼尻休憩所 沼の北岸を沿って歩く道ですが、軽いアップダウンはあります。 危険個所は特になし。 3)沼尻休憩所〜見晴 沼尻休憩所を出て白砂湿原を過ぎると、間もなく白砂峠への登りになります。 白砂峠を越えると、緩やかな下りと平坦な道とが交互に続くような感じで、見晴に高度を下げていきます。 樹林の中で視界は利きません。 イヨドマリ沢を過ぎ、右手から燧ヶ岳へと至る見晴新道が合流してくると、見晴は近いです。 ○トイレ 御池・沼山峠・尾瀬沼ビジターセンター付近・沼尻・見晴 ※尾瀬のトイレは基本的に協力金制のため、100円玉が必要です。 ○水場 尾瀬沼ビジターセンター前・見晴 ○宿泊 原の小屋 大人1泊2食 14,000円 https://www.yamakei-online.com/oze-haranokoya/ |
その他周辺情報 | ○日帰り温泉 燧の湯 大人1,000円 https://www.oze-info.jp/ozh_spa/hiuchinoyu/ 内湯・露天風呂・リンスインシャンプー・ボディソープ・貴重品ロッカー・ドライヤーあり ○尾瀬保護財団 https://www.oze-fnd.or.jp/ |
写真
まだ尾瀬沼でゆっくりできる時間帯ですが、早めに見晴に行っておきたいところ。
このあたり、トンボがたくさん飛んでいてまるで編隊でした。
トンボが出るとアブとか少なくなるから有難いですね。
朝から雨でしたが、沼山峠目指して出発。
何事もなければ歩きやすい道も、これだけの雨とあっては苦難の道に変わってしまっていました・・・。
ようやく屋根のある沼尻休憩所にて一息です。
屋根があるってやっぱり有難いな・・・。
この時点で、足の先から頭まで、身に付けた衣類は全て濡れていましたが、ようやく温かいものにありつけました。
下界では毎日、暑さとの戦いですが、こうして温かいものが欲しくなるとは。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
虫除けスプレー(1)
シルバコンパス(1)
熊鈴(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
食糧
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(2)
ツェルト(1)
サバイバルシュラフ(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
行動食
コッヘル
チタンカップ(1)
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感想
梅雨ではあるけど、雨のあまり降らない日が続く今年。
海の日の3連休が来たけれど、山へ行くにはあまり良くない天気だったので、尾瀬へ行くことにしました。
尾瀬の山小屋を制覇する目的の一環で、泊まる山小屋を見晴の原の小屋に定めて沼山峠から尾瀬入りです。
計画では往路は尾瀬沼経由よりも所要時間の短い燧裏林道を通る予定でしたが、どうやら翌日は雨に遭う可能性が高そうだし、展望がなくて木道で滑りやすい燧裏林道よりも、尾瀬沼や大江湿原を経由したほうが楽しめそうだったので、予定変更です。
おかげで大江湿原のニッコウキスゲを楽しめました。
今年は雄国沼のニッコウキスゲを訳あって見送ったので、そのせいもあります。
朝のうちは青空もあったので、その下で楽しめたのはラッキーでした。
また、尾瀬沼にほとんど波が経っていない中での、燧ヶ岳を見られたのも良かったです。
予報通り、11時を過ぎると雨が来ましたが、その頃には尾瀬ヶ原に着いていたので問題はなく、山小屋でのんびり過ごしました。
翌日は朝から雨。
出発する頃には止んでくれることを願いましたが、結構強め・・・。
沼山峠まで辛抱しようと、雨の中スタートです。
ところが、登山道は雨で川状態。
防水性のないトレランシューズで来ていたので、足の濡れは避けられません。
でも、トレランシューズはソールの固いトレッキングシューズよりも濡れた木道で滑りにくいし、濡れた木道で滑って転んで怪我をするリスクより、足を濡らすほうを今回は取りました。
足が濡れたって不快なだけで、怪我するわけではないし、一度濡れてしまえばあとは何度濡れようが平気です。
どっちにしろ一長一短ある靴の選択ですが、足を濡らすことになってもトレランシューズで良かったかもしれません。
結果的に一度も転ばずに済んだので。
登山道が川となり、木道の上をドバドバ水が流れていても滑らずに進めます。
ただ、イヨドマリ沢を前にしたときは流石に絶句しました。
橋は水没していないけど、橋に移るまでが水没して、半ば沢の本流になっていたからです。
道は見えないし、それどころかどこが浅くてどこが深いのかも分かりません。
トレッキングポールで水深を探り、浅そうなところ、とはいっても足首は完全に水没しましたが、仮に足が流されても岩で受け止められそうなところを選んでなんとか突破しました。
何事もなければ「あんなの遊歩道だろw」と笑っていられるような尾瀬でも、やはり天気が悪いと恐ろしい光景があるものです。
なので尾瀬沼についたときはホッとしたのは言うまでもありません。
無事に着けたプチお祝いみたいな感じで、ここでも昨日に引き続いてコーヒーとケーキのセットをいただきました。
あとから聞くところだと、尾瀬ヶ原でも結構木道が水没したみたいです。
普通に考えれば、見晴から下山するのだったら鳩待峠へ向かう方が簡単なのだけど、雨という条件ではそうも言えないことがあるのだと分かります。
自分と同じように、尾瀬の中の山小屋に泊まっていた人は結構いたはずですが、それぞれ皆、無事だったのでしょうか。
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