しらびそ小屋テン泊（稲子湯〜しらびそ小屋〜中山峠〜黒百合平〜渋の湯）
長野県
imonee
体力度について
- GPS
- 07:47
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 999m
- 下り
- 649m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:03
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:10
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:37
| 天候 | 8/3 晴れのち曇り 8/4 くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
佐久平〜小海 JR小海線510円 小海駅〜稲子湯 町営バス800円 渋の湯〜茅野駅 アルピコバス1,800円 茅野〜高尾〜立川〜最寄り駅 JR中央本線・中央線・南武線 3,410円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
みどり池入り口からしらびそ小屋までは林道のような道が多い しらびそ小屋〜中山峠は序盤はなだらか、後半はかなり急登 黒百合ヒュッテ〜渋の湯は岩だらけで疲れる |
| その他周辺情報 | ★しらびそ小屋 テント1名1張1,500円 予約不要 トイレ横に水場あり、要煮沸／飲料水はペットボトル400円 トイレ男女別和式１個室（トイレのみ利用の方は200円） チーズケーキとスコーン＋コーヒーのダブルセット1,300円 ★黒百合ヒュッテ ビーフシチューセット（サラダ、パンorライス）1,600円 チョコバナナアイス500円（バナナ1/2本）ウマい(^^)♪ トイレ男女別洋式200円 |
| 予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
小屋でケーキを注文しようとしたらスタッフさんが客と会話中だったので、先にリスに気付いて撮影してたら「うちは休憩はやってないンだけど（勝手に撮影するな）」と注意された（涙）
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テントに戻って二度寝してからごはん食べました。ほんとは天狗に登るつもりだったけどたぶんやめるだろうなと思ってたけど案の定時間なくなった（笑）
分岐です。本沢温泉までの道もまだ歩いてないンだけど、まぁそのうち機会あるデショ。ほんとは昨日余裕あれば水場まで水を汲みに行こうかと目論んでたけど、疲れちゃって（毎度）
そんでビーフシチューのパンセットいただきました！チキンカレーと若干迷ったけど、やっぱり私はビーフシチュー♪パンがこんなに大きいとは思わなかったのでうれしい
1
そして公約通り（？）チョコバナナアイスいただきました！1/2本（500円）だったのはガッカリだけど、美味しかったぁ！オススメです！
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高見石への分岐。こんなとこから分岐してもあまり意味ないよなぁ。でも考えてみたら、短い距離だけど歩いてない道だから、そっち通ればよかった…
装備
| 備考 | 半袖ドライレイヤー、Tシャツ、アームカバー、夏用トレッキングパンツ、ちいかわネックタオルが行動着。１日目は汗冷えで寒くなり着替えた。涼しいので夕方からはレインジャケットを着用。薄手のフリースを持参したが必要なかった。ただ、長袖シャツはあった方がよかった |
|---|
感想
(￣∀￣)
夏休みの縦走に向けて、とにかくテントを背負ってどこかに登ろう！
というわけで、何度も行こうとして何故か中止していたしらびそ小屋に
やっと行って来ました！
直前に決めたので新幹線の安い切符が取れなかったのですが、
しつこくえきねっとを見てたらキャンセルが出たのかトク10に空きが出たので
慌てて予約変更したものの、席はそれまで予約していた2列席の窓側から
3列席の真ん中に…(；_；)その後は変更も出来ず。
なのでくつろげないかなとちょっと心配してましたが、
乗ってみたら両隣とも細身の若い女性で、狭く感じることはありませンでした。
しかし寝不足なのと暑さで食欲もなく、駅弁も食べずにほとんど寝てましたが。
なんだかお腹の具合もよくなかったので、軽井沢手前でトイレへ。
それでだいぶスッキリしたので（←はしたない）
佐久平に着いて小海線を待つ間、やっと駅弁食べました。
今日は前回Mさんが食べてて美味しそうだと思った鎌倉サンドウヰッチです。
これなら食欲なくても食べやすく、気軽に立ち食いもできるからね！
そして小海線に乗り、車窓を見たり寝たりしてましたが
まだお腹がピキピキしてるので（←どーいうこと？）
またしてもトイレへ。
新幹線と違って和式だったけど綺麗だったので良かったです。
これでだいぶスッキリ…（←はしたない）
小海駅に着いたらバスに乗り、稲子湯へ。
