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Yamareco

記録ID: 7084275
全員に公開
沢登り
塩見・赤石・聖

【南ア】深南部寸又峡栗代川

2024年07月30日(火) 〜 2024年07月31日(水)
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GPS
32:00
距離
22.8km
登り
1,402m
下り
1,402m

コースタイム

 各々の理由で今朝まで静岡にいた二人が横浜で集合し、深夜ドライブでまた静岡へ。林道近くの適当な道路脇でC0

7/30(晴れ、曇り)
林道入口(8:50)入渓点(10:40ー10:50)龍神の瀬戸(16:00ー17:50)コッパ沢出合先=C1(18:10)
 夏の日差しだ。暑い。栗代林道は荒れているが崩壊箇所には立派な巻道。栗代ダムへの作業道で沢へ。しばらく雨は降っていないし水量は少なめだろう。基本的にゴルジュだがその合間に河原も多い。ゴルジュや水が美しく、つい写真をとる、思えばこういう系の沢は数年ぶりか。滝となって合流する支流も見ごたえあり。泳ぎが多かったりぬめる石があったりで、じわじわと体力消耗。捕まえても眠り続けるカエルあり。余程の寝不足だったに違いない。捲けば容易な滝が多いができる限り水線にこだわる。水量にも助けられ、不可能そうなものを除きほぼ登れた。対処したのは2箇所のみ。
 鶴の天先の3m滝は右岸から泳いで取り付いた。水から上がるところが悪く協力プレイで突破して後続はFixしたスリングを使用。
龍神の瀬戸下部の2m滝はラバーを効かせて右側を登れるが落ちたら洗濯機なので緊張。一段上がってからのトラバース部分はカムを決めてザック手渡し。直後の核心3m滝は赤堀くんが右岸に泳ぎきって突破。ここは日も当たらず寒かった。カメラの時間を見返すと、この一連で2時間近くも戦っていたようだ。
 コッパ沢二股先のテンバにつく頃には二人とも脚を攣る。焚火、カレー雑炊。さあ明日どうしよう。大無限まで突き上げて夏道下山案、同ルート下降案、悪いと噂の林道下山案等で相談。下山後温泉&かき氷を優先し、選ばれたのは同ルート下降案。

7/31(晴れ)
C1(6:30)入渓点(10:40ー11:10)林道入口(13:05)
 5時起き。身体の疲れを感じる。泳いだり飛び込んだりしつつどんどん下る、唯一の懸案だった核心3m滝はほぼ登った通りにフリーで降りられた。一度もロープださず入渓地点。一瞬竿だすも釣れず。魚影はあるのにおかしいな。林道も快調に下る。ヤマドリとカケスの美しい羽根を拾った。
 川根温泉からの家山駅前で宇治抹茶かき氷のミルクがけ。安い、うまい、そしてデカい。小さめの大きなハチの巣くらいデカい。ご褒美が試練に変わる。今山行最大の核心を敗退寸前で乗り切って金谷駅で解散。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
コース状況/
危険箇所等
詳細後述
その他周辺情報 川根温泉、かき氷
八丁暗見
ちょっと頑張って泳げば奥の岩に取り付けた。
八丁暗見
ちょっと頑張って泳げば奥の岩に取り付けた。
鶴の天。泳いで容易に取り付き、流れのすぐ左を登った。
鶴の天。泳いで容易に取り付き、流れのすぐ左を登った。
最初に対処した滝。泳いで取り付き、へつり、右岸を登った。
最初に対処した滝。泳いで取り付き、へつり、右岸を登った。
右側の洞窟状に潜り込んで、トンネル開通させて突破
右側の洞窟状に潜り込んで、トンネル開通させて突破
トンネル開通
滝のすぐ左を登った
滝のすぐ左を登った
龍神の瀬戸手前の淵
龍神の瀬戸手前の淵
龍神の瀬戸手前の淵
龍神の瀬戸手前の淵
龍神の瀬戸の核心部手前?
龍神の瀬戸の核心部手前?
洗濯機の釜の滝
翌日
龍神の瀬戸下降
翌日
龍神の瀬戸下降
翌日
洗濯機の釜の滝のクライムダウン
翌日
洗濯機の釜の滝のクライムダウン
最大の核心
ゲットだぜ

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード ストッパー ナッツキー ギアスリング ハンマーバイル アングルハーケン 渓流シューズ
共同装備
タープ 飯盒 ロープ カムナッツ類

感想

ロープが必要な個所は少ないが(おそらく水量による)、ゴルジュの景観は美しく、遡行スタイル次第だが水遊びを満喫できる体力系の沢だった。
もう一日あれば大無限に突き上げるのが理想。美味しいところだけつまみ食いした後ろめたさは残る。しかし2日で行くなら、林道を下るよりかは同ルート下降が今後はスタンダードになるのではないか。

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