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記録ID: 712688
全員に公開
ハイキング
ヨーロッパ

Refuge de Couvercle

2015年08月07日(金) 〜 2015年08月08日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.7km
登り
1,033m
下り
1,033m

コースタイム

1日目
山行
3:50
休憩
0:00
合計
3:50
12:20
Refuge de Couvercle
2日目
山行
4:20
休憩
0:10
合計
4:30
9:00
170
Refuge de Couvercle
11:50
12:00
90
13:30
Chamonix
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
Chamonix→Montenvers Mer de Glace
始発 8:00
片道料金 25EUR
往復で買うと30.50EURとかなりお得なことが後で判明…。
コース状況/
危険箇所等
メール・ド・グラスの氷河歩きは早朝だとツルツル滑る箇所あり。
陽が当たってくると滑りにくくなり、アイゼン無くても歩ける。
※アイゼン持参を推奨
その他周辺情報 山小屋
Refuge de Couvercle
標高:2687m
料金:1泊2食付き宿泊料+オムレツ+ビール50cl、フランス山岳会員証提示割引込みで59.50EUR
収容人数128人
シャモニーから始発の登山電車に乗る。
2015年08月07日 08:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 8:05
シャモニーから始発の登山電車に乗る。
Montenversから見たメール・ド・グラス(Mer de Glace)とグランド・ジョラス(Glandes Jorasses)
2015年08月07日 08:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 8:29
Montenversから見たメール・ド・グラス(Mer de Glace)とグランド・ジョラス(Glandes Jorasses)
ドリュ(Les Drus)
2015年08月07日 08:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 8:29
ドリュ(Les Drus)
金属製のハシゴや手すりのある斜面を下り、メール・ド・グラスに降りていく。
2015年08月07日 08:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 8:46
金属製のハシゴや手すりのある斜面を下り、メール・ド・グラスに降りていく。
長いハシゴの下り…。
2015年08月07日 08:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 8:53
長いハシゴの下り…。
メール・ド・グラスに立つ。谷間なので陽が差すのが遅く、氷河上は場所によりツルツル滑った。
2015年08月07日 09:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:04
メール・ド・グラスに立つ。谷間なので陽が差すのが遅く、氷河上は場所によりツルツル滑った。
2015年08月07日 09:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:20
ダン・デ・ジュアン(Dent du Geant)
2015年08月07日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:35
ダン・デ・ジュアン(Dent du Geant)
Glacier du Tacul方面。
2015年08月07日 09:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:49
Glacier du Tacul方面。
氷河が融けて川になっているところがある。
2015年08月07日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:56
氷河が融けて川になっているところがある。
2015年08月07日 10:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 10:25
50mぐらいありそうなハシゴ場。ヴィア・フェラータ風の装備で来てもいいかもしれない。
2015年08月07日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 10:58
50mぐらいありそうなハシゴ場。ヴィア・フェラータ風の装備で来てもいいかもしれない。
岩場を登りきると後は快適なハイキング道。
2015年08月07日 11:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 11:55
岩場を登りきると後は快適なハイキング道。
避難小屋が見えてきた。
2015年08月07日 12:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 12:09
避難小屋が見えてきた。
Refuge de Couvercle(2687m)。左奥に見える山はモンブラン。
2015年08月07日 12:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 12:17
Refuge de Couvercle(2687m)。左奥に見える山はモンブラン。
到着。
2015年08月07日 15:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 15:01
到着。
腹が減ったのでオムレツとビールを。
2015年08月07日 12:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 12:45
腹が減ったのでオムレツとビールを。
フランスのヘリコプター。
2015年08月07日 15:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 15:11
フランスのヘリコプター。
ベッドルーム。
2015年08月07日 15:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 15:25
ベッドルーム。
部屋からはグランド・ジョラス北壁が見えた。
2015年08月07日 15:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 15:31
部屋からはグランド・ジョラス北壁が見えた。
食堂。
2015年08月07日 16:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:06
食堂。
山小屋とグランド・ジョラス。
2015年08月07日 16:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:19
山小屋とグランド・ジョラス。
モンブラン。
2015年08月07日 16:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:30
モンブラン。
エギーユ・ヴェルト(Aiguille Verte)
2015年08月07日 16:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:38
エギーユ・ヴェルト(Aiguille Verte)
時間だけはあったのでその辺をブラブラ。
2015年08月07日 16:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:41
時間だけはあったのでその辺をブラブラ。
グランド・ジョラス北壁。
2015年08月07日 17:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 17:03
グランド・ジョラス北壁。
夕食が遅かったせいで夕陽鑑賞には間に合わなかった。
2015年08月07日 20:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 20:44
夕食が遅かったせいで夕陽鑑賞には間に合わなかった。
翌朝。朝焼けのモンブラン
2015年08月08日 06:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:32
翌朝。朝焼けのモンブラン
グランド・ジョラス
2015年08月08日 06:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:34
グランド・ジョラス
名前分からん。
2015年08月08日 06:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 6:42
名前分からん。
2015年08月08日 06:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:53
2015年08月08日 07:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 7:53
フランスのマーモット発見。
2015年08月08日 08:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 8:47
フランスのマーモット発見。
針峰群とマーモット。
2015年08月08日 08:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 8:47
針峰群とマーモット。
ドイツ人のクライマーが「一緒に降りようぜ」と言ってくれたので、後をついていく。
2015年08月08日 09:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 9:24
ドイツ人のクライマーが「一緒に降りようぜ」と言ってくれたので、後をついていく。
メール・ド・グラスのクレバス。
2015年08月08日 10:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 10:37
メール・ド・グラスのクレバス。
岩をよじ登って氷河上の川を渡る。
2015年08月08日 10:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 10:57
岩をよじ登って氷河上の川を渡る。
ドリュ。
2015年08月08日 11:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 11:21
ドリュ。
Montenversに戻ってきた。
2015年08月08日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 11:48
Montenversに戻ってきた。
Grand Hotel du Montenvers。
2015年08月08日 11:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 11:54
Grand Hotel du Montenvers。
時間ならたっぷりあったので、Montenversからは電車代をケチって徒歩下山。
2015年08月08日 11:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 11:56
時間ならたっぷりあったので、Montenversからは電車代をケチって徒歩下山。
登山列車用の石橋。
2015年08月08日 12:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 12:02
登山列車用の石橋。
撮影機器:

