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Yamareco

記録ID: 714998
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ハイキング
阿蘇・九重

牧ノ戸峠〜星生山〜久住山〜中岳〜法華院温泉〜長者原

2015年07月28日(火) 〜 2015年07月29日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
10.7km
登り
761m
下り
811m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:53
休憩
0:45
合計
7:38
10:22
123
牧ノ戸峠
12:25
12:40
90
星生山
14:10
14:30
50
久住山
15:20
15:30
150
中岳
18:00
法華院温泉小屋
2日目
山行
2:30
休憩
0:10
合計
2:40
8:20
80
法華院温泉小屋
9:40
9:50
70
雨ヶ池
11:00
長者原
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス

感想

7月9日にヨウ素系造影剤アレルギー反応で死にそうになりましたが、そんなことは忘れて、いざ九州へ。
湯布院からバスに乗ったときはいずれ天気が崩れるかなといった空模様でしたが、牧の峠から歩き始めるとすぐにガスってきました。
視界は10メートル未満です。
登山道はよく整備されていますが、稜線沿い歩くとすぐにメインルートから外れます。
終いには踏み跡程度になり、草に着いたガスの水分で、今回はスパッツを持ってこなかったので、ズボンがびしょびしょになります。
構わず進むとメインルートに戻ります。
必然的に星生山に向かいます。
山頂に着くも視界は5メートルほど。
足元しか見えません。
星生崎に向かいたかったのですが、視界がないのでたぶん巻路に出るであろう道を降り始める。
左の谷へ下りる道を無視して岩峰基部より左に降りる。
全く視界がない。
雨が強くなり雨具を着る。
メインルートらしき巻路に出る。
涸れた池跡のようなところに出る。
左手にぼんやり白いものが見える。
近づくと九重別れ避難小屋でした。
あまり泊まりたい小屋ではない。
「久住山→」という道標があったのでこの登りは久住山の山頂を目指しているのだろうと進む。
たぶん植生保護のためと思われるロープが張ってあるが、その内側を歩いているつもりが外側だったりと訳が分からない。
山頂だ。
何も見えない。
中岳に向かう。
地図上にはいろいろな道があるようだが、道標を見落としたか、いきなり池のほとりに出る。
気分は這松のトンネルから知床大沼に飛び出した感覚です。
水量が多いのかルートの半分は沼の中です。
視界がなく対岸が見えず池の大きさもわからない。
池を離れて稜線に出て暫くで中岳山頂に着く。
山頂を越えて鉾立峠に向かったつもりが、元の道を戻っていました。
池の縁を歩くのが嫌なので稜線沿いに池の小屋を目指す。
こちらの小屋は床が乾いていて快適そうです。
ただし扉がなかったような気がします。
小屋の前を降りると結局池の縁に出ました。
どこをどう歩いたかわかりませんが北千里浜に降り始めました。
ここがひどい。
黄色い蛍光ペンキで丸印が5メートルおきに岩に着けられている。
しかも一つの岩に3から5個です。
何を考えているのか。
一瞬視界が開け「ここは滑走路か。」と思えるほど蛍光ペンキが連なっている。
自然破壊である。

本人は普通に歩いているつもりでも体調はよろしく無いようでずいぶん時間が経ちました。
小屋には夕食直前に着きました。
翌朝小屋を発つときに小屋のお兄さんに「あの蛍光ペンキはどなたが付けたのですか。」と聞くと「私たちです。」と答えました。「あれは付けすぎではないか。見苦しい。」というと「今後気をつけます。」とのこと。

山間の地検を逃れた隠れ田んぼのような坊がツルを右手に見ながら林道を歩くと、じ
きに左手の九州自然歩道に入る。
なかなかいい道です。
本州の山では味わえない植生です。
蝶が乱舞しています。
なかなかいい道ですとは言いましたが、実際はトレンチ化が進みあちこちでコースが付け替えられています。

長者原に数少ないバスの発車30分前についてホッとしました。しかし本当に視界の無い、足元しか見えない山行でした。

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