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Yamareco

記録ID: 716477
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

本日は晴天なり「仙丈ケ岳」

2015年09月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
06:58
距離
8.6km
登り
1,066m
下り
1,057m

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:55
合計
6:58
7:47
78
9:05
9:08
72
10:20
10:25
55
11:20
11:45
25
12:10
12:32
33
13:05
45
13:50
55
14:45
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
(JR線)甲府駅着(山梨交通バス)AM4:35甲府駅発〜広河原着 片道2,050円(南アルプス市営バス)広河原発〜AM7:40頃 北沢峠着 片道750円

復路
北沢峠16:00発の最終バス ルートは往路と同じ

※バスのダイヤは休日/平日、11月初旬まで/以降で大きく変わるので、事前確認が必要です。
コース状況/
危険箇所等
特に危険を感じる箇所はありませんでしたが、帰路の馬の背ヒュッテ〜五合目間に滝を横切る箇所があり、先日の大雨&台風の影響で水の流れが激しかったので、スリップに注意しつつ慎重に歩きました。

下山時の馬の背ヒュッテ先の分岐がわかりづらいかもしれません。五合目(藪沢大滝ノ頭)へ行く場合は沢を渡って→甲斐駒ケ岳を左手に見る形で登山道を登っていきます。沢を渡らずに沢に沿って降りていった場合は大平山荘へ行くルートになります。
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
新宿駅にて。運良く座席が空いていた快速ムーンライト信州号(普通運賃+520円)で甲府駅に向かいます。
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新宿駅にて。運良く座席が空いていた快速ムーンライト信州号(普通運賃+520円)で甲府駅に向かいます。
甲府駅前をAM4:35の始発バスでまずは広河原を目指します。
甲府駅前をAM4:35の始発バスでまずは広河原を目指します。
広河原着。北沢峠行きのバスに乗り換えます。雲ひとつ無い青空に期待が高まります。
広河原着。北沢峠行きのバスに乗り換えます。雲ひとつ無い青空に期待が高まります。
北沢峠に到着です。車道一本隔てて甲斐駒ケ岳/仙丈ヶ岳の登山がセレクト出来ます。
北沢峠に到着です。車道一本隔てて甲斐駒ケ岳/仙丈ヶ岳の登山がセレクト出来ます。
バス降りてすぐの登山口から仙丈ヶ岳への登山開始です。
バス降りてすぐの登山口から仙丈ヶ岳への登山開始です。
標識にはハングル文字も書かれています。韓国からの登山客も多いのでしょうか?
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標識にはハングル文字も書かれています。韓国からの登山客も多いのでしょうか?
コメツガ・シラビソ系の針葉樹林帯を登り始めます。
コメツガ・シラビソ系の針葉樹林帯を登り始めます。
2合目過ぎたあたりから登りの傾斜が急になります。
2合目過ぎたあたりから登りの傾斜が急になります。
土曜日なのでたくさんの登山者が登っています。
土曜日なのでたくさんの登山者が登っています。
4合目過ぎて振り返ると、開けた森林の合間から甲斐駒ケ岳の雄姿を拝むことが出来ました。
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4合目過ぎて振り返ると、開けた森林の合間から甲斐駒ケ岳の雄姿を拝むことが出来ました。
ゴロゴロした石の山道をひたすら登っていきます。
ゴロゴロした石の山道をひたすら登っていきます。
五合目(藪沢大滝ノ頭)まで来ました。五合目〜登山口までは帰りも同じルートです。
五合目(藪沢大滝ノ頭)まで来ました。五合目〜登山口までは帰りも同じルートです。
しばらく急登が続くと森林がまばらになりハイマツが地面を覆い始めます。森林限界はもうすぐ...
しばらく急登が続くと森林がまばらになりハイマツが地面を覆い始めます。森林限界はもうすぐ...
森林限界を超えた途端、視界が一気に開けて絶景が広がります。まずは甲斐駒ケ岳...
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森林限界を超えた途端、視界が一気に開けて絶景が広がります。まずは甲斐駒ケ岳...
富士山&北岳...日本で標高第1位・第2位の名峰の競演が拝めます。
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富士山&北岳...日本で標高第1位・第2位の名峰の競演が拝めます。
はるか遠くには槍ヶ岳・穂高連峰といった北アルプスの山々の姿も見えます。
はるか遠くには槍ヶ岳・穂高連峰といった北アルプスの山々の姿も見えます。
しゃがんで赤い実越しに甲斐駒ケ岳を撮影してみました。
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しゃがんで赤い実越しに甲斐駒ケ岳を撮影してみました。
小仙丈ヶ岳(2855m)に到着。ここも相当の高さですが山頂までまだ約1時間かかります。
小仙丈ヶ岳(2855m)に到着。ここも相当の高さですが山頂までまだ約1時間かかります。
小仙丈ヶ岳を過ぎると大きなカールが姿を見せます。美しいですね...
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小仙丈ヶ岳を過ぎると大きなカールが姿を見せます。美しいですね...
美しいカールを眺めながらの稜線歩きと...
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美しいカールを眺めながらの稜線歩きと...
岩場の急登を繰り返して…頂上を目指していきます。
岩場の急登を繰り返して…頂上を目指していきます。
ここを登りきれば山頂?いいえ、全然まだまだ先でした...。
ここを登りきれば山頂?いいえ、全然まだまだ先でした...。
仙丈小屋への近道の分岐ですが、まずは山頂を目指します。
仙丈小屋への近道の分岐ですが、まずは山頂を目指します。