窓から見える畑越しの八ヶ岳が素敵でした。
乗客のほとんどは終点一つ手前のみどり池入り口で降りましたが、
私はトイレに行きたかったから稲子湯まで乗りました。
稲子湯のトイレは洋式もあり、ここでほんとのほんとにスッキリ（←はしたない）
やはり最初にトイレはすませておかないとね！
さて、稲子湯から登るのは初めてですが、本当に玄関の前に登山口がありました。
最初は湿原みたいになってて、木道の道。と言ってもすぐ終わりますが。
紫のサワギキョウが咲いていて綺麗でした。
そして樹林帯の中へ。
思ったよりずっと山っぽい道で、なかなか趣があります。
一回車道に出て再び山道へ、そしてわずかな登りでみどり池入り口に到着。
全然問題にする必要のない距離で、拍子抜けしました。
でも歩いて良かったなぁ！
さてここからしらびそ小屋までは、雪の時期に歩いたことがあります。
2度目とはいえ夏は雰囲気が違うから楽しめる。
林道のような平坦な道が多いのはわかってましたが、
テントを背負ってるから疲労軽減のためストックを使用します。
木陰の道は陽が遮られて少しはマシだったけど、やはり暑い。汗びっしょり。
沢沿いの道は記憶よりずっと短く、ゆるやかな登りはむしろうざく、
大した距離もないのはわかってるけどけっこうしんどいです。
でも人に全然会わず、のんびり静かにマイペースで歩けて楽しい♪
こまどり沢に着いたら顔を洗って涼み、ここからやや急登に。
登りきったら平坦になり、数分でしらびそ小屋に到着です！
テント場を通り過ぎ、とりあえず小屋で受付。
コロナ禍では要予約だったけど、確か今は予約不要のはず…
もしダメだったら本沢温泉まで行こうと思ってましたが、
何も言われませんでした（←小心者w）
テントはまだ一張りもなく、もしかして今日私ひとり…？
いやいや、まだ2時過ぎだし、わからないぞ。
これは期待させた後で、最後に賑やかなグループが来るパターンだ…。
そんなことを思いつつも、一人であることに期待と不安。
一番奥が一等地だと思いますが、
もし一人なら怖いから、なるべく小屋に近い場所に張ることに。
ここは別に眺めもないので、それほどこだわる必要もない。
そばにイイ感じの岩もあるから、座ったり寝転んだり？出来るし。
テントを張ったらケーキを食べに行きましょう！
カレーやおでんも捨てがたかったけど、ここはやはりチーズケーキ！
スコーンもあるので一瞬迷ったけど、なんと！2つ選べるダブルセットがあるではないか！（他にシフォンケーキもありました）
さっそく注文しようとしたけど小屋の女性が客と話し中だったので少し待ってたら、窓の外にリスがいたので撮影！
そしたら小屋のスタッフらしき男性に「ここは休憩のみはやってないんだけど」と言われ、「あ、すいません」と言って慌てて注文。
なんかちょっと気分が下がってしまいましたが、リスが可愛いのでまぁいいや。
チーズケーキとスコーン、コーヒーのセットは美味しかったです♡
そして外に出てみどり池周辺をうろちょろ。
すでに曇っていて天狗岳はあまり見えず、でもそれなりに満足。
喉が渇いたのでペットボトルのコーラを買ったら、また窓の外に今度はウソが来たので撮影タイム。いや〜、可愛いなぁ♡
そしてテントに戻り、昼寝。このあと汗冷えで寒くなったのでヤバいと思い、着替えてしまいました。一着分しか持って来てないのに…（汗）
小屋に着いてからは曇ってたせいか涼しかったけど、蚊？に刺されてかゆかった。
とにかく眠くて、夜更かしして寝不足だったし久々のテン泊装備が重くて疲れたせいもあって、本当に眠くて。
小屋のトイレ前に水場はあるけど要煮沸で飲料水はペットボトル（400円）になるため、水は予め1.5ℓほど担いできたンだけど、本当は本沢温泉の水場までひとっぱしり行けるかな？と目論んでいました。
でもやっぱり疲れて眠くて、そんな余裕はなかったです。
夕方に多少晴れ間が出たりしたけど、綺麗な夕焼けとかはたぶんなかった。
お米を炊いていつものお茶漬けを食べ、みどり池を撮影したり、あとは寝てた。
なんかだんだん足が痛くなってきて、かなりだるくて。
歩いたのは3kmにも満たない距離だし、標高差も500mぐらい？
ゆるハイキングレベルなのに、なんでこんなに疲れたのか？？？
確かに最近運動不足ではあったが、いつもこんなに疲れたっけ？
やばくない？
こんなに筋肉痛というのか、痛くて眠れないかもってぐらい痛むのは久々で
いや、縦走で疲れた時だって、足はここまで痛まなかったような？
これが治らなかったら、明日はここから稲子湯に下りるしかないかも…。
テント場はとうとう誰も来ず、小屋泊の人も4〜5組ぐらい？
（客なのか小屋の関係者なのかよくわからん人もいた）
ほんと静かでとっても良かったけど、暗くなるとさすがに怖くなってきた。
稲村ヶ岳の時もテン泊一人だったけど、あそこは小屋の前だったから。
ここのテン場も小屋に近いとはいえ、灯りは見えないので真っ暗。
さすがに夜は涼しくて、レインジャケットを羽織ったまま寝袋に入り、
20時ぐらいに寝たけどけっこう時間経ったつもりで目が覚めたら、
まだ21時半でビックリ（お約束）
まだ日付代わってないだろうなとは思ったけど、そんなレベルじゃなかった！
