噴火から10年。鎮魂と信仰の御嶽山。

2024年07月28日(日) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,246m
• 下り: 1,245m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:17

距離 9.9km 登り 1,246m 下り 1,245m

6:37 黒沢口六合目・中の湯
6:51 6:56 日野小屋跡
7:05 飯森小屋(八海山支店)
7:13 黒沢口七合目・行場山荘
7:55 女人堂
7:56 黒沢口八合目
8:34 8:39 石室山荘
8:47 覚明堂休泊所
8:51 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
8:56 黒沢十字路
9:09 9:14 御嶽頂上避難シェルター
9:14 9:15 剣ヶ峰山荘
9:23 黒沢十字路
9:28 覚明堂休泊所
9:34 9:35 石室山荘
10:07 10:12 女人堂
10:31 黒沢口七合目・行場山荘
10:36 飯森小屋(八海山支店)
10:41 10:45 日野小屋跡
10:54 黒沢口六合目・中の湯
10:54 ゴール地点

天候

出だしは晴れ。
八合目から上はガスガスP。
山頂付近はモーレツな風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道中津川ICから国道19号線、県道20号線などで中の湯登山口。
6時半時点で上段（バス停のあるところ）の駐車場は満車。自分がラストっぽかった。
トイレ、登山届提出ボックスあり。

コース状況／危険箇所等

さすがは百名山、よく整備された道。
八合目まで結構ぬかるんでいて、木製階段がすべりやすい。
剣ケ峰と二ノ池の分岐あたりはモーレツな風。しっかり前傾姿勢をとらないと持っていかれそうだった。
改めて3，000メートル単独峰の厳しさを痛感。

写真

7/28 6:37

中の湯登山口からスタート。
いかにも夏山って感じの青空だった。

7/28 6:47

さすがは古来より信仰の対象として崇められてきた御嶽山。
登山道の随所に祠、鳥居が点在。

7/28 6:50

モミやトウヒなど亜高山帯の針葉樹の森。
日差しがあって思ったよりも暑い・・・。
でも先日の経ヶ岳なんかに比べたらずっとマシ。

7/28 7:12

七合目行者山荘とーちゃく。

7/28 7:13

歴史を感じさせてくれる内部。

7/28 7:50

シナノオトギリかな？

7/28 7:50

八合目女人堂。

7/28 7:51

八合目女人堂の周りにはイワギキョウがたくさん咲いてた。

7/28 7:55

さっきまでいい感じの空模様だったのに、真っ白けっけで上は何も見えん。

7/28 8:14

御嶽山といえばオンタデ。
八合目から先がオンタデのパラダイス。

7/28 8:38

石室山荘。
ガスは取れるどころかどんどん濃くなるし、風が強くなってきた。

7/28 8:48

覚明堂。
この先で風がたまらなく強くなってきたのでレインを着用。

7/28 9:08

噴火対策のシェルター完備。
備えあれば憂いなしとは言うものの、誰もこれのお世話にならないことを切に祈るところ。

7/28 9:09

今年で御嶽山の噴火からまる10年。
まるで時間が止まったかのよう。

7/28 9:10

狛犬の間を抜けて剣ヶ峰へ。
10年前、この狛犬は何を見たんだろか・・・。

7/28 9:13

御嶽神社奥社。
八丁ダルミ、噴火口の方角を見ながら暫し黙祷。
黙祷を終えると早々に下山。
天気悪いし、とても長居をする気にならない。

7/28 9:40

石室山荘を過ぎたあたりで晴れてきた？

7/28 10:06

晴れたのは一瞬だけで再びガスガスに。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

kimiron

せっかくの日曜日。白山で花を愛でようと思ったけど、土曜日のシャトルバスの利用者が1000人を超えるなど相当な人・人・人が予想されたのでパス。白山でのんびりと花を愛でるなら平日だね。

で、どこへ行こう？ふと思いついたのは御嶽山。金曜日に経ヶ岳を歩いたけど、やっぱり標高が高くないと暑いからね。

今回は中の湯からスタート。出だしこそ日差しの暑さを感じるくらいの好天だったけど、八合目から先はガスガス。剣ヶ峰手前では持っていかれそうなほどの強風。レインを着ないと寒いくらい。やはり3000メートルの単独峰。甘く見たらいかんね。どんなときもしっかりと装備を整えて。

下山の道すがら、NHKやCBC、信濃毎日新聞など報道機関の腕章を着けた方々が登ってくる。なんだろ〜、噴火したのは9月27日だし。

あとから知ったんだけど、10年の慰霊登山があったようで。改めて犠牲になられた方々の御冥福をお祈りする次第。

山で出会った人：たくさん（100人超）