有明山(表↑裏↓) 〜しなのふじ〜


- GPS
- 09:37
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:37
(→下記の感想欄につづく…)
天候 | くもりのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.enzanso.co.jp/staff_blog/106262 ■有明荘→(バス)→有明山神社(駐車場) https://www.azumikanko-taxi.co.jp/images/%E4%B8%AD%E6%88%BF%E7%B7%9A%E9%81%8B%E8%A1%8C%E8%A1%A8.pdf ・1500円、約30分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■表参道 歩き始めは沢沿いの森ルートだが、ていら岩から徐々に傾斜は上がり、妙見滝から白河滝までは岩場が連続する個所も出てきます。補助ロープや鎖もあるが、滑りやすい箇所もあるので注意してください。 白河滝から落合までは「行者尾根」と呼ばれ、修行者向きの登山道といえるかもしれません。とにかく急登の連続で、後半は笹薮も出てきますが、途中で休みやすい場所はなく、地味に登り続けるしかありません。落合から有明山も足元が痩せている所があるので、用心して歩いてください。 ■裏参道 時々極端な急傾斜が出てくるので、慌てずに歩きましょう。木々の根っこ、鎖場、梯子、桟橋等も出てくるので、滑らないようにお気をつけください。 |
その他周辺情報 | ■安曇野しゃくなげの湯 http://syakunagenoyu.info/ ・平日600円、休日700円 (ドライヤー+100円) |
写真
「口」がつく漢字4文字で詠まれた短歌の中で、石の中央の口をそれぞれの字の上下左右につけて読むとこうなる。
「吾唯足知(ワレタダタルヲシル)」(分に安んじて貪らない)
「吉呼員和(キチヨンデカズワス)」(喜びを集めて和やかに)
この石をくぐり、開運と本日の無事を祈願する!
・その後あらためて登山口の看板が出てくる
・登山道に入ればピンクテープがたくさん!
・「ていら岩」までは比較的水平な登山道。(むしろなかなか標高が上がらず焦る)
・ヤマレコが「妙見滝」に到着というが、滝らしいものが見つからず…。登山道から沢に降り、薄茶色の大岩にうっすら流れ落ちる滝の前でお菓子休憩。
・そこに軽快な3人組が到着。何度か有明山に来ている方もいるようで、妙見滝はまだ先ではないか?と言われる。
・であるならば、そこから出発すると
・ここからアスレチック的な岩場や急傾斜の登山道が始まる!
・続いて出てくるのが「白河滝」。こちらも気持ちよしっ!
・その後「行者尾根」と呼ばれる急登。たしかに修験者が歩くにふさわしい登り! 補助ロープや梯子もあれば、足元が瘦せている箇所もあるので要注意!
・「胎内くぐり」(石門)で岩の隙間をくぐる所も。
・笹やぶも出てくるが、定期的に刈られているようにも思える。
・落合に出て、なかなかペースが上がらないなと思いつつ、一休み。
・多少緩やかなところもあったが、基本は登り! 連日の疲れが出てきてるが、とにかく登る!
・時々眺望もありそうで、この日は真っ白。
・「見晴らし台」という岩から、有明山南峰がガスの合間からチラ見え。北峰への登りはまだまだ続く
・が、登り切る直前で突如、銀色に聳え立つ大きな鳥居が見える! 登頂〜!
・祠もあった。これが大奥宮かな
・裏参道から登ってきた先客と少々おしゃべりをするが、時間も押しているのですぐに北峰を目指す
・神社から数分で北峰!(有明山)
・荷物をデポすれば軽い! 北峰から数分歩けば中岳があり、こちらにも祠が祀られていた(大奥宮その2?)。
・中岳には「ここから南峰まで往復30分」と書かれていた。そんなにかかるのか!?
・うーん、時間がないと思いつつ、ここまで来たら、行ってしまえ!
・予定より遅れ気味なので、早歩きで引き返す
・ギンリョウソウを発見! 生息しているとは!
・北峰でランチ休憩。時折ガスの切れ間から街や田んぼが見えた!
