稲村ヶ岳、大日山往復(寝坊しちゃった)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,079m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山上辻の50mほど手前の桟道が崩壊しており、先月、滑落死亡事故あり。その前後も濡れているとちょっといやらしいトラバースが連続する。が、特別危険というほどではない。 |
写真
感想
友人と予定を立てていたが、急遽キャンセル。土曜日のみ晴れという天気予報なので、どこに行こうか考えながら金曜日に帰宅してテレビをつけると、NHKの「えぇトコ」で天川村をしていた。そうだ、久々に稲村ヶ岳に行こう!と思い立った。そういえば、これまで5月や6月にしか行ったことがなかったっけ。
早起きして・・・と思っていたけど、目覚ましのセットし忘れで朝寝坊してしまい、予想外の渋滞にもはまり、予定より1時間半ほど遅い登山開始となった。
先週、先々週と山歩きしていないので、どうも体が重い。のんびりと歩いていくことにする。もう少し涼しいかと思っていたけど、意外と気温が高い。でも、時々風が吹くと気持ちいい。
登山道わきに、ミカエリソウ(?)がたくさん咲いている。が、基本的に植林の中なので、いまいち面白くない。桟道が時々出てくる。今日は乾いていてよかった。濡れていると滑りそう。
法力峠につくと、風がいい気持ち。ここからは、自然林も出てくる。急な登りこそないが、トラバース気味の道。右側は常に切れ落ちている。このところの激しい雨のせいか、昔よりも登山道の幅が狭くなってきている気がする。気のせいであってほしい。崩壊した桟道を過ぎると山上辻。10人近くが休憩中。食事とトイレはここで。
山頂目指して登っていく。大日山手前の水がしたたり落ちている岩壁で写真を撮っている人がいる。シラヒゲソウだ。私も写真を撮らせてもらった。
元気なうちにと思って、先に大日山を登る。鎖や梯子や階段が連続する。前回はメンバーの関係で大日山をパスしたので、超久しぶり。
さて、今日の最終目的地である稲村ヶ岳へ。頂上の展望台からは、ぐるっと見晴らしが。大普賢が尖っててかっこいい。弥山は大きな塊として見える。昼すぎているので雲が出てきており、すっきりの展望というわけにはいかなかったが、上出来かな。とはいえ、展望台は日影がないのでちと暑い。なので、山上辻まで丁寧に下る。途中で、山伏の装束の人たちとすれ違った。やっぱり大峰山系のど真ん中だ!
山上辻で、帰りのルートについて考える。出発遅れと、登りですらCTでしか歩けない今日の体調を考えると、レンゲ辻経由だとかなり遅い時間になり、膝への負担も大。また、大日山の岩場で足を大きく上げたりしたので、いつもの内腿の痙攣の予兆もあったので、もと来た道を下ることに決定。
トラバース気味の道をゆっくり丁寧に降りていく。なんだか天気も曇りベースになってきたので、往復コースにして正解のような気がする。水場のところの桟橋への2段ほどの階段を上ったら、なぜか両方の内腿が一気に攣り気味に。このままではヤバいので、ザックを下して芍薬甘草湯を飲む。攣りそうな感じはなくなった。やれやれ。それなりに水分や塩分を補給していたが、今日は汗の量が多かったかもしれない。
どうにかこうにかテクテク丁寧に歩いて無事下山。体は正直なもんで、登山の間隔をあけるとあかんなぁ。
それにしてもNHK効果は大したもんで、「昨日やってた鍾乳洞のモノレールは?」と早速観光に来ている。下山時にみたら、今日は満席のため受付終了、との表示が出ていた。
往きは下道を通ったので3時間くらいかかったが、帰りは、下道の通り道に新たにできていた京奈和道(いつできたんだろう?)を通ってみたら、2時間ほどで帰宅できた。朝もこっちのルートを通れば、早めに登山開始できたかも。今後は、大峰や大台方面へのアクセス時間が短縮できそうなことが分かったのが、今日の最大の収穫。
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