記録ID: 7037544
全員に公開
ハイキング
ヨーロッパ
妻と歩いたサンチャゴ巡礼(ポルトガルの道)7日目
2024年07月02日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:12
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 162m
- 下り
- 111m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:13
21:53
373分
スタート地点
4:06
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス | Tuiのアルベルゲから出発。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[TuiからMosまで] Tuiから約9km歩いた場所で道は左右に分かれ、左の道標には"C.Complementario(補完的)"、右は”Km 110.040"と書いてある。右は全く味気ない工場地帯を歩き、左は右より1.5km程長いが森の中を歩くのでお勧めである。 Porrinoからサンチャゴまでは巡礼証明書を貰える条件の100kmをギリギリ超えるのでここから出発する人も多く、巡礼者が増える。 |
写真
僕のスマホは自動で時刻が変わるが国境がスペイン領に入ってTuiのアルベルゲに入ってもすぐ応答はしなかった。しかし今朝はスペイン時間になっている。ここのアルベルゲは台所が無いので居間でパッキングをしようとしたら電灯のスイッチが見当たらない。やむなくヘッドランプの灯りでパッキングを済ませ、朝食を食べないで(4:46)出発。ポーランド女性達は10分前に出発。
晴れで少し風が強く、やせ細った三日月と星が美しい。ポルトガルでは5時半に明るくなり始めたが、ここでは1時間進んでいるのでようやく6時半に明るくなり始める。Louro川の橋の袂で休んでいたら前方から電動キックボードでやって来た人がいてビックリする。
(7:11) Rio Opcionという場所で左右への分かれ道があり、どちらもサンチャゴへ行けそうである。左の距離盤には"C.Complementario(補完的)"、右は”Km 110.040"と書いてある。どちらに行くべきか迷うが、右の方が距離が書いてあるのでメインであろうと思い右にした。
ところがこれが大失敗で、道は3km程の直線自動車道で両側が工場地帯。特に右側には広い敷地に大量のプジョ−の車が集積してあり、全く風情が無い。後で聞くと左の道は美しい自然の中の道だったとの事。
しばらくN-550の車道を歩いているとバルがあり、ポーランド女性達が休んでいたので我々もここで食事とする。大きなクロワッサン1個とカフェラテを2杯頼んでクロワッサンを半分に分ける。(3.6€)
Porrinoから出発したらしい人達が歩いているのを見かける。前方のグループは家族みたいである。荷物は小さいし、乳母車を押しているし、彼らは昨夜はアルベルゲでなくホテルに泊まったのかな?
(9:56) "Km 100.760"の標識があった。巡礼協会のルールでは「歩く」場合は100km以上の距離であれば「巡礼証明書」が与えられるのでPorrinoから歩き始める人も多いと聞く。
(10:07) 「100km」の大きな道標があるかも知れないと注意していたが無く、次の道標は" Km 99.840"であった。小数点3桁(つまり"m")の精度まで測るという意味のない事より「100km」という旅人にとって記念になる道標を作った方が良いと思うが。
(11:45) Mosのアルベルゲに着く。この広場の左手に受付があり、写真の奥に写っている建物が宿舎になっている。宿泊料10€/人を払い、事務所に併設のレストランでコーラを1人1杯ずつ(2.5€)を飲んで13時からのアルベルゲオープンを待っていると12時頃早めに入れてくれた。
部屋には典型的なスペインの田園風景の中で巡礼をしている2人の女性たちの水彩画がかかっている。僕の撮る1,000枚の写真よりこの1枚の絵の方が楽しい旅を思い出させてくれると思う。こんな絵が描けたら良いな。
ゴールのサンチャゴ・デ・コンポステーラの絵もあった。
妻がポーランド人女性たちと洗濯機を共同使用するように話をつけて来る。3€の半分だから1.5€の使用料。シャワーはトイレと同様個室となっていて快適である。
妻がポーランド人女性たちと洗濯機を共同使用するように話をつけて来る。3€の半分だから1.5€の使用料。シャワーはトイレと同様個室となっていて快適である。
500m程歩いてN-550の車道に行き、Hiperxelという店の横のミニマーケットに買い出しに行き、食材を買って来た(7.53€)。外はものすごく暑いが家の中は冷房が無いのに涼しく快適である。
(18:17) 夕食後3階のベランダからゆっくりと外の風景を眺める。隣に可愛い女の子が座っていたので「今日の分かれ道でどちらの道を取った?」と聞いたら「昨夜泊まったアルベルゲで受付の人が左の道を取るように教えてくれた」との答えであった。若い子には色々教えてくれる人がいてラッキーである。
感想
*前日(巡礼6日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037533.html
*本日(巡礼7日目):
歩く途中で道が二又に分かれ、双方ともサンチャゴに行くという標識があり、僕たちは右方を選んだが工場地帯の中を行く全く味気ない道であった。一方、左方は森の中を行く美しい道だったそうで、これは僕が事前に読んだ「中年女性二人連れ」のブログに書いてあったのを忘れていた。この僕の報告が次に巡礼される方の参考になる事を願う。
*翌日(巡礼8日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037551.html
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:148人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する