・裏参道で下山。下り始めてからはなかなか標高が下がらず、これはこれで焦る
・しかしその後は急傾斜の下りが出てくる出てくる(笑)
・時々小さな登り返しもあるが仕方ない…。補助ロープや鎖場や梯子や桟橋が、数ヶ所出てきたかな。
その後、強くなる雨の中バスに乗り込むが、雨は山の中だけだったようで…。神社に戻る頃には曇り空。(でもその後、温泉への移動中にゲリラ豪雨…。)
感想
■活字レコ
今回、カメラで撮った写真が消えた〜! 当日間違いなく100枚以上は撮影したものの、帰宅後にSDカードをPCに入れたら中身を認識せず…。その後、データ復旧ソフトで何か出てこないかやってみたところ、結局復旧できたのは十数枚のみ…。あぁぁぁぁ。。。なぜ!?(泣)
というわけで、写真で残したかったイメージは、言葉にするしかない! そんな今回のレコは、見苦しさも感じる…。でも昔から、一行のメモがその風景をくっきり思い出させてくれるのも好きだったりするので、たまにはこういうのもいいかな。
■信濃富士
学生時代に見たドラマの影響を受け、いつかは「信濃富士」に登ってみたかった。それが有明山だと思い込んでいたのだが、今回あらためて調べてみたら、長野北部の黒姫山も信濃富士の異名を持つらしい。となると、そのドラマの舞台はどちらだ!? と思ってWikipediaを見ると、なんと黒姫山の方だった…。ちーん。。。
まぁそれはさておき、今回有明山を下調べしてみたら、表参道と裏参道があり、バスを使えば縦走できるなぁ、なんて割と安易に考えていたのだが…。結論、表参道のピストンでなくて本当によかった…。実際、表参道は登山道として整備されているものの、「行者尾根」という名がつくくらい、修行僧が歩くような険しい急登や多少の藪歩きが続く箇所も多い。こういう場所も経験値アップの意味でこなしておきたいけれど、ピストンなら心が折れていたかも…。
また最大の誤算はらくルートのコースタイムに惑わされていたことかもしれない。ここ数年で自分の歩くペースが遅くなっているのは間違いないが、それでも軽装であれば休憩を含めてコースタイムで行けると思っていたら、むむむ!? 実際、帰宅後に山と高原地図と比較してみると、
・有明山北峰〜南峰:らくルート11分、山と高原地図20分、ww早歩きで13分
・有明山南峰〜北峰:らくルート13分、山と高原地図20分、ww早歩きで15分
・裏参道(有明山北峰〜有明荘):らくルート2時間05分、山と高原地図2時間40分、ww2時間10分
となる。ちなみに前日の烏帽子岳は、らくルートのコースタイムの0.7〜0.8で歩けているので、一概に自分がコースタイムよりも遅くなったとは思っていないが、今後らくルートでの計画は慎重になろうと思えた。それにしても、最後はバスの時間が気になっての下山だったし、せっかくお風呂セットも携帯していたのに有明荘で入浴できなかったのが心残り…。
※余談で、私の手元にある山と高原地図は2006年版だが、表参道のルートが今と違っていることに気づいた!(=黒川口をスタートし、妙見滝や白河滝を通らず、1615ピークや1714ピーク(前山)を経由して落合につながっている) いろいろ調べると、今回歩いたルートは古くからの修験道で間違いないらしいが、一時期は崩落により廃道になりかけ、その後再び整備されたようである。とにかく調べるといろいろ出てくるねぇ…。
wildwind
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
有明山って どこかと思ったら 燕岳に登る 反対の山なんですね⛰️
お写真は残念でしたが windさんの 文書力が素晴らしいので✨
読んでて楽しかったです♪
修験道との事で 険しかったようですが
windさんのレコをずっと拝見してるので どこでも登れる気がします✨
地図は少しは新しいもののが良さそうですね(😛笑)
そして烏帽子岳の岩の写真や七ツ石山小屋での ヤッホー体験 行けるなら行ってみたいと思いました😊
レコがいつも 大作なので 何回か拝見して 楽しませて頂いてます😊
私の神奈川県の赤線繋ぎに比べて 雄大すぎて‼️
レベル違いすぎますが 赤線繋ぎも楽しいですね😊
恐縮ながら、コメントありがとうございます!! 私からすればbaboさんの華やかなレコをいつも羨望のまなざしで読ませてもらっています! また余談で烏帽子岳のレコは学生時代の友人と登りましたが、baboさんのレコにも幼なじみのご友人が時々登場されているので、そういうのもステキだなと思っています!
有明山は北アルプスの中では地味な山かもしれませんが…、その分人も少なく静かに古き良き(&険しき)道を歩けました。それとは対照的にいつも賑やかなのは奥多摩の鴨沢ルートですが、ヤッホーイベントはまた来年も山の日にやると思いますのでぜひ叫んでみてください! (もちろん夏は暑いので…、他の季節もおススメです!)
赤線繋ぎは、ちりも積もれば何とやらですが、長い目で楽しんでいきたいものです。baboさんの赤線も拝見しましたが、神奈川が真っ赤ですね! あと高尾山の赤線が太すぎ…
それと、地図はたしかに最新版が必要ですよね。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する