大岳山。鳩ノ巣駅から往復（鳩ノ巣城山〜大楢峠〜梅沢園地〜大岳山〜鍋割山〜大楢峠）

2015年09月13日(日) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,434m
• 下り: 1,446m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:57
• 合計: 7:47

7:15 鳩ノ巣駅
8:16 8:16 城山
8:45 8:45 大楢峠
9:09 9:09 海沢園地
9:51 9:53 大滝
11:37 12:32 大岳山
13:02 13:02 鍋割山分岐
13:15 13:15 鍋割山
13:57 13:57 大楢峠
15:02 鳩ノ巣駅

天候

曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車

＜往路＞鳩ノ巣駅7:13着、＜復路＞鳩ノ巣駅15:10発

コース状況／危険箇所等

・鳩ノ巣駅〜大楢峠　鳩ノ巣駅南の雲仙橋を渡ってすぐ右側に石階段あり、ここが取付き。いきなり休みなしの尾根急坂を登る。ほぼ直登できつい。高圧鉄塔まで来ると少し楽になる。その後、緩やかに登って鳩ノ巣城山に到着。残念ながら木に囲まれ展望なし。この先もったいなくも激下り、再び登って奥多摩駅からの登山道に合流。広く整備されたトレイルを進むと大楢峠に到着。
・大楢峠〜梅沢園地　1時の方向にある林道へ進む。道はゆるやかに下る（せっかく登ったのに！）。途中崩れた所あり、修復工事をしていた。
・梅沢園地〜大滝　起点にある東屋の奥から出発。まず川の左岸に渡って川沿いに上る。すぐに三ツ釜の滝が現れる。一つ一つの滝はそれほど大きくないがその名の通り滝が三連続して、また滝つぼが深い感じで、とても美しい。そのさき木の根が沢山浮き出た道を急登するとネジレ滝と大滝の分岐に出る。ネジレ滝のほうへ進むともう一度ネジレ滝と大滝の分岐が出てくる。ここをネジレ滝の方へ進むが、道がわかりにくい。良く見ると岩にステップが切ってあるのでそこを進む。すぐに「ネジレ滝」と書いた棒標識が出てくるが、ここからはネジレ滝は見えない。大きな音につられてもう少し進むと岩の間から噴出するネジレ滝が見えた。なかなかの迫力だ。滝風も結構あって熱くなった体に心地よい。しばらくマイナスイオンを浴びたあと、もとの道にもどって大滝へ向かう。途中道が不明瞭になるが、薄い踏み跡を頼りに進む。まもなく滝の音が聞こえてくると大滝への分岐道標が出てきて大滝方面へ左折、崖を下りる。さすが大滝というだけあって大きい。滝の流れは途中岩にぶつかって少し曲がるけれどもほぼ一直線。大滝の名に恥じない立派なものだった。これで滝見学は終了。本道へ戻っていよいよ大岳山を目指す。悪路と書いてあるだけあって岩や木の根でボコボコの箇所が出てくる。登り出してすぐに道が薄くなり変だなと思うが、かまわず進むと川辺に下りるロープに行き着いた。ロープ伝いに川辺まで下りるがその先道なし。やはり道間違った（涙）。引き返して途中で薄い上方へ行くトレースを見つけてここを登ると本道に合流した。よかった〜。この先はしっかりした踏み跡あり問題なく進む。しばらく行くと川辺に行き当たり、その先不明瞭になった。迷ったが向こう岸に踏み跡が見えたので川を渡ってみると無事コースを発見。渡った箇所には丸太が数本転がっていて、もともと橋が架かっていたようだ。この先そのまま右岸をしばらく登り、川を2回渡るとカール状のカベに取付いた。ここから500mほど急坂が続く。ここが本日のコースで一番きつかった。何とか登って尾根に出た。この先は尾根道をエッチら大岳山まで登り山頂到着。
・大岳山〜鍋割山　何箇所か岩場があるが、良く歩かれた道で問題ないです。
・鍋割山〜大楢峠　山頂北側にある道を進む。入口にいきなり「ここは登山道ではありません」の掲示あり、ビビるが行ってみる。少しヤブがうるさいが、トレースしっかり、傾斜も緩やかで全く問題なし。最後、大楢峠の手前で踏み跡が薄くなり大丈夫かと思ったが、尾根を外さずにそのまま下ると大楢峠の上部に行き着いた。
・大楢峠〜鳩ノ巣駅　良く歩かれており全く問題なし。途中越沢バットレスが見える東屋があり、ロッククライマーを見学した。

