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Yamareco

記録ID: 7037504
全員に公開
ハイキング
ヨーロッパ

妻と歩いたサンチャゴ巡礼(ポルトガルの道)3日目

2024年06月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:54
距離
29.6km
登り
475m
下り
370m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
0:00
合計
7:54
21:47
474
スタート地点
5:41
ゴール地点
天候 晴れ、朝は薄い長袖Tシャツが快適であったが、陽が出てくると暑くなった。
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス Sao Pedro de Ratesのアルベルゲから出発。
コース状況/
危険箇所等
[Sao Pedro de RatesからTamel S.Pedro Finsまで]
 N306の車道は狭く、通勤時間帯の車がひっきりなしに通り、身の危険を感じるほどであった。山路に入るとホッとする。回りの景色はトウモロコシ畑からブドウ畑へと変わって来た。
(3:32) 起床。同室の人達を起こさぬようにそっと荷物を食堂に運びパッキングをする。
2024年06月28日 03:43撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 3:43
(3:32) 起床。同室の人達を起こさぬようにそっと荷物を食堂に運びパッキングをする。
4時頃妻も起きて来て朝食を摂る。今日の食事はりんご、バナナ、ビスケット、ヨーグルトとインスタントコーヒーである。グルメの旅とは程遠い食事。こんな時間に起きて来る人はいないと思ったらポーランド人の女性2人連れが起きて来て朝食を食べないで出発して行った。(5:46)我々も出発。外は晴れ。長袖Tシャツで快適な温度である。
2024年06月28日 04:59撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 4:59
4時頃妻も起きて来て朝食を摂る。今日の食事はりんご、バナナ、ビスケット、ヨーグルトとインスタントコーヒーである。グルメの旅とは程遠い食事。こんな時間に起きて来る人はいないと思ったらポーランド人の女性2人連れが起きて来て朝食を食べないで出発して行った。(5:46)我々も出発。外は晴れ。長袖Tシャツで快適な温度である。
今までこの道を巡礼して来た人たちが証として自分の身に付けた何かを置いている場所があった。帽子から靴までありとあらゆる物が置いてある。僕には神に捧げる神聖な場所と言うよりゴミの陳列場のように見えた。
2024年06月28日 06:14撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 6:14
今までこの道を巡礼して来た人たちが証として自分の身に付けた何かを置いている場所があった。帽子から靴までありとあらゆる物が置いてある。僕には神に捧げる神聖な場所と言うよりゴミの陳列場のように見えた。
隣には休憩用の椅子と机があった。
2024年06月28日 06:14撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 6:14
隣には休憩用の椅子と机があった。
ここからBarcelosやTamel方面にあるアルベルゲの広告があった。ガイドブックの地図には"municipal(公営)"や私立のアルベルゲが載っているが、それ以外にも新しいアルベルゲが続々作られているのかも知れない。
2024年06月28日 06:21撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 6:21
ここからBarcelosやTamel方面にあるアルベルゲの広告があった。ガイドブックの地図には"municipal(公営)"や私立のアルベルゲが載っているが、それ以外にも新しいアルベルゲが続々作られているのかも知れない。
両側がトウモロコシ畑の道を歩く。
2024年06月28日 06:45撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 6:45
両側がトウモロコシ畑の道を歩く。
Pedra Fradaの町付近の車道N306を歩く。通勤時間帯なのか狭い道路をブンブン自動車が飛ばして行くので怖い。先日巡礼者が交通事故に合ったというニュースを聞いたがさもありなんと思った。
2024年06月28日 07:29撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 7:29
Pedra Fradaの町付近の車道N306を歩く。通勤時間帯なのか狭い道路をブンブン自動車が飛ばして行くので怖い。先日巡礼者が交通事故に合ったというニュースを聞いたがさもありなんと思った。
美しい小さな教会。
2024年06月28日 07:54撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 7:54
美しい小さな教会。
N306の車道から山道に入る。これからは車に轢かれる心配をしないで済むのでホッとする。
2024年06月28日 07:57撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 7:57
N306の車道から山道に入る。これからは車に轢かれる心配をしないで済むのでホッとする。
やはり山道を歩くのは落ち着く。
2024年06月28日 07:57撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 7:57
やはり山道を歩くのは落ち着く。
ところどころに咲いている花が目を楽しませてくれる。
2024年06月28日 08:02撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 8:02
ところどころに咲いている花が目を楽しませてくれる。
何やら後ろが騒がしいと思ったらあっという間にマウンテンバイクのチームが追い抜いていった。
