大峰 神童子谷・ノウナシ滝(ピストン)初めての沢泊
奈良県
Kimu23des
uoo
体力度について
- GPS
- 09:34
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 727m
- 下り
- 723m
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| 天候 | 1日目 曇りのち雨 2日目 曇りのちはれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・林道から入渓 林道の崖崩れ箇所まで林道進める、橋を越えてから左へ(階段まで最短だけど急 登)・橋手前右から入渓(少し長いけど緩やか) ・入渓からへっついさん 赤鍋ノ滝 緩やかで歩きやすい ・赤鍋ノ滝からノウナシ谷の出合(釜滝) 赤鍋ノ滝の登高はバンクツルツルした岩を進むがお助けロープが2か所有り手で確保して進む、その上にも滑る岩場を登るいやらしい所が有るけどトラシマロープが有りしっかり持って進めは安心 ・釜滝からノウナシ滝 ノウナウシ出合上の滝は軽荷なら登れたけど荷物持って いると滑るので巻き道有るので無難 ノウナシ滝までは変化が富んで楽しい渓相 |
写真
kim 通行止めの先は崖崩れでもう先はクルマで進めません。
uoo 橋のところに入口があるはずなんだけどー・・・（帰りに発見）急だわここ、帰りがイヤよね〜kim 橋を渡って左からだと距離は近いけど急斜面です。帰りは橋の手前を左で登る。
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kim 橋を渡って左からだと距離は近いけど急斜面です。帰りは橋の手前を左で登る。
kim 階段に気を取られたけど、奥にブルーな沢が〜
kim 帰りは大木を跨いで登ると楽ですと教えて貰いました。先導ありがとうございます。
uoo 沢ヤらしからぬ格好の人みっけ ここからじゃわからないけどむき出しのファイントラックドライレイヤーに絶対に泳げない大荷物kim 泳ぎの所まで薄着で歩くがすぐにバンクの岩場で泳ぐ羽目に寒かった！そして頭が押されて危なかった。
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kim 泳ぎの所まで薄着で歩くがすぐにバンクの岩場で泳ぐ羽目に寒かった！そして頭が押されて危なかった。
kim ここでまあまあ奮闘したけど写真がない 荷物重たいのでツルツルの所は空身で行くため、ザックをロープで引き上げました。
kim なんでこんなに青いんだ？岩が白っぽいので光が反射しやすいのか？！
uoo 仲良しオタマ いいね♡ でも本当は踏むぞ！ってくらいオタマとカエルはうじゃうじゃいますkim なぜか？ほんとたくさんオタマジャクシいたけど唯一この二匹だけで岩に付いてた！
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kim なぜか？ほんとたくさんオタマジャクシいたけど唯一この二匹だけで岩に付いてた！
uoo 脚長なカエルです この後飽きるほどカエルに会います 岩と間違えてカエルを掴んだけど微動だにせず耐え忍んだ仙人のようなカエルもいましたkim 中途半端な動きで止まっているけど、岩になりきってる？
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kim 中途半端な動きで止まっているけど、岩になりきってる？
kim ちょっと気分転換 荷物置きたかった(笑)
uoo 釜滝到着 左からも右からも巻けるみたい 私たちは右から巻きましたkim 2条の滝突然現れました！左巻きもまあまあキツそうなので右を探索したら行けそうだったので右から高巻き
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kim 2条の滝突然現れました！左巻きもまあまあキツそうなので右を探索したら行けそうだったので右から高巻き
kim カエル座りの2匹 たぶん奥が私かな？
uoo 釜滝上部のノウナシ谷へ入ると滝があり 荷物をおろして相方がトライ 突破するも写真はありません（ごめん）巻道もありますkim 階段状になってないというのでトライしたら上部でつんで左のがば掴んでファイト一発ね！
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kim 階段状になってないというのでトライしたら上部でつんで左のがば掴んでファイト一発ね！
uoo そろそろ宿泊準備に入ります23は山で薪拾いに uooさんは着火剤で火を起こしましたとさ
kim 初めての薪拾い 細いのはたくさんあったけど、火持ちしそうな木は少なかった。
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23は山で薪拾いに uooさんは着火剤で火を起こしましたとさ
