斜里岳(68座目の日本百名山は、暴風雨の中の辛いものでした・・・)

2010年07月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.8km
• 登り: 984m
• 下り: 967m

コースタイム

清岳荘登山口6:56⇒7:45下二股7:45⇒9:10上二股9:20⇒9:45馬の背9:45⇒
10:03斜里岳山頂10:08⇒10:42上二股10:52⇒11:17熊見峠11:22⇒11:57下二股11:57⇒12:45清岳荘登山口

天候

はじめ曇り。のちに小雨。
下山時は、かなりの雨。おまけに強風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

網走駅から車で約90分で清岳荘登山口。

コース状況／危険箇所等

清岳荘登山口〜下二股
合計10回以上の徒渉を繰り返します。
赤いリボンの目印を見落とさないように注意が必要です。
勾配は、あまりなく河を右岸、左岸へと行ったり来たりします。


下二股〜上二股(旧道)
徒渉と沢登りを繰り返しながら急勾配をグングン登り
高度を稼いで行きます。
道標の目印を見落とさないように注意です。
(実際、私達も道を間違い引き返しました)
滝のすぐ横の沢を登るのですが、川の水が赤茶色く鉄分が多いために
濡れている急勾配の石でも滑りません。


上二股〜馬の背
岩場の急勾配を登りつめます。
道は分かりやすいです。


馬の背〜斜里岳山頂
稜線あるきとなります。(ガスで視界がゼロでしたが)
道は分かりやすいです。


上二股〜熊見峠(新道)
小さなアップダウンを何度か繰り返していきます。
道は分かりやすいですが、歩いても歩いても高度が落ちません。


熊見峠〜下二股(新道)
一転して急勾配を下って行きます。
道は分かりやすいですが、勾配がきついので滑らないに注意です。

写真

7/10 6:46

ここからスタートですが、雨が心配です。

7/10 7:07

最初は、林道歩き。
雨はまだ大丈夫。

7/10 7:09

ここから本格的に山道歩き。

7/10 7:46

分岐。
左の沢歩きを選択。

7/10 7:49

水蓮の滝。

7/10 7:59

名前の分からない滝。

7/10 8:07

羽衣の滝。

7/10 8:19

雲の上の現像的な眺望。

7/10 8:19

これまた名前の分からない滝。

7/10 8:26

方丈の滝。

7/10 8:48

見晴の滝。

7/10 8:50

七重の滝。

7/10 8:52

竜神の滝。

7/10 9:45

馬の背。
雨が結構降り始めてきた。
風も凄い。

7/10 9:45

馬の背からの見る山頂方面。

7/10 9:56

山頂直下の祠。
もう少し。
しかし凄い風だ。

7/10 10:06

山頂。
王子が飛ばされそう。
雨、風ともに凄い。

7/10 11:18

帰りは、沢歩きの無い新道コース。

7/10 15:33

下山後に立ち寄った神の子池。

7/10 15:35

凄い幻想的な水面。

7/10 16:26

下山後に立ち寄った豚丼の店。
とにかくここの豚丼は美味い!

7/11 22:21

衝動買いしたじゃがいも焼酎。
ラベルが、購買意欲をそそります。

撮影機器：

PowerShot G7 CANON

感想

belltaku

徒渉が非常に多いです。
行きは、水面に出ている岩の上を使って徒渉できましたが
下りは、雨で水かさが増しており、岩が水の中で少し焦る部分がありました。
初めての沢登りでしたが、かなり辛かったです。
雨も非常に強く、風も非常に強く、視界ゼロで相当、精神的に
辛かったです。
本当は凄い良い山のはずなのに・・・
まあ、怪我が無かったからよし!としよう。
清岳荘の管理人が、山小屋の主人とは思えないくらい感じの悪い人
だったのが残念でした。

コメント

kenpapa

やっぱり天気悪かったんだ・・・
この日の天気情報見てたら東北北部と北海道が悪そうだったので心配してたんですが、やっぱり降られましたか。

条件悪かったけど無事にピークを踏めて良かったね。

belltaku

泣きそうでした
kenpapaさん、こんばんわ。
水かさが増した川の徒渉。
馬の背で快適な稜線歩きかと思えば
この私が飛ばされそうな強風と雨
もう泣きそうでしたが、無事にピークを踏めて
怪我が無かったので良かったです。

