表妙義 ガスの中 金洞山にて

2015年09月06日(日) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 2.8km
• 登り: 409m
• 下り: 404m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:15

7:11 中之嶽神社
7:11 7:11 轟岩
10:50 10:51 第四石門
11:01 11:04 第一石門
11:26 ゴール地点

天候

曇り　のち　小雨
稜線はガスの中、視界は50m程度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中之岳駐車場　無料

コース状況／危険箇所等

表妙義の稜線の一般（点線ルート）のうち、中之岳ー東岳ー金洞山ー鷹戻し　周辺は、言わずと知れたタフな鎖場の連続です。
垂直、オーバーハングなどあり、普通の場所と違うので、自分が行く時は、ロープ装備（降下時）です。
この日ように濡れていると、岩も鎖も大変滑ります。
稜線の縦走も、気の抜けない箇所が多いです。

岩稜稜線での滑落事故も多いですが、土の登山道も崩落してる箇所が多々あります。傾斜が急な部分、張り付いてる土、足元がいつ崩れてもおかしくないです。

その他周辺情報

妙義温泉　もみじの湯　\510

写真

中之岳駐車場から見上げるも稜線はガス

中之嶽神社の階段、上部はかなり急です。

見晴より、下もガスで見えない。

稜線方面、ガスの切れ目からチラと。

一般道から中之岳への分岐。中之岳ー鷹戻し間は、安易に入山しないように注意書が点々とあります。

でも、バリエーションでは無いので、ルート標はあります。

ぼちぼちと始まります。

崩落箇所のロープ。

前方、中之岳ピーク直下の鎖場。ここで換装。

2段になってます。上の段は若干被ってます。

ここ周辺の稜線は、事故が多いので、ヤセ尾根に鎖が付きました。

視界が無いので高度感も無いです。

気が抜けない水平移動。

ちょっとした下りが気が抜けない。

金洞山ピーク直下の鎖。

それは、ピークでも続いてます。ガスで高度感が無いので楽に見えます。

こういう場所の方が時間かかる。

正面、鷹戻しからの2段30mの鎖場。

下段は少し被っているので鐙があります。

上の段。今日は上りも慎重。

鷹戻し頭もガス、ここで戻ります。

この下りはいつも懸垂です。

4名1パーティーが上段、懸垂中です。

下の段全貌図。

帰りは、大砲岩方面へ。

ロープが張られていますが、擦れたりしてきてるので注意。

第四石門と大砲岩

第一石門。

戻って来ましたが、やはりガス。

感想

ST

午後から雨となる見込みなので、表妙義の南側金洞山周辺、中之岳〜鷹戻しまでのショートコースを歩いてきました。
今週末は、日曜のみ出動可能日だったのですが、天候は良くない。南八へ行く予定でしたが、また遠出してガスの中歩くのもつまらないので、約1年ぶりに妙義。
北埼玉からだと遠く無いので時間かけずにいけますが、標高が1000m程度で、タフなので、適期は梅雨前と10ー11月と思います。
5月の桜、10末の紅葉時期は、大変賑わって朝早くから駐車場も一杯になるほどですが、今朝は、土産店準備の車のみで、静かでした。
この静けさとガスに煙る稜線を想像して、気が引き締まります。

ショートなコースですけども、一般ルートでは屈指の難コース。
以前から、ここへ行く場合は、降下用のロープ装備ですが、ガスや雨で濡れてる場合は、ぬめって滑るので、普段上りでフリーで行ける場所も、要所で鎖にセルフとって慎重に進みました。
中乃嶽神社から上がると
　　　中乃岳分岐、第1のルンゼ状鎖場に　注意看板がありますが、
　　　中乃岳のピークにも　この先非常に危険の看板あり。
このピークに上がってしまったら、どっちに行くにしろ、手ごわいです。

鷹戻しの頭で、一組4名とすれ違う。　
”こんな日に来る人もいる”と言われましたが、こちらも同じく思いました。