深入山 大空と花々と💐

2024年08月17日(土) [日帰り]

• GPS: 02:29
• 距離: 3.6km
• 登り: 360m
• 下り: 358m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:53
• 休憩: 0:37
• 合計: 2:30

距離 3.6km 登り 360m 下り 358m

7:32 いこいの村ひろしま
8:16 深入山 百畳岩
8:25 9:01 深入山
9:12 9:13 深入山 百畳岩
9:49 深入山グリーンシャワー管理棟
10:02 いこいの村ひろしま

天候

晴、北東の風5m/s程度
関東に大接近し新幹線を運休にさせた台風7号は西日本にはほぼ影響なく、太平洋高気圧と大陸の高気圧に挟まれて晴れました。都市部では最高気温35℃超えの猛暑日が続いていますが、芸北の高原を吹き抜ける朝の風は涼やかでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●中国自動車道戸河内ICから国道191号を益田方面へたどり、「いこいの村ひろしま」横の登山口へ。
●戸河内IC付近に24時間営業のコンビニが2軒あります。

コース状況／危険箇所等

●一般登山道です。
●お節介なことを書けば、全体に勾配がやや急でしかも登山道がオーバーユース気味のため、歩き方次第ですが下りスリップ注意。フラットフッティングの練習にはいいかもです。
●分岐に道標のない箇所があります。地図をよく見て登ると安心だと思います。

その他周辺情報

●かりお茶屋。臥龍山の北麓にあり、営業時間11～14時。赤蕎麦のもりが、天ぷら付きで1,300円でした。
●いこいの村ひろしま。今回の登山口に建つ宿泊施設です。日帰り湯は11時からですが、休湯日があります。
●三段峡のトチ餅は9月中旬からと貼り紙あり。ちと早かったか。。

写真

8/17 7:34

いこいの村ひろしま前の東登山口からスタートしました。なお、ふかいりやま(笑)ではなくシンニュウザンと読みます。

8/17 7:35

自然が豊富であるがゆえの警告看板。

8/17 8:10

小尾根に上がってきました。以前ここ（画面左1/3位の場所）には孤高の松の木があり、「天空の一本松」と勝手に名前を付けて愛でておりましたが、残念なことに枯れてしまいました。

8/17 8:15

「夫婦ブナ」(これも勝手に名付けた)は健在でした。早朝とはいえ背中からジリジリとした日差し。汗だくになりました。

8/17 8:19

山上ではススキの穂が出ていました。もうすぐ秋ですね。背景は恐羅漢山。

8/17 8:27

深入山頂上、到着です。涼しい風が吹きわたり、いつまでも留まっていたくなる場所です。

8/17 8:28

聖湖。ダム建設に伴って樽床の集落が水没した話は、昭和の広島県では小学校の社会科で教わりました。

8/17 8:42

北に大きく尾根を張るのは臥龍山。またの名を苅尾(かりお)山。

8/17 8:43

恐羅漢山。

8/17 8:43

日本海側には風力発電の鉄塔がずらり。

8/17 8:50

暖地広島では珍しいカシワの木です。

8/17 9:05

雄大な景色を眺めながら下山を始めました。その昔、タタラ製鉄の燃料である木炭の製造のため木が皆伐され、その後放牧地となったのだとか。今も毎年春に野焼きで黒くなる広い草原です。

8/17 9:09

バッタがいっぱいいました。小学生に戻って、追いかけてみるか(^^)

8/17 9:14

百畳岩から振り返った山頂です。

8/17 9:31

南登山口への登山道はオーバーユースや雨水で路面荒れ気味でした。迂回路が開かれています。

8/17 9:35

これが本道。自然の再生を願います。

8/17 9:36

迂回のため旧道を通る箇所も。

8/17 9:48

南登山口へ下りてきました。売店や食堂、キャンプ場などがあります。

8/17 9:51

深入山を振り返って。また来るよ♪

8/17 10:35

南登山口の売店棟には植物図鑑のような見事な展示がたくさん。花の名前を調べるにはもってこいです。画面はそこにあった張り紙でして…というわけで今回、花関係はすべて撮影時刻を消し、地図上の場所もずらしています。

キキョウ、桔梗。もう一週間早ければもっと新鮮であったかも。

オミナエシ、女郎花。

ワレモコウ、吾亦紅。

カワラナデシコ、河原撫子。

フシグロセンノウ。緑の草原に映える花です。

ユウスゲ。

コオニユリ。

クルマバナ、たぶん。

マツムシソウ。

再びキキョウ。場所によっては一面に咲き広がっていて、さながら桔梗ヶ原でした。

8/17 10:03

最後は車道歩き。いこいの村ひろしまへ戻ってきました。

8/17 12:53

番外その1。戸河内にある出合橋。一度見たら忘れられないこの形、小さい頃からずーっと記憶に残っていました。昭和10年竣工のコンクリート橋で、土木学会選奨の土木遺産だそうです。

8/17 11:16

番外その2、かりお茶屋再訪。臥龍山北麓にあります。

8/17 11:23

番外その3、素朴な美味の赤蕎麦。ごちそうさまでした！

撮影機器：

NIKON D7200 NIKON CORPORATION

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

江波山のたぬき

登るたびにすがすがしい気持ちになれる所です。NHK「さわやか自然百景」に登場するくらい自然も豊かです。誰にでもお薦めできる山ですが、一方で、静かな山でいてほしいな…と思う気持ちも。