kim 初めての薪拾い 細いのはたくさんあったけど、火持ちしそうな木は少なかった。
kim 炎バックに乾杯いいね！
uoo あの小さな火はやがてこうなりましたとさ からの〜薪が切れる女uooの逞しい後ろ姿kim ノコギリはいつもザックに入れています。小さくすると火の隙間に入れれるのでグッとです。でも火の管理しないとすぐに鎮火するので、火の番がいりますね。
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kim ノコギリはいつもザックに入れています。小さくすると火の隙間に入れれるのでグッとです。でも火の管理しないとすぐに鎮火するので、火の番がいりますね。
uoo 贅沢すぎて泣けます、ううっ ついにここまで成長しましたkim この日は沢泊二人だけだったので広く自由にお店広げました。ランタンで照らされた森のライトアップ写真なくて残念
あれがあったかか夜怖くなかった！
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kim この日は沢泊二人だけだったので広く自由にお店広げました。ランタンで照らされた森のライトアップ写真なくて残念
あれがあったかか夜怖くなかった！
uoo 男が言うには「階段状に見えたのは単なる岩の色」だと笑 （上部あと一歩の所で念のためオタスケ準備の合図を送る）沢ヤは常に「ファイト〜いっぱーつ！」の世界だよね
kim そこが厳しいのよ〜このあとジェスチャーで指示が！
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（上部あと一歩の所で念のためオタスケ準備の合図を送る）沢ヤは常に「ファイト〜いっぱーつ！」の世界だよね
kim そこが厳しいのよ〜このあとジェスチャーで指示が！
kim 防水パックデポしてきたので荷物濡れるとアカンでしょうとしておく！
kim ネオプレーン上下装着しているでね。私は生身だでね。
kim 龍に見立てたつもりだけど、ウナギぽい
kim 上からみたら突破感あるじゃん カメラ向けるから(笑)
kim 渓流瀑的な？！ところだでね。
uoo こんな感じ 私は好きだけどなー 途中会った人が滝壺小さいって言ってたけどステキだよkim 水量多い時だけあそこに落ちるんだよね。奇跡の滝壺に近い。
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kim 水量多い時だけあそこに落ちるんだよね。奇跡の滝壺に近い。
kim uooさんがしたということは絶対振られるうなと思った。
kim 荷物降ろして、ココロ清めました。
kim 少し遠かったのでピント合ってないけど岩にたくさん咲いていたね。
kim しっかり木の根を掴んで通過ね！
uoo 幕営地を元に戻し、名残惜しいけど下山しますkim 荷物デポしていた所へ戻り、ここで少し早い昼食 朝食べるはずだった、卵・ベーコン・トン汁・漬物食する。
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kim 荷物デポしていた所へ戻り、ここで少し早い昼食 朝食べるはずだった、卵・ベーコン・トン汁・漬物食する。
kim 確かに前振りないと疲れた逆三角形な後ろ姿(笑)
kim 名残惜しい下山なので楽しまないとね。
kim 今日は太陽が当たりより一層ブルー
kim 私は滑るので最初から滑って通過したけど
ゆる傾斜でしか滑らない女・・・じゃなくてこの大笑いは滑ってコケたところかも？
kim そうです(笑)瞬間じゃないけど撮れてた。
kim 平泳ぎすると水面に顔押されるでね。
kim そうかね！？逆光な感じがいい！
uoo 4段目までは誰かが積んだ微妙なバランスケルン 23が1つ乗せuooも乗せろというので小さいの乗せたら「そんな石は誰でも乗せれる」って
(。-_-。)
kim 下より大きい石を乗せたオレ自己満足しました。
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23が1つ乗せuooも乗せろというので小さいの乗せたら「そんな石は誰でも乗せれる」って
(。-_-。)
kim 下より大きい石を乗せたオレ自己満足しました。
kim また来たいね。
装備
| 個人装備 |
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
タイブロック
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|---|---|
| 共同装備 |
ツエルト
細引き
救急箱
コッヘル
コンロ
ガス
ポリタンク
焼き網
ノコギリ
着火剤
浄水器
タワシ
ゴミ袋
タープ
ザイル
ナイフ
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感想
