雌阿寒岳 青空で大展望を楽しむポンマチネシリ
- GPS
- 03:45
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 788m
- 下り
- 784m
コースタイム
天候 | 朝から晴れ間が広がる。日曜日以来の4日ぶりの晴れ。汗ばむが、山頂付近は風が強く心地良い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
50台くらい停まれそうな広い整備された駐車場。水洗トイレ併設。 トイレの周りに水道が有り、登山靴の汚れを落とすことができる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
最初は針葉樹林帯のなだらかだが木の根の多い土の道を登る。 4合目辺りはハイマツ帯、5合目は岩場にさしかかる。この辺りから上は風が強くなりがち。雨の時は吹きっさらしになると思うので注意が必要。 8合目から上は、森林限界を越えて、ガレた岩場を登る。 9合目から先は切り立った外輪山に沿って雌阿寒岳山頂を目指す。 |
その他周辺情報 | 野中温泉 公共駐車場と登山口に近い雌阿寒温泉。硫黄臭が強く白濁した温泉。日帰り入浴は大人500円で10時から営業。 docomoの電波 登山口に向かう途中の道路では感度が無く公共駐車場でもダメだったが、登山口から突然感度が高くなり、山行中はずっと電波が入っていたのは驚き。 |
写真
感想
道東三山の遠征の最後は雌阿寒岳でした。きつく遠い順に、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳の順で登りましたが、羅臼岳と斜里岳では霧雨に見舞われ、晴れて展望があったのは雌阿寒岳だけでした。日曜日は天気が良かったようで、4日ぶりの晴れでした。前週は天気の良い日が続いたので、利尻山、礼文島などは堪能できましたが、地元の方に聞くと例年はこの時期安定した天候だが、今年は雨が多いと話されていました。
雌阿寒岳は歩行距離も短く人気の山で登る人が多く、特に外人比率は有意に高く3割くらいでした。近くに阿寒湖温泉があり、セットで足を伸ばす観光客が多いのでしょうね。アジア系は少なく欧米系の外人さんが多かった印象です。野外運動の好みの違いでしょうか。外人さんは体温が高いので、日本では涼しくて過ごし易い道東の山でもタンクトップや薄着で、足下はスニーカーの方が多かったです。
私も阿寒湖温泉に泊まり、のんびり朝のバイキングを食べて出ると9時30分くらいのスタートとなってしまい、ガスが山頂に上がって来ることを心配しました。予報では12時くらいが一番天気が良い予報となっていたのですが、早い時間帯からかなりの晴れとなり、登っている皆さん共々、楽しい夏の北海道の登山となりました。
旭川からの方は、ずっと天気予報で前線の動きを見ていたが、今日しか晴れが見込めないということで急遽駆けつけたそうでした。我々内地からの遠征組は、事前に日程を組んで飛行機などで来ているため、せっかく来たからには雨でも登山をしたがりますが、風雨が強いと低体温症のリスクにさらされるなど遭難を惹起するおそれも出てきます。無理は禁物で、荒れる天気の時は次回にリベンジするべきかもしれないと、羅臼岳で1人で霧雨の中を歩きながら考えていました。中止の判断は冷静、的確に行いたいものです。
火山であることの注意喚起の掲示がたくさん有りました。水蒸気爆発が起きた時は噴石が飛んで来る可能性があるので、ザックで頭を保護するようになどです。9合目を過ぎてお釜の内部が見える頃には、シューと大きな音で白い水蒸気の噴気が上がるのが見えて、火山の近くを歩いていることを実感します。
雌阿寒岳周辺は3箇所からそうした噴煙が上がっており、改めて活火山であることを認識しました。
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