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記録ID: 7037551
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ハイキング
ヨーロッパ

妻と歩いたサンチャゴ巡礼(ポルトガルの道)8日目

2024年07月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
TsukubaTad その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
32.5km
登り
459m
下り
546m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:50
休憩
0:00
合計
7:50
21:43
470
スタート地点
5:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス Mosのアルベルゲから出発。
コース状況/
危険箇所等
[MosからPontevedraまで]
*標高差150mから200mの上り下りを3回も繰り返すが、山路や町を交互に歩き、途中から美しい河口が見えてくるのでそれ程きつく感じない。
*本日も二股に分かれる所があるが、左手の森の中の道を取ると小川沿いにせせらぎの音を聞きながら気持ちの良いハイキングが出来る。
 昨夜は19時半頃就寝したが、深夜12時頃スマホの呼び出し音が鳴った。飛行機内モードにしていたが音量は普通にしていたので日本からの電話で音が出たのだろう。僕たちだけの部屋で良かった。以後眠る時はスマホの電源をOFFする事にした。
 (3:18)起床。台所の電子レンジを使っていたら少し音が大きかったので寝室からオジサンが出てきて、怒りの形相で唇に手を当て「静かにしろ」のサインをした。申し訳無い事をした。
 腰と膝に湿布用の大きな絆創膏を張って(4:40)アルベルゲ出発。3.2km歩くと今日の最高点Alto(標高240m)の町に着き、ここから下りになる。
2024年07月03日 06:18撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 6:18
 昨夜は19時半頃就寝したが、深夜12時頃スマホの呼び出し音が鳴った。飛行機内モードにしていたが音量は普通にしていたので日本からの電話で音が出たのだろう。僕たちだけの部屋で良かった。以後眠る時はスマホの電源をOFFする事にした。
 (3:18)起床。台所の電子レンジを使っていたら少し音が大きかったので寝室からオジサンが出てきて、怒りの形相で唇に手を当て「静かにしろ」のサインをした。申し訳無い事をした。
 腰と膝に湿布用の大きな絆創膏を張って(4:40)アルベルゲ出発。3.2km歩くと今日の最高点Alto(標高240m)の町に着き、ここから下りになる。
Saxamondeの町。暫くN-550の車道に沿って歩く。
2024年07月03日 07:12撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 7:12
Saxamondeの町。暫くN-550の車道に沿って歩く。
Redondelaの町を通り過ぎると、その町のアルベルゲから出発したらしい巡礼者が多くなった。単独者もいるが女性や男女の二人連れが多い。若者が多く、しかも女性対男性の比は7対3くらいで圧倒的に女性が多い。
2024年07月03日 08:03撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 8:03
Redondelaの町を通り過ぎると、その町のアルベルゲから出発したらしい巡礼者が多くなった。単独者もいるが女性や男女の二人連れが多い。若者が多く、しかも女性対男性の比は7対3くらいで圧倒的に女性が多い。
10年前にフランス人の道を歩いた時は男性の方が女性より少し多かったような気がするが、この10年間で女性が強くなったのか、それともポルトガルの道の方が短くて楽なので女性はこちらの道を好むのかわからない。
2024年07月03日 08:37撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 8:37
10年前にフランス人の道を歩いた時は男性の方が女性より少し多かったような気がするが、この10年間で女性が強くなったのか、それともポルトガルの道の方が短くて楽なので女性はこちらの道を好むのかわからない。
面白い道標を見つけた。道はここで二股に分かれ再び合流するが、合流点まで左に行けば距離は70mだが15%の急勾配、右に行けば勾配は5%で楽だが距離は5倍以上の360mあるとの事。僕たちは迷わず近道を取る。
2024年07月03日 08:55撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 8:55
面白い道標を見つけた。道はここで二股に分かれ再び合流するが、合流点まで左に行けば距離は70mだが15%の急勾配、右に行けば勾配は5%で楽だが距離は5倍以上の360mあるとの事。僕たちは迷わず近道を取る。
この辺りは急勾配の登りや下りの坂が多い。妻は急勾配に慣れぬ為、坂はジグザグに行く。
2024年07月03日 09:00撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:00
この辺りは急勾配の登りや下りの坂が多い。妻は急勾配に慣れぬ為、坂はジグザグに行く。
遠くにVigo河口が見えて来た。美しい吊り橋がかかってる。
2024年07月03日 09:12撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:12
遠くにVigo河口が見えて来た。美しい吊り橋がかかってる。
(9:16) Arcadeの町に入る。
2024年07月03日 09:16撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:16
(9:16) Arcadeの町に入る。
ここにも洗濯場があるが、この水は水面に緑の藻がびっしり張り付いていてとても利用する気にならない。
2024年07月03日 09:29撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:29