2024年06月28日 08:05撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 8:05
何やら後ろが騒がしいと思ったらあっという間にマウンテンバイクのチームが追い抜いていった。
再びN306に下りて来た。
2024年06月28日 08:12撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 8:12
再びN306に下りて来た。
ポルトガルの歩道はアスファルトにすれば簡単で費用も安く済みそうなのに何故か小さな石のブロックを埋め込んだ道(インターロッキング)が多い。久しぶりに羊を見た。
2024年06月28日 08:20撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 8:20
ポルトガルの歩道はアスファルトにすれば簡単で費用も安く済みそうなのに何故か小さな石のブロックを埋め込んだ道(インターロッキング)が多い。久しぶりに羊を見た。
サンチャゴまで200kmの場所に来た。
2024年06月28日 08:50撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 8:50
サンチャゴまで200kmの場所に来た。
ここの小学校のサッカーグラウンドは日本の地面むき出しと違って芝生に覆われていて、プレイするのに気持ちが良さそうである。
2024年06月28日 09:05撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 9:05
ここの小学校のサッカーグラウンドは日本の地面むき出しと違って芝生に覆われていて、プレイするのに気持ちが良さそうである。
Calvalhalの町にやって来た。どの町にも教会の塔が目立つ。日本でも各町村にお寺があるが塔が無いのでこれ程目立たない。
2024年06月28日 09:11撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 9:11
Calvalhalの町にやって来た。どの町にも教会の塔が目立つ。日本でも各町村にお寺があるが塔が無いのでこれ程目立たない。
教会には立派なお墓が付属している。
2024年06月28日 09:45撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 9:45
教会には立派なお墓が付属している。
Barcelinosの町の面白い飾り。
2024年06月28日 10:39撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 10:39
Barcelinosの町の面白い飾り。
Rio Covado(コバド川)の橋を渡る。いよいよBarcelosの町に入る。
2024年06月28日 10:41撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 10:41
Rio Covado(コバド川)の橋を渡る。いよいよBarcelosの町に入る。
この町は古代ローマの植民地だったらしいが、中世に作られた城壁に囲まれた大きな町である。無実の罪に問われた巡礼者の命を救った雄鶏にまつわる伝説で知られている。
2024年06月28日 10:48撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 10:48
この町は古代ローマの植民地だったらしいが、中世に作られた城壁に囲まれた大きな町である。無実の罪に問われた巡礼者の命を救った雄鶏にまつわる伝説で知られている。
広場にある教会。
2024年06月28日 10:54撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 10:54
広場にある教会。
通りの歩道も広々としている。
2024年06月28日 10:56撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 10:56
通りの歩道も広々としている。
Barcelosから3.4km歩いたVilla Boaの教会で休憩。
2024年06月28日 11:40撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 11:40
Barcelosから3.4km歩いたVilla Boaの教会で休憩。
この辺りの最高の標高はせいぜい170m程度で、この辺りの標高は約70m、その差は100m程度だが冷たい水が吹き出ている水場がある。
2024年06月28日 11:50撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 11:50
この辺りの最高の標高はせいぜい170m程度で、この辺りの標高は約70m、その差は100m程度だが冷たい水が吹き出ている水場がある。
道は少しずつ登って来てこの辺りは標高140m。ブドウが出てきた。秋にはさぞ美味しい実になる事であろう。
2024年06月28日 13:22撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 13:22
道は少しずつ登って来てこの辺りは標高140m。ブドウが出てきた。秋にはさぞ美味しい実になる事であろう。
Tamelの教会が見えてきた。
2024年06月28日 13:38撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 13:38
Tamelの教会が見えてきた。
教会の手前の道を曲がったらすぐ近代的なアルベルゲがあった。
2024年06月28日 13:40撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 13:40
教会の手前の道を曲がったらすぐ近代的なアルベルゲがあった。
(13:41) 今朝我々より早く出発したポーランドの女性2人連れは彼女たちが朝食の為カフェに寄っている時に僕たちが一旦抜いたが、スピードの速い彼女たちに抜き返され、僕たちより一足先にアルベルゲに到着していた。
2024年06月28日 13:41撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 13:41