後ろを振り返れば...小仙丈ケ岳からの稜線と甲斐駒ケ岳のコントラストの美しさにしばし見とれてしまいました。
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後ろを振り返れば...小仙丈ケ岳からの稜線と甲斐駒ケ岳のコントラストの美しさにしばし見とれてしまいました。
眼下に仙丈小屋を見ながら、山頂目指してカールの尾根を歩いていきます。
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眼下に仙丈小屋を見ながら、山頂目指してカールの尾根を歩いていきます。
カールの尾根の右上方、人がいっぱい集まっている場所が山頂のようです。
カールの尾根の右上方、人がいっぱい集まっている場所が山頂のようです。
ここを登り切れば山頂です。頑張れ!
ここを登り切れば山頂です。頑張れ!
無事、仙丈ヶ岳の山頂(3033m)に到着しました!
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無事、仙丈ヶ岳の山頂(3033m)に到着しました!
皆さんいろんな思いを秘めて登山されています…。
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皆さんいろんな思いを秘めて登山されています…。
山頂をあとにして、まずは下に見える千丈小屋を目指して下山開始です。
山頂をあとにして、まずは下に見える千丈小屋を目指して下山開始です。
山頂方面を振り返り、別れを惜しみつつカールを横目に下っていきます。
山頂方面を振り返り、別れを惜しみつつカールを横目に下っていきます。
千丈小屋まで下りてきました。ここからの眺めはパノラマ絶景なので、泊まってみたいな…と思いました。
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千丈小屋まで下りてきました。ここからの眺めはパノラマ絶景なので、泊まってみたいな…と思いました。
千丈小屋から見たカールをバックに記念撮影。カールの上の稜線を歩いてきたと思うと、感慨深いものが…
千丈小屋から見たカールをバックに記念撮影。カールの上の稜線を歩いてきたと思うと、感慨深いものが…
甲斐駒ケ岳を前方に眺めながら、馬の背と呼ばれる尾根道を下っていきます(贅沢ですね)
甲斐駒ケ岳を前方に眺めながら、馬の背と呼ばれる尾根道を下っていきます(贅沢ですね)
馬の背から見たカール。お鉢のような形が見事です。紅葉のピークの頃も綺麗なんだろうなぁ〜
馬の背から見たカール。お鉢のような形が見事です。紅葉のピークの頃も綺麗なんだろうなぁ〜
ハイマツ帯が終わって草花のエリアに入ると両脇に青い柵が...鹿の進入による食害を防ぐための柵だそうです。
ハイマツ帯が終わって草花のエリアに入ると両脇に青い柵が...鹿の進入による食害を防ぐための柵だそうです。
馬の背ヒュッテに到着。ここも宿泊できます。静かな場所にあるログハウス調の落ち着いた雰囲気の山小屋です
馬の背ヒュッテに到着。ここも宿泊できます。静かな場所にあるログハウス調の落ち着いた雰囲気の山小屋です
少し下ったところに五合目(藪沢大滝ノ頭)に向かう分岐があります。少しわかりずらいのですが、沢を渡ります。
少し下ったところに五合目(藪沢大滝ノ頭)に向かう分岐があります。少しわかりずらいのですが、沢を渡ります。
沢を渡ってすぐ、左手に甲斐駒ケ岳を見ながら登山道を登っていきます。
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沢を渡ってすぐ、左手に甲斐駒ケ岳を見ながら登山道を登っていきます。
森の中に入って、道が途切れてしまった...と思ったら「またいで下さい」の棒書きが...
森の中に入って、道が途切れてしまった...と思ったら「またいで下さい」の棒書きが...
途中にあった藪沢小屋。人気(ひとけ)も無く、営業しているのか?は不明です。
途中にあった藪沢小屋。人気(ひとけ)も無く、営業しているのか?は不明です。
激しい流れの滝の中を歩いて渡らなければいけない箇所もありました。
激しい流れの滝の中を歩いて渡らなければいけない箇所もありました。
滝の上のほうを見ると、先日の大雨&台風の影響で水の流れがかなり激しく、渡るのがちょっと怖かったです。
滝の上のほうを見ると、先日の大雨&台風の影響で水の流れがかなり激しく、渡るのがちょっと怖かったです。
狭い崖を慎重に進まなければいけない箇所もありました。
狭い崖を慎重に進まなければいけない箇所もありました。
画像ではわかりにくいのですが、ロープ渡りの絶壁もありました。
画像ではわかりにくいのですが、ロープ渡りの絶壁もありました。
針葉樹林帯に囲まれた落ち着いた雰囲気の登山道に変わりました。五合目(藪沢大滝ノ頭)はもう近い?
針葉樹林帯に囲まれた落ち着いた雰囲気の登山道に変わりました。五合目(藪沢大滝ノ頭)はもう近い?
五合目(藪沢大滝ノ頭)に着きました。人もいっぱいで安心...あとは行きと同じルートで下山するだけです。
五合目(藪沢大滝ノ頭)に着きました。人もいっぱいで安心...あとは行きと同じルートで下山するだけです。
無事に登山口=下山口まで戻ってきました。ミッションコンプリート!です...
無事に登山口=下山口まで戻ってきました。ミッションコンプリート!です...
帰りのバスまで1時間ほど時間があったので、麓の山小屋こもれび山荘に立ち寄ってみました。
帰りのバスまで1時間ほど時間があったので、麓の山小屋こもれび山荘に立ち寄ってみました。
こもれびラーメン...食べてみたかったのですが...ランチの時間は14:00まで...次回は宿泊するしか無いか?
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こもれびラーメン...食べてみたかったのですが...ランチの時間は14:00まで...次回は宿泊するしか無いか?
ランチメニューは終わってしまったので、ブラウニー&コーヒーのセットで我慢...ナッツがきいて美味しかったです。
ランチメニューは終わってしまったので、ブラウニー&コーヒーのセットで我慢...ナッツがきいて美味しかったです。
16:00発の終バスにも間に合い、行きと同じルートで今回も無事に帰宅…山の神様に感謝です!
16:00発の終バスにも間に合い、行きと同じルートで今回も無事に帰宅…山の神様に感謝です!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 筆記用具 ガイド地図(ブック) 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