ここにも洗濯場があるが、この水は水面に緑の藻がびっしり張り付いていてとても利用する気にならない。
ガイド地図に書かれているようにこの町にもアルベルゲがあった。
2024年07月03日 09:31撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:31
ガイド地図に書かれているようにこの町にもアルベルゲがあった。
可愛らしい施設で多分公営では無く私営であろう。今までの経験から宿泊料は少々高くても公営より私営のアルベルゲの方が親切で快適なような気がする。残念ながら今は時間的に早すぎるのでこの宿は利用できず通り過ぎる。
2024年07月03日 09:32撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:32
可愛らしい施設で多分公営では無く私営であろう。今までの経験から宿泊料は少々高くても公営より私営のアルベルゲの方が親切で快適なような気がする。残念ながら今は時間的に早すぎるのでこの宿は利用できず通り過ぎる。
石造りの高床式校倉造のような建築物である。多分ネズミや虫などを防ぐ穀物倉庫として作られたのであろう。10年前にフランス人の道を歩いた後、付録としてサンチャゴからフィステーラ迄も歩いたがその時にこのような建物をよく見た記憶がある。
2024年07月03日 09:42撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:42
石造りの高床式校倉造のような建築物である。多分ネズミや虫などを防ぐ穀物倉庫として作られたのであろう。10年前にフランス人の道を歩いた後、付録としてサンチャゴからフィステーラ迄も歩いたがその時にこのような建物をよく見た記憶がある。
Verdugo川にかかるSampaio橋。この橋も優美な曲線を描いている。
2024年07月03日 09:46撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:46
Verdugo川にかかるSampaio橋。この橋も優美な曲線を描いている。
川岸から対岸の町に入る急勾配の道を登る。
2024年07月03日 09:50撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 9:50
川岸から対岸の町に入る急勾配の道を登る。
しばらく川に沿いながら歩く。
2024年07月03日 10:05撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 10:05
しばらく川に沿いながら歩く。
登り坂が続く。自転車がゆっくりと我々を追い越して行った。
2024年07月03日 10:20撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 10:20
登り坂が続く。自転車がゆっくりと我々を追い越して行った。
若者たちの歩行スピードは速く、どんどん追い抜かれる。しかし、彼らは結構頻繁に休むので結果的には兎と亀の競争のように、時々は僕たちが先に次のアルベルゲに着く事もある。
2024年07月03日 10:29撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 10:29
若者たちの歩行スピードは速く、どんどん追い抜かれる。しかし、彼らは結構頻繁に休むので結果的には兎と亀の競争のように、時々は僕たちが先に次のアルベルゲに着く事もある。
(11:39) 巡礼道が二股に分かれた。右は車道に沿った道、左はオプションの森の中の道である。僕たちは前日の苦い経験を学習したので今回は迷わず森の中の道を取る。
2024年07月03日 11:39撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 11:39
(11:39) 巡礼道が二股に分かれた。右は車道に沿った道、左はオプションの森の中の道である。僕たちは前日の苦い経験を学習したので今回は迷わず森の中の道を取る。
小川に沿った美しい道である。
2024年07月03日 12:03撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 12:03
小川に沿った美しい道である。
この道は付録の道なので距離表示板盤には数字ではなく、"C.Comprementario"(補完的) と書いてある。
2024年07月03日 12:04撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 12:04
この道は付録の道なので距離表示板盤には数字ではなく、"C.Comprementario"(補完的) と書いてある。
(12:40) 森の中の道から車道に出て少し歩いたらアルベルゲに着いた。このアルベルゲは大きなPontevedra市の南端に位置している。車道を離れて右に少し登ると塀に楽しい絵が書かれていた。
2024年07月03日 15:24撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 15:24
(12:40) 森の中の道から車道に出て少し歩いたらアルベルゲに着いた。このアルベルゲは大きなPontevedra市の南端に位置している。車道を離れて右に少し登ると塀に楽しい絵が書かれていた。
立派な門がある。
2024年07月03日 15:23撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 15:23
立派な門がある。
大きな新しい施設である。
2024年07月03日 15:22撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 15:22
大きな新しい施設である。
今日の巡礼道では我々の前を歩いている人たちからはどんどん離されて行くし、後ろからは追い抜いて行く人達も多かったので、アルベルゲではさぞ順番待ちの人が多いだろうと予想していたら、かなりの人が開館を待っていた。どこで僕たちが追い越したのか分からぬが、今日はポーランド人女性たちは我々より遅れて到着。
2024年07月03日 12:41撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 12:41