梅雨明けしたので1泊で山へ行きたいと思っていたが、俺は沢ヤだの成瀬さんの講演を聞いて、一人の無力な生き物になり自然を感じ獣のように沢を歩きたいと考え今回初めての沢泊計画(タープの下で寝る)
さすがにタープで野宿は初めて(テント泊、雪洞泊は体験済)なので、沢泊初心者におすすめな大峰の神童子谷へ
いつも1泊のテント泊山行では、大量の食糧・酒をボッカして山でのんびりするために頑張るが、沢では重たい荷物を担ぎ足場の悪い所を遡行するのは危険なので比較的遡行が楽なここで経験出来て良かった。
軽量化を図りなるべく必要最低限と思ったけど、それでも日帰り装備よりは重くなり遡行は大変で行きはゆっくり慎重に歩いた。
赤鍋ノ滝では重たい荷物を担いでツルツル斜面を歩いて滑ったら滝壺に落ちたら嫌なのでザックを置いてロープに荷物を引っ掛けて荷揚げしたけど、なかなか水流と重たさが有り引き上げるのが大変だったけど無事滑る事無く通過できた。
ノウナシ滝の出会(釜滝)に予定通りに到着して今回のメイン沢泊準備
沢泊の適地ということもあって、前回焚火した跡が既にあり一番良さそうな所にタープを張って寝床確保、薪になる木と着火用の杉の枝を集めて火をつけたけど、最近夕立が有るからか湿っているので、気を緩めるとすぐに火の勢いがなくなり鎮火するのでUooさんリサーチしていた着火剤を使用してやっと火が付いた。
着火剤なかったら時間掛かっていたと思う。
売られている薪と違い細いし、瞬間的に火がついても持続力なく苦労した。
なんとか、焼き物(ウインナーとネギま)が焼けてひとまず満足からの恒例の豚しゃぶへ
やっぱり作り過ぎて食いきれず、朝にもスライドした。
21時には消灯 少し離れた所にLEDランタンは一晩中付けていたけどそれが心地よい明りで、夜も木の葉を照らしてライトアップみたいで怖くなく獣とは遭遇しなくて安心して眠れた。
翌日はノウナシ滝を見に、荷物は宿泊地にデポしてピストン
ノウナシの出会から上は意外と変化に富んで楽しく歩けたました。
ノウナシの滝がなかなか現れず小さな滝が有ったのでこれかね？！と引き返そうとしましたが奥にドーンと大きな滝が見れてここまで来た甲斐が有り、感動的でした。
登る時は下るのも大変かなと思いましたが、荷物少ないし身軽でスイスイ下山
幕営地に戻り、本来朝食にしようとした食材を昼ごはんにしてちょっと休憩
私はここでウエット来て下山の水泳に備える。ノウナシ滝までは水に入ると冷たいのでへツりまくりました。
釜滝へ巻いて下りると凄い人でビックリ！
赤鍋ノ滝はスライダーで降りて鼻に水が入り痛かった～
ビバークに近い沢泊
アルプスの標高の高い所で寝ると寒いのでそれなりの装備が必要だけど、標高1000mくらいだとシュラフカバーだけで十分寝れました。
あとは沢だと重たい荷物背負って歩くのはリスクが高くなるので軽量化は必達
そこは勉強しないとダメですね。
今回二人で装備なるべくかぶらない様にして軽量化したけど、忘れ物が無くて良かったです。
私は行動食・パンを忘れたけどなくても行動するには足りなくなる事無く、十分だったので食料はやっぱりいつも持ち過ぎなんだろうな～
神童子谷は一度中止になった場所だったので行きたかった場所。沢で焚き火がしたいという一言から生まれた今回の沢泊。沢泊はハードルが高いんじゃ？という迷いもあったものの、沢ヤ成瀬さんの講演会で気持ちに火がついた事と「沢泊してこそホンモノの沢ヤ、ぜひ行って」という生の言葉に背中を押されて実施できました。
はじめての沢泊の計画書作りも担当したけど、時間配分、装備、全て問題なく予定通りできた事に本当に自画自賛です笑
実際はやっぱり助け合えるパートナーがいたから成功出来たので本当にパートナーの存在に感謝！！！
予定通りできたと言っても「予定通りにならない事」を想定したというのが正解かな。夜間雨が降る、焚き火の素材が湿っている、濡れている、朝方の気温はどれくらいになる、1泊装備が重くなるから軽量化できるものはする等、かなり調べて考えました。それがかなり活かせていた感じでした。
中でも浄水器と着火剤の購入は良かった。蚊取り線香も持って行ったけどこれはナイス装備でした。
寝るときに虫除けのあみをかぶると安心して眠る事が出来ました。鬱陶しくて何度かはいでましたが。
何度も「この重さで厳しい登攀や巻きはムリだね」と話したくらいなので、神童子谷の水量が低めだったなど条件も良かった。夕方の雨を経験できたのも良い経験値上げになったと思います。
ランタンの写真を撮り忘れたけど、使わない時は萎ませて薄く小さくできる軽いタイプのもので、持ち歩きも楽。タープより離れた所に下げればそこに虫が寄る虫対策にもなり、うっすら木を照らす光はまるでライトアップ。そのライトアップを眺めながら開放的に眠る贅沢な時間でした。
反省点は、ぎっしり詰まったザックの防水バッグの折口が甘かったので浸水してしまった。3重の防水対策だったにもかかわらず・・・今後は２つに分けて上段下段に分けるようにしようと思う。
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