(登山前)
 ここのところ列島各地ずっと大雨&台風続きで、なかなか山へ行けず悶々とした日々を過ごしていました。先日予定されていた職場の先輩方との北アルプス登山も悪天候のため中止になってしまい、フラストレーションは限界に達しようとしていました。ようやく嵐が去り、夜空に星が輝き始めました。明日の天気予報は晴れマーク...絶好の登山日和...よし!この前(8月下旬)ガスだらけで眺望が何も拝めなかった仙丈ケ岳にリベンジ登山して鬱憤を晴らすぞ!だけど今日は夜7時までお仕事...でも甲府への終電に間に合えば、始発のバスで日帰り往復登山可能なのはこの前の登山で実証済み。まあなんとかなるさ、よし行くぞ!...かくして仙丈ケ岳へのリベンジ登山となりました...。

(登山後)
 天気予報どおりの快晴に恵まれて最高の登山が出来ました。最初かなり肌寒くて喉を守るのに必死でしたが、ひたすら登ってハイマツ帯で太陽光線に晒される頃にはすっかり汗びっしょりでした。森林限界を超えてからは仙丈ケ岳が持つカールの美しさ、往路は背後/帰路は目の前に聳える甲斐駒ケ岳の雄姿、北岳・鳳凰三山など他の南アルプスの山々、遠くには富士山、槍ヶ岳・穂高連峰など北アルプスの山々に至るまでパノラマ風景を堪能することが出来ました。下山後に立ち寄った登山口そばの山小屋(こもれび山荘)やトイレ設備も清潔かつ綺麗なので、もう少し先の紅葉の綺麗な時期に山小屋に2泊して仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳の双峰を登り比べてみたい....との願望が密かに沸き始めております...。

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コメント

お疲れ様でした。
千丈ヶ岳リベンジは見事な天気で良かったですね
自分も行ったのは20年以上前なので思い出しながらレコ見させてもらいました。
とは言え春の残雪期だったので景色は全然違うわけですが…。

コンプリートな山行きでしたね
自分もまた行ってみたいと思いました
お疲れ様でした。
2015/9/15 21:17
Re: お疲れ様でした。
いつもありがとうございます&お世話になっております…。
>自分もまた行ってみたいと思いま
>した
今度是非ご一緒させてください。個人的には仙丈ヶ岳と反対側の甲斐駒ケ岳にも挑戦してみたいのですが、バスで一緒だった方から「甲斐駒登るなら北沢峠とは反対側の麓の神社から登って、北沢峠に抜けるのが面白いよ」と伺ったので、そのルートにすごく興味があります…。
2015/9/16 16:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
3/5
体力レベル
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技術レベル
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