(13:41) 今朝我々より早く出発したポーランドの女性2人連れは彼女たちが朝食の為カフェに寄っている時に僕たちが一旦抜いたが、スピードの速い彼女たちに抜き返され、僕たちより一足先にアルベルゲに到着していた。
このアルベルゲは1633年に建てられた教会に隣接した建物であり、当初は修道僧、病気や貧しい人々、巡礼者の宿泊所として使われていた。1745年以降一般人に売られたが2010年に巡礼者用宿舎としてオープンされたとの事。14時から受付開始なのであと20分程待たねばならない。
2024年06月28日 13:42撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 13:42
このアルベルゲは1633年に建てられた教会に隣接した建物であり、当初は修道僧、病気や貧しい人々、巡礼者の宿泊所として使われていた。1745年以降一般人に売られたが2010年に巡礼者用宿舎としてオープンされたとの事。14時から受付開始なのであと20分程待たねばならない。
今日も早朝から暑い中を歩いて来た妻は草臥れたようである。妻はこの巡礼に出発する2ヶ月前までは5km以上歩いた経験が無く、この旅に行くと決めてから5km歩きを手始めに徐々に距離を伸ばし、出発直前にようやく20km歩いた巡礼者としては素人である。連日30km弱をよくぞ歩いてくれると感謝する。
2024年06月28日 13:46撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 13:46
今日も早朝から暑い中を歩いて来た妻は草臥れたようである。妻はこの巡礼に出発する2ヶ月前までは5km以上歩いた経験が無く、この旅に行くと決めてから5km歩きを手始めに徐々に距離を伸ばし、出発直前にようやく20km歩いた巡礼者としては素人である。連日30km弱をよくぞ歩いてくれると感謝する。
14時過ぎにアルベルゲ受付係がやって来た。英語の上手な親切な男性である。宿泊料は5€/人。申し訳ないくらい安い。先着のポーランドの女性はカタコトの英語しか話せないが、妻は彼女たちと会話し、年齢の若い方の女性は学校の先生、年上の女性はこの旅の計画を耳にして面識がなかった先生に電話をしたこと、ポルトから2人で旅していると言う事を聞いてきた。
2024年06月28日 14:11撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 14:11
14時過ぎにアルベルゲ受付係がやって来た。英語の上手な親切な男性である。宿泊料は5€/人。申し訳ないくらい安い。先着のポーランドの女性はカタコトの英語しか話せないが、妻は彼女たちと会話し、年齢の若い方の女性は学校の先生、年上の女性はこの旅の計画を耳にして面識がなかった先生に電話をしたこと、ポルトから2人で旅していると言う事を聞いてきた。
有り難い事にこのアルベルゲでも隣同士の下段のベッドを指定された。この後このアルベルゲには後続者はなかなか到着せず、2時間ほど経ってからボツボツと現れた。
2024年06月28日 18:02撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 18:02
有り難い事にこのアルベルゲでも隣同士の下段のベッドを指定された。この後このアルベルゲには後続者はなかなか到着せず、2時間ほど経ってからボツボツと現れた。
(19:08) 妻の交渉力には感心するが、ポーランドの女性たちと全自動洗濯機を一緒に使う事にし、2ユーロずつ払うようにしたので今日は手洗いしないで済み、しっかりと洗濯する事ができた。
 アルベルゲの近くのレストランに行く。ここには巡礼者用のサービスメニューがあった。
2024年06月28日 19:08撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 19:08
(19:08) 妻の交渉力には感心するが、ポーランドの女性たちと全自動洗濯機を一緒に使う事にし、2ユーロずつ払うようにしたので今日は手洗いしないで済み、しっかりと洗濯する事ができた。
 アルベルゲの近くのレストランに行く。ここには巡礼者用のサービスメニューがあった。
10年前にフランス人の道を巡礼した時は10€の巡礼者用特別メニューでワイン、前菜、主宰、デザートが付いていたが、ここでは主菜のみ。
2024年06月28日 19:31撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 19:31
10年前にフランス人の道を巡礼した時は10€の巡礼者用特別メニューでワイン、前菜、主宰、デザートが付いていたが、ここでは主菜のみ。
草臥れすぎて食欲もあまり無く、料理もあまり美味しくなく、うっかりして2人でそれぞれ1人前ずつ頼んだら多すぎてかなり残した。
2024年06月28日 19:31撮影 by  SC-53C, samsung
6/28 19:31
草臥れすぎて食欲もあまり無く、料理もあまり美味しくなく、うっかりして2人でそれぞれ1人前ずつ頼んだら多すぎてかなり残した。
撮影機器:

感想

*前日(遍路2日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6963222.html

*本日(遍路3日目):10年前の遍路の時、後になり先になり時には一緒に歩いて仲良くなった友人たちがいた。その国籍はラトビア・ドイツ・フランス・オランダ・アイルランド・南アフリカと色々であったが、皆僕より英語を流暢に話し、カフェやレストランやアルベルゲや歩く道中で楽しく語り合った。
 今回は僕たち以外に早朝出発するというポーランド人女性の2人連れが友達になれそうな可能性があった。しかし、彼女たちは英会話が不得意で、カンの良い妻は何とか彼女等と交流が出来ていたが、僕は笑顔と挨拶で最低限の交流は出来るが、それより一歩先に踏み込む事は出来なかった。心に残る仲間になる為には共通の言葉が必要だと思った。

*明日(遍路4日目)の報告は下行のサイトを御覧ください:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037515.html

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