感想

フランスのシャモニーに来てから知ったのだが、この年は早くから猛暑で雪がかなり融けてしまったらしい。そのせいで山の状況は悪く、落石のリスクが高い為モンブランのグーテ小屋は閉鎖されていた。
登ろうと思っていたエギーユ・アルジャンティエールやモンブランの三山縦走→ノーマルルート下山をするには適した状況とは言い難かったので、気持ちをマウンテンからハイキングに切り替えた。
そんなことでシャモニーの宿で地図を見ていたら、この場所展望も良さそうだし、山奥で人も少なそうだという理由から、行くことに決めた。

始発の電車でMontenversに到着。連続するハシゴを下りメール・ド・グラスに降り立ったら、まだ陽が差し込む前で氷河はツルツル滑って恐ろしかった。アイゼンをシャモニーの宿に置いてきてしまったことを軽く後悔。アルジャンティエール氷河歩きでは正直アイゼンは要らないと感じたので今回持ってこなかった。
フリクションの効くモレーン帯を選び、クレバスを遠めに巻きながら氷河を遡る。

泊まる予定の小屋へは、途中から氷河を離れ岩場を登ることになる。岩場は確りした鉄ハシゴや足場が組まれているものの、取り付きから見た目で大体50m程ほど立ち上がっていて、うっかり手を離してしまったら確実にバラバラになりそう。降りてきた2人組はヴィア・フェラータのようにハシゴや手すりにスリングを結んだカラビナでセルフ・ビレイを取りながら慎重に手足を運んでいた。
日本で言うハイキング感覚でアルパイン・トレイルに来るとそれはそれは恐ろしい体験ができることもある。

Refuge de Couvercleはモンブラン、グランド・ジョラス北壁の展望が素晴らしい。
ちなみに小屋番が「神々の山嶺」のフランス語版を読んでいるのを目撃した。

時間だけはたっぷりとあったので、外のテーブルでビールを飲み、景色を楽しみ、ゆっくり昼寝をした後山小屋から周囲を散歩したりして時間を過ごす。
山小屋の定員は128人とあったが、この日の宿泊者10人そこそこだったので、とても静かだった。
夕食の際はコースのディナーと一緒にワインも振舞われたので満足度高し。

翌日ゆっくりとモルゲンロートを堪能してから下山にかかる。
前日エギーユ・ヴェルトに登ったというドイツ人の2人組パーティが、「一緒に下山しようぜ」と声をかけてくれたのでご一緒させてもらった。
歩くスピードは同じぐらいだったが、さすが本場アルプスのクライマー、岩場やハシゴ通過が早い早い。

Montenversでドイツ人クライマーたちと別れ、節約の為に歩いてシャモニーまで降りた。

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コメント

クーベクル小屋
ANZNさん、はじめまして。
2年前にこのクーベクル小屋から、モワンヌ針峰に登ってきました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-325473.html
なつかしく思い出しました。私が記入した宿泊者ノートなんて読んでないですよね・・・(笑)
クマ
2015/9/11 12:29
Re: クーベクル小屋
はじめまして。
Couvercleの読み方が分からず、英語読みのコーヴァークルで通していました。
今になってようやくフランス語(日本語?)読みが分かりました。

確かArgentiere小屋で日本語が書かれたノートは見た記憶がありますが、Couvercleのノートは読んでないです…

例のハシゴの上り下りは恐ろしかったですよね…(笑)
2015/9/11 21:25
Re[2]: クーベクル小屋
ANZNさん、ありがとうございます。
ヨーロッパの小屋にかなり泊まられてますね。
私はアルジェンチエール小屋は、オートルートの際に寄りましたが
満員で泊まることが出来ませんでした。

クーベクル小屋まで行く途中にある、あの断崖に取り付けられた鉄バシゴは、
まるでヴィア・フェラータみたいに長くて恐ろしいものでした。
またまた、思い出しました(笑)
クマ
2015/9/11 22:55
プロフィール画像
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