山行記録: 越百山

天候	雨のち曇り
過去天気図（気象庁）	2015年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車中津川方面から国道19号で北上、JR須原駅付近で伊那川ダム方面へ右折、 10㎞ほど走ると伊那川ダムを超えて無料駐車場(50台くらい)あり本日は15台ほどありました。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	特にありませんが、雨上がりは登山道に露出する木の根っこが滑りやすいです。何合目・距離などを表す看板標識の文字が所々消えかかっています。
その他周辺情報	国道19号沿いに道の駅が複数あります。

備考	山頂尾根で冷たいガスが強く吹いていたので、グローブを持って行けばよかった。

感想

kokkiri

仕事でお疲れモードだったので、近場の中央アルプス南部をめざしました

中央アルプスといえばもっぱら駒ヶ根・伊那方面からでしたが、
今回は初めての南木曽方面からのアタックです。

深夜の19号は思ったほどクルマがなくスイスイでした。
登山口に着き、少し仮眠して早朝出発のつもりが、疲労のせいか大幅な寝過ごし…

が、これがラッキー寝坊だったみたいで
登り始めて最初に出会った下山中の方に聞くと
早朝は土砂降りがひどかったようです。

足元の葉っぱや木の根っこに雨雫が残る中
シラビソ・コメツガなどの大木を見上げながら
徐々に高度を上げていきます
時折、尾根沿いに天然っぽいヒノキの巨木があり感嘆しました。

登って登ってちょっと下ると独特のペイントが印象的な越百小屋登場です
小屋の中から元気な声が聞こえてきます。
ちょっと立ち寄ろうかと思いましたが、入り口のドアが妙に重くて
開けることができませんでした。

越百山の頂が近づくにつれて、白く冷たいガスが濃度を増してきます。
樹林帯からハイマツエリアに出ても、周囲はカルピス色で展望はありませぬ。

膝の小僧さんを出したハーフパン半袖の出で立ちには
ビュンビュンと風速をましたガスがこたえます。
まだかなまだかな？と呟いていると、いつの間にか山頂に立っていました。
やりました！けど、寒いっす…

岩の陰で風をしのぎ厚着をしましたが
時が遅すぎたのか、手足の芯まで冷えています。
持参した柿の種をぽりぽり
ムムムと山頂にて自問自答した結果
予定してた仙涯嶺・南駒ケ岳の周回は
即断で中止であります。
勇気ある撤退と名づけましょう。

その後、下山中30分以上も手足の痺れが取れませんでした。
山の冷風を甘く見ちゃダメですね。

無事、下界に降りると暖かい日差しが僕を包んでくれました、感謝。