さすがにこの時間じゃ朝まで持たないのでトイレに行きました。
本当に真っ暗で、木々に囲まれてるし曇ってたからか月も星も見えず
電池のなくなりかけた薄明かりのヘッドランプと懐中電灯を手に、
登山道ではなくテント場からの近道を行こうとしたけど
やっぱり暗いと道ってわかりづらいものですねぇ(^_^;)
なんか遭難しそうだから登山道をまわっていき、帰りだけ近道を通りました。
でもトイレは灯りが点いてて、昼間より明るかった。
みどり池の方に行って星を確認したかったけど、怖くて行く気になれなかった（泣）
これ、奥にテント張ってたら、もっと怖かっただろうなぁ。
でもまぁ、思ったより怖くなかったです（←どっちだよ？）
そして寝袋に戻り、再び静かな夜。
何度か鹿がピーと鳴いたり、近くにいる気配。
あるいは鳥の鳴く声。近くを飛び去る音。
朝方には鹿が何頭もいるような振動。
風もなく穏やかで、静かな最高の夜でした。
4時半ぐらいに起きてトイレに行き、みどり池に行ったが天狗は雲隠れ。
1時間ほどすると晴れて真っ青な空、でも稜線は雲に縁取られてました。
綺麗な景色を撮影したらテントに戻り、またしても二度寝。
7時にやっと起きてごはんを食べ、8時に撤収。
涼しかった時間は終わりを告げ、蒸し暑くてたまらん中、出発しました。
幸いなことに、足の痛みは治まっていました。
でも天狗岳に登るには、時間が足りないから無理だな（←わざとでは？）
とりあえず今回のノルマ、しらびそ小屋から中山峠までの道を登ります！
歩いたことなかったので歩きたかったのだ。
まだ本沢温泉とつなぐ道も歩いてないけど、それはまた別の機会に。
八ヶ岳の中では人が少ないルートだからクマ鈴リンリン鳴らしつつ、
人がいないことが嬉しくて快適に歩きます。
快適っつーても、蒸し暑いンだけどね…。
序盤は平坦な道が多く、軽くウォーミングアップ。
後半は急登になりつつ、登ってる感があってイイ。
中山峠手前は本当に急だった（下りだと若干怖いかも）けど
なんか、このルート、けっこう気に入りました！
中山峠からは人通りも多く、大岩も多く・・・
中山展望台ぐらいは行こうか迷ったけど、ガスってて何も見えんので
適当な場所でちょっと休憩してから黒百合ヒュッテへ向かいました。
黒百合ヒュッテでは当然、ビーフシチューセットを注文。
私はビーフシチューが大好きなのです。
まぁ、この時に限って言えばチキンカレーも美味しそうだったが。
さすがに2皿は食えん。
蒸し暑いがペットボトル飲料はさほどぬるくならず、ガブガブ飲みます。
このあとお楽しみのチョコバナナアイス！
1/2本だったのでちょっと少ないなとガッカリしたけど、
これは食べるべき美味しさ！（普通にチョコとバナナの味だけど）
満足したら下山開始です！
（↑どこのピークにも登らないのかよっ）
ここから渋の湯までは、10年前にMさんと歩いて下っています。
本当は高見石経由で下る案もあったンだけど…
（高見石〜渋の湯ルートも雪の時期しか歩いたことないンで）
それか、麦草峠まで抜けるか、
あるいはあわよくば天狗岳に久々に登ろうかなんて
計画段階では色々考えてたけど、結局どこも登らずゆるハイク。
いや、どうせもう、今日はガスってて何も見えないから。
もう時間もないことだし。
だいいちバスの時間14:55とか早いンだよ！（←人のせい）
さて、このルートは大岩ゴロゴロなのは記憶にございます。
あーこれMさん苦手そうだな、あの時よく頑張れたなぁなんて思いながら
（でも傾斜はないし、雨降ってないから濡れてないので大丈夫だったのかも）
10年前に見たオコジョの絵の看板はなくなってたみたいだけど
人が来たら先に行ってもらいつつ、ゆっくりのんびり下ります。
時間には余裕あるから、足元気をつけて。
こっちも風が通らないので蒸し暑いです。
が、思ったより混んでなかったのでマイペースで下れます。
途中休憩を挟みつつ。
2時過ぎに渋の湯に下山しました。
そして今回、いつもは眺めるだけだった神社にお参りしてきました。
しかし神社名も何も書いてなく、何の神様であるかすらわかりませんでしたが…。
バスは全然混まなくて意外だった、雪の時期は行列になるのに。
でもそうか、冬と違って夏はみんな車で来るのね！
茅野駅に戻ったらまた普通列車で眠りながら帰りましたが
八王子からドッと人が乗って来て現実に戻った感がありました。
足はそれなりに疲れてたけど、昨日のような痛みはなくてよかったです。
あれは一体何だったンだろう…orz
それにしても学生なんかはすでに夏休みに入ったというのに、
人気の八ヶ岳でこんなに静かな山歩きが出来るとは。
夏のしらびそ小屋、穴場ですな(^^)♪行って良かったです。
夕方から夜〜朝方まではさすがに涼しかったし。
でも8時に出発する時の蒸し暑さにはちょっとガッカリしましたが。
というわけで、気軽に行けて楽しめる八ヶ岳界隈はやっぱり最高！
（小海側の登山口は、新幹線に乗らないと間に合わないから、気軽とは言い切れないけどね）
こっそり拍手
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