写真

9/13 7:10

本日は鳩ノ巣駅から出発。乗った電車で降りた登山客はおらず。静かに出発です。

9/13 7:15

駅前の国道から川方向へ降りると雲仙橋。ここを渡る。狭い。

9/13 7:16

川がはるか下。橋はずいぶん高い位置に架かってます。

9/13 7:17

橋を渡ってすぐ先右側に石階段。ここが登り口。標識はありませんでした。

9/13 7:28

尾根沿いの急坂を登る。ジグザクもなくほぼ直登です。

9/13 7:35

ガンガン登ります。きつい。。

9/13 7:55

高圧鉄塔に到着。ようやく一息つきます。

9/13 7:56

9/13 7:58

尾根沿いにユルユルと。

9/13 8:07

緩やかになり、標識が出てきた。

9/13 8:11

すぐに鳩ノ巣城山に到着です。眺望はなし。

9/13 8:21

鳩ノ巣城山から下ってしばらく行くとコルに石祠あり。ここが小楢峠？

9/13 8:26

奥多摩湖からの登山道に合流。

9/13 8:26

裏から。

9/13 8:31

植林帯を登ります。

9/13 8:39

大楢峠に到着。

9/13 8:40

大楢峠にあるコナラ巨木。

9/13 8:40

倒壊の恐れとのことで立ち入り禁止になってました。

9/13 8:40

大楢峠を右前方（南西方向）の林道へ進む。

9/13 8:55

崩壊した道の修復工事をしていた。

9/13 8:58

道端に可憐な滝があった。

9/13 9:04

梅沢園地到着。地図を確認。見所多そうだ。

9/13 9:13

東屋の奥に出発点あり。

9/13 9:17

まずは三ツ釜の滝。一番下から。なかなか絵になります。

9/13 9:20

三ツ釜の滝、一番下の滝の上部。

9/13 9:20

三ツ釜の滝の2段目。

9/13 9:22

三ツ釜の滝の一番上。

9/13 9:24

ここをネジレ滝方面へ。

9/13 9:32

また分岐が出てきた。ここもネジレ滝方面へ。

9/13 9:32

行き先がわかりにくい。川脇の岩にステップが切ってあったのでここを進む。

9/13 9:30

ネジレ滝の道標が出てきた。この小さい滝？

9/13 9:29

違いました。奥に進むと屈曲した滝が。これですね。なかなか迫力あります。

9/13 9:34

元に戻って斜面を登る。木の根がすごいです。

9/13 9:44

大滝の分岐が出てきた。大滝方面へ。少し川へ下る。

9/13 9:46

おおっ、大滝です。

9/13 9:47

なかなかの貫禄です。

9/13 10:14

薄い踏み跡をトレースしていく。道間違えたかな。

9/13 10:08

川へ下る急斜面に出てきた。ロープがあるので下ってみるも、先に道なし。やはり道が違う。仕方なく戻る。

9/13 10:14

途中で尾根を登るトレース発見、登ってみると正規の道に復帰。よかった。

9/13 10:23

しばらく行くと川岸に出る。行き先に迷うが、向う岸にトレースが見えるので、川を渡ってみると道があり正解。渡った箇所は丸太が散乱しており橋の壊れた跡のようだった。写真は渡った先から振り返って撮ったもの。

9/13 10:27

モノレールをくぐる。

9/13 10:36

小川を渡って、この先もう一度渡ると、カール状の壁に取り付く。傾斜が急で、ステップがないところも多くきつかった。

9/13 11:03

30分ほど急坂と格闘、やっと尾根に出た。

9/13 11:26

尾根に乗ってからは左上方に大岳山を見ながらえっちら上ると鋸尾根にぶつかった。

9/13 11:32

大岳山到着。雨がパラパラ降ってきた。

9/13 11:32

すっきりではないけど眺望ありました。

9/13 11:57

山頂直下で昼食。本日は棒ラーメン＋野菜で野菜ラーメン。食後の写真ですいません。食べる前に撮り忘れました。この後アマチュア無線を少々。4局つながりSOTAポイントゲット。

9/13 12:27

食後に再び山頂から。浮かんだ富士山が見えました。

9/13 12:57

鍋割山分岐を鍋割山方面へ。

9/13 13:07

鍋割山直下の分岐を鍋割山山頂方面へ直進。

9/13 13:10

鍋割山山頂到着。眺望ありません。

9/13 13:12

山頂北側の道に進みます。登山道ではないらしい。では何？

9/13 13:18

所々ヤブっぽくなってますが、道ははっきりしてます。

9/13 13:23

ピークに石祠。

9/13 13:35

緑の森を進みます。いい感じです。

9/13 13:37

何の石碑か？

9/13 13:52

大楢峠に戻ってきました。ここからは1時の方向（北北東）に進んで鳩ノ巣駅に戻ります。

9/13 14:17

天保の年号が書いてある石碑があった。200年近く前ですか。

9/13 14:22

道端にあった東屋で休憩。

9/13 14:27

崩壊している。。

9/13 14:33

越沢バットレス対面の東屋。

9/13 14:31

ロッククライマーが見えました。動かない。。。

9/13 14:35

木を電柱にしている。。

9/13 14:52

朝、取付いた場所に戻ってきました。

9/13 14:57

鳩ノ巣駅到着。お疲れでした〜。

撮影機器：

EXILIM EX-ZS190 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ガスカートリッジ コンロ コッヘル 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル カメラ 無線機

感想

Chikkun

アマチュア無線ピークハント（SOTA）指定の山として大岳山を選びました。大岳山にはこれまで2回登っており、今回はそのとき以外の道ということで、鳩ノ巣駅からのバリルートを選択しました。登りに選んだ城山コースと梅沢探勝路は変化に富み楽しいコースでした。特に梅沢探勝路は名前の印象から来るゆったりした感じは全くなく、岩ゴロあり、道間違えあり、急坂ありのアドベンチャーコース。気合が入りました。一方下りは穏やか。鍋割山から大楢峠はバリルートでしたが、トレースしっかり、緩やかでマッタリ下れました。大楢峠から先はメジャールートで全く問題なし。登りと下りで少し東西に位置を変えただけですが、様相は大きく異なり、大変変化のあるルートでした。