今日の巡礼道では我々の前を歩いている人たちからはどんどん離されて行くし、後ろからは追い抜いて行く人達も多かったので、アルベルゲではさぞ順番待ちの人が多いだろうと予想していたら、かなりの人が開館を待っていた。どこで僕たちが追い越したのか分からぬが、今日はポーランド人女性たちは我々より遅れて到着。
13時に受付が開始された。僕たちは13番目であった。宿泊料は10€/人である。ここは公営らしいがフリーWiFiがあり、久しぶりに日本の友人たちと連絡が出来た。
2024年07月03日 13:52撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 13:52
13時に受付が開始された。僕たちは13番目であった。宿泊料は10€/人である。ここは公営らしいがフリーWiFiがあり、久しぶりに日本の友人たちと連絡が出来た。
広々した食堂である。
2024年07月03日 13:52撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 13:52
広々した食堂である。
ベッドは受付で指定されず、早い者勝ちで自由に選ぶ事ができる。僕たちは隣通しの下段のベッドを取る事が出来た。
2024年07月03日 13:53撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 13:53
ベッドは受付で指定されず、早い者勝ちで自由に選ぶ事ができる。僕たちは隣通しの下段のベッドを取る事が出来た。
シャワー室は一応個別に仕切られていて他人の水の飛沫を浴びることは無い。着替えは袋に入れて部屋の外のハンガーに吊るして置く。
2024年07月03日 18:39撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 18:39
シャワー室は一応個別に仕切られていて他人の水の飛沫を浴びることは無い。着替えは袋に入れて部屋の外のハンガーに吊るして置く。
洗面所も広々としている。
2024年07月03日 18:39撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 18:39
洗面所も広々としている。
全自動の洗濯機があり4€、今日も妻がポーランド人女性たちと交渉して2€ずつの負担としてくれた。乾燥機も4€であるが、これは外で干せばすぐに乾くから不要。
2024年07月03日 14:10撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 14:10
全自動の洗濯機があり4€、今日も妻がポーランド人女性たちと交渉して2€ずつの負担としてくれた。乾燥機も4€であるが、これは外で干せばすぐに乾くから不要。
受付の女性と仲良く記念写真。この女性はポルトガル出身との事だが、スペイン語、フランス語の他流暢な英語を喋り、おまけにカタコトの日本語も話せる非常に親切な人で、今回の旅の忘れ得ぬ人の1人であった。
2024年07月03日 14:34撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 14:34
受付の女性と仲良く記念写真。この女性はポルトガル出身との事だが、スペイン語、フランス語の他流暢な英語を喋り、おまけにカタコトの日本語も話せる非常に親切な人で、今回の旅の忘れ得ぬ人の1人であった。
シャワーを浴び、洗濯物を干した後、町に出てみる。200m程歩くと列車の駅があり、そのすぐ近くにスーパーがあった。受付の女性によると旧市街には古い建物があるので一見の価値があるとの事だが、暑いし疲れているのでお惣菜(15€)を買ってアルベルゲに戻る。
2024年07月03日 15:27撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 15:27
シャワーを浴び、洗濯物を干した後、町に出てみる。200m程歩くと列車の駅があり、そのすぐ近くにスーパーがあった。受付の女性によると旧市街には古い建物があるので一見の価値があるとの事だが、暑いし疲れているのでお惣菜(15€)を買ってアルベルゲに戻る。
本来なら旧市街のレストランで優雅な夕食を楽しんだ方が良かったかも知れないが、それよりもアルベルゲで野菜サラダとハムエッグとビールを摂った方が疲れた体には合っている。
2024年07月03日 16:38撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 16:38
本来なら旧市街のレストランで優雅な夕食を楽しんだ方が良かったかも知れないが、それよりもアルベルゲで野菜サラダとハムエッグとビールを摂った方が疲れた体には合っている。
靴の数を数えると32足ある。大部屋がもう1つあるのでこの2倍とすると今日の宿泊客は60人程度であろう。
2024年07月03日 18:55撮影 by  SC-53C, samsung
7/3 18:55
靴の数を数えると32足ある。大部屋がもう1つあるのでこの2倍とすると今日の宿泊客は60人程度であろう。
撮影機器:

感想

*前日(巡礼7日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037544.html

*本日(巡礼8日目):
 今日は朝から大失敗であった。僕たちのように早朝から出発する人は極めて稀で、大半の人は6時頃起床し7時から8時の間にアルベルゲを出発する。これまで僕たちは出来る限り他人を起こさぬように細心の注意を払って来たつもりであった。しかし今日は電子レンジを使ったのが拙かった。旧式だったのでかなりの音が出てオジサンを起こしてしまった。
 早朝にアルベルゲを出発すると同行者には殆ど会わないが、サンチャゴに近くなると方々にアルベルゲがあり、色々な時刻に出発する巡礼者が増えて来る。若いカップルは手をつなぎながら楽しそうに足早で歩き僕たちを抜き去って行く。こちらは妻の影を踏まないように、いつも3m程後からトボトボ歩く。

*翌日(巡礼9日目)の報告は下行のサイトをご覧下さい:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7037563.html

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