まるちゃん

遠征
おかえりなさい

斜里岳は小さい滝が沢山あって楽しい登り道でも増水は危険

天気はイマイチのようですが無事に両山共にピーク踏めて良かったですね

熊の出没等の情報はありましたか？
また7月の北海道の気温などはどうでしたか？

belltaku

ちょうど見てました
maruさん、こんばんわ。
ちょうど今、maruさんとsatiさんの羅臼の記録を
見て笑っていたところです。
やっぱりクマは怖いですよね。
私達も一緒でした。鈴はジャラジャラ鳴らすし
歌は歌うし
気温は下界が20度くらいでしたよ。
クマ出没情報も特に無かったです。

77ms1ksb

ぬおおおっ水分たっぷり
belltaku さま

ぬわんと、またまた遠隔地
それも滝、滝、滝

水分たっぷしの山行、「渇」がないのは安心です。
もしかして独占でした？
初めてのルート、不安なかったですか？


そして行けそうもないエリアの情報が嬉しいですね

次はどこでしょう。

belltaku

滝だらけ
芋ダンナ様、こんばんわ。
いや滝がいっぱいあって楽しいはずでしたが
雨で水量が多く、滝のすぐ横の沢登りは怖かったです。
山頂は、幸運にも斜里も羅臼も独占でした
というかあの暴風雨じゃ、ピークを踏んでもすぐに
みんな退散したんだと思いますよ。
私達も５分で退散しました

sumiko

無事で良かった！
belltakuさん　北海道遠征登山お疲れさまでした。

私達の祈り叶わず悪天候の予報でしたので、心配していました。

多少の事にはめげない、お2人ですが、初めての での雨、強風、に沢登りは辛かったですね。
しかし怪我も無く無事の下山・・・おめでとうございます。

ほっとした後の豚丼は忘れられない味ですね。
じゃがいも焼酎 は、もう飲んじゃったのかな？

P,S　悪天候でこそ小屋の方の優しい言葉が欲しいですね。

belltaku

ありがとうございます。
sumikoさん、こんにちわ。
ホント久しぶりに心が折れそうになりながら
登りましたよ
でも実際に登り終えると、辛かった分ある意味思い出
深くなりますね
豚丼は、以前にも食べたことのある店でむちゃくちゃ
美味いです
道東に行くときは、行ってくださいね、地図を書きますから。
じゃがいも焼酎は、ちょっと粉くさい感じが
ありますが、美味しいですよ
山の親父は、こう言ったんですよ。
私達が百名山バッチを買おうと思い、下駄箱の前で
「ああ、そんなにビシャビシャじゃ、汚れる」って。
どう思います？
これが靴を脱いであがるところなら、こっちも気を
使いますが、下駄箱の手前（まだ下足で歩ける玄関）で
汚れる！って言われるんですよ。

sumiko

言葉は大切ですね。
belltakuさん　こんばんは

小屋のご主人が云った「ああ、そんなにビシャビシャじゃ、汚れる」は、正直に思った事を云っちゃったんですね。

「ああ、そんなにビシャビシャになっちゃって、大変だったね？
床も濡れちゃうから、ビニール敷くから待ってて」ではいかがでしょうか。

そうだ・・・将来小屋の主人になった時の教訓にしましょう！

belltaku

そうそう
そうなんですよ。
ねぎらいの言葉くらいあれば印象も全然
違うんですけどね。
じゃあ４人で共同経営しますか

kankoto

北海道！羨ましいです
belltakuさん　こんばんは

北海道2座お疲れ様でした。

ガスで展望は残念でした。
とくに馬の背からの風雨大変でしたね。
北海道は緯度が高いのでこの標高でも体感温度は
低そうです。
（私の頭の中は昨年のトムラウシのイメージです）

百名山、今年はあと何座位のご予定ですか？
残り32座頑張ってください！！

belltaku

ありがとうございます
kankotoさん、こんにちわ。
２年前に雌阿寒に行ったときも強風で
とても寒い思いをしましたが、今回も
かなり厳しかったです
やっぱり北海道の山はあなどれないですね。
（どこの山でもあなどれないのですが）
今年は目標最低でも８０座突破したいですね。
日帰りで行けるところから責めてる感じなので
これからが大変なので頑張ります。