妻と歩いたサンチャゴ巡礼（ポルトガルの道）5日目

2024年06月30日(日) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 19.6km
• 登り: 445m
• 下り: 205m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:55

21:42 スタート地点
3:37 ゴール地点

天候

朝出発時こぬか雨。9時頃止んだが再び小雨。

アクセス

Ponte de Limaのアルベルゲから出発。

コース状況／危険箇所等

[Ponte de LimaからRubiaes]
今日は標高0m近くから標高403mの山頂に登り、220mの中腹まで緩やかに下りる旅であった。
しかし登山と違って途中で高速道路を4回潜った。

写真

6/30 4:39

(3:13) 昨夜早く寝たおかげで早く目覚めた。例の如く自分の荷物を台所までこっそり持って行ってパッキング、メールのチュック、日記書きをしていると、 (4:05) 妻が起きて来る。僕は蚊の気配を感じなかったのに妻は数ヶ所刺されたとの事。

6/30 5:05

外を見ると5時過ぎているのに暗く未だ深夜の気配である。ゆで卵、ヨーグルト、プラム、バナナの朝食を食べていたらポーランド女性たちは出発して行った。

6/30 6:12

(5:36) 僕たちも出発(標高21m)。こぬか雨でポンチョを着て歩く。

6/30 6:17

Arcozelo村の教会の墓場。故人の写真や花を飾ってあり、死者を弔う気持ちが良く分かる。

6/30 6:29

Labruja川の畔(標高29m)。出発してもう4km程度歩いているのに殆ど高度が増していない。

6/30 6:34

又巡礼者のお供え場が出てきた。

6/30 7:04

道は高速道路A-3に沿って歩く。

6/30 7:07

Ponte村の辺りで、時々高速道路の下を右・左と横切る。

6/30 7:17

右方すぐ近くを流れているLabruja川の影響か緑の濃い森の中を登って行く。

6/30 7:37

Revolta村を通る。

6/30 7:46

道は未舗装の山道や、舗装された車道など様々な所を歩く。

6/30 8:12

前方の上に高速道路A-3を見るが、これからこの高速道路は巡礼路から分かれて西北に伸びて行く。この辺りから巡礼道はどんどん登って行く。

6/30 8:33

明瞭な矢印で道を間違える事無く行けるのは有り難いことである。

6/30 8:54

日本の山路より広いが未舗装の山道となる。

6/30 9:27

結構きつい勾配を登って行く。

6/30 9:49

(9:49) ようやく本日の最高点に着いた。Ponte de Limaから約12.8km、標高405mである。10分程休んで出発したが、下り道で一向に道標が出てこない。道を間違えたかも知れないと思い、何度も磁石で方向を確かめながら歩いて行くとようやく道標が出て来てホッとした。

6/30 10:23

道中木の皮に傷をつけ漆のように木の樹液を採っているのが見られた。ポルトガルで漆やメープルシロップを生産しているのは聞いた事が無いし、目的は今もって不明。

6/30 10:36

再びブドウのアーケードの下を歩く。

6/30 10:51

Sao Roqueの村でカフェがあったのでカフェラテを1人1杯ずつ注文して休憩する（1.3€/1人）。雨がかなり降って来た。

6/30 16:18

(11:42) 道の左側に"Constantino"と言うアルベルゲがあった。外見はホテルのようなのでガイドブックの地図で確かめると確かにその名前のアルベルゲが載っている。少し早すぎるがここに泊まる事にして呼び鈴を押すとしばらくして男性が出てきた。ここはホテルと同様、夫婦だけの個室に案内された。30€/2人とアルベルゲより少し高価いが時には他人に煩わされずゆっくりとするのも良いと思った。

6/30 17:53

このホテルにはプールもある。とても泳ぐ気にはならないが、我々以外お客のいない所でゆっくりとシャワーを使わせてもらう。

6/30 17:54

3€払って洗濯機を使わしてもらい、運良く晴れて来たので屋外に干す。レモンの木があり大量に実がなっていて「いくらでも取って良い」との許しがあったので2個頂き、妻が薄くスライスして砂糖漬けにしてくれた。

6/30 14:20

このホテルは値段もそんなに高くないし快適だが近くにレストランもミニマーケットも無い。それで宿の主人が車で3kmほど離れたレストランに連れて行ってくれた。

6/30 13:45

ここでも又うっかりして2人分頼んだが、あまり美味しくなく食欲も無かったので大量に残した。幸い残り物を容器に入れてテークアウトができた。(26.1€/2人）

6/30 18:03

僕たち以外には夕方お客さんが1人泊まったようだが顔を合わせる事は無かった。夕食はレストランでテークアウトして来たものとインスタントコーヒーで済ませる。

撮影機器：

SC-53C samsung

感想

TsukubaTad

＊前日（巡礼4日目）の報告は下行のサイトをご覧下さい：
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037515.html

＊本日（巡礼5日目）：
　今日の天気は殆ど小雨の1日であった。でも大雨ではなく、ジョッギングシューズの中はそれ程濡れず靴擦れやマメが出来なくて幸いであった。
　少し早めに泊まった宿は公営ではなく少し高かったが夫婦で一部屋借りる事が出来、掛け布団付きで快適であり、時にはアルベルゲでなくホステルに泊まっても良いなと思った。

＊翌日（巡礼6日目）の報告は下行のサイトをご覧下さい：
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037533.html