別山 市ノ瀬周回 三ノ峰泊

天候 | 9/4 晴れのち曇り 時々小雨 9/5 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
杉峠 ー 三ノ峰は激薮区間多数。 |
写真
感想
9/3 市ノ瀬前泊
20時30分頃、自宅出発。下道で市ノ瀬へ。
1時半頃、市ノ瀬到着。仮眠。寒くて何度か起きる。ブランケットのみでは寒かった。
9/4 市ノ瀬 ー 三ノ峰避難小屋
寝坊して6時起床。7時出発。登山口まで徒歩で下る。渓相良いが魚影なし。
8時10分登山口着。少し薮く、これからの山行に期待が膨らむ。
14時丁度、三ノ峰避難小屋到着。杉峠のやや下から、酷いところでは背丈を超える熊笹の薮。林道崩落にて上小池登山口が使えず、このルートでの登山者が激減したためか。登山道自体は、ブナの巨木が林立し雰囲気はかなり良い。
途中、予報通り12時きっかりに小雨が降る。無風のため暑くカッパを着ずにそのまま登る。雨はすぐに止んだが晴れ間は出ず。
朝露と小雨で濡れた藪を何度も掻き分け、全身ずぶ濡れになる。情報では六本檜から先は藪が落ち着くとのことであったが、要所で背丈を超える藪漕ぎ。結局小屋の寸前まで藪漕ぎを強いられる。沢登用のゴム手袋が活躍する。
避難小屋は赤兎の小屋とよく似ており板の間は12畳ほど。トイレは夜間電気が点くとの事だったが、ソーラーの回路が切られており電気点かず。
濡れた上着とズボンを干して乾かす。いつも通り着干ししようかと迷うが、上着もかなり濡れておりウール上下に着替えた。湿度が高いためかなかなか乾かず難儀する。ゲイターを迷った末持って来ず、ズボンの裾が濡れ靴下が濡れ、結果靴が内側より浸水する。小屋についてからホッカイロをジップロックに入れて靴の中に入れ、乾燥を試みる。片足を4時間ほど温めたがとても乾くとは思えない。結局翌日に履きながら何度も靴下を絞りようやく半乾きに。
夕刻まで小屋前で鳥待ちするが声は聞こえど全く姿見えず。
夕飯は白米1.5合炊きレトルトカレー。ソーセージを焼きチーズをかけた。味はまずまずだったが、肝心の白米が上手く炊けておらず芯が残り苦行。
替えの電池を忘れる痛恨のミス。ヘッドライト使用は最小限にする。ソーラーパフが活躍するも年季が入っており心許ないため、食後は小屋に残置してあったロウソクを灯して過ごす。
この日は誰も来ず独りの小屋泊となった。毛布を2枚重ね、その上にソルのシートを敷きサーマレストで寝床を作る。
21時就寝。
9/5 3時半起床。寝床が思いの外硬く一度目覚める。シュラフは暖かくそれ以外はよく眠れた。
インスタントのチャイとカロリーメイトで朝食。
ダラダラと準備を整え日の出後の5:40に出発。三ノ峰から先は昨日までと打って変わって快適そのもの。途中、写真など撮りながらゆっくりと登る。
別山平で大休止。2日目は終始快晴で暑いほど。ここで濡れた物を一気に乾かす。
8:40 別山到着。ここで初めて登山者がと出会う。三ノ峰方面へ降って行かれた。
久しぶりの重荷に、と言っても15キロ程度だが、完全に脚力を持って行かれこの先は鈍行状態。時折姿を見せる野鳥を観察しつつゆっくり下山。
13:40 結局CSより2時間ほど要して市ノ瀬へ下山。いつものように永井旅館前の自販機でコーラを買い一息ついた。
その後いつも通り勝山の水芭蕉にて入浴。8番ラーメンで食事を済ませて帰路に着く。
コース状況
杉峠への登り口から杉峠までは概ね明瞭。杉峠直下の沢はこの時期でも十分な水量だった。
杉峠直下の沢に至る手前あたりで熊笹の藪漕ぎスタート。その後六本檜までは濃くても肩くらいまで。六本檜から先、背丈を超す藪漕ぎ多数。小屋の手前まで腰下の笹藪が付き纏う。完全に視界がなくなる箇所もあり、そうした箇所は地形図も役に立たず。足下の感触とGPSアプリにて位置確認をしながら進んだ。
三ノ峰 ー 別山 ー 市ノ瀬は明瞭。別山平の御手洗池はその気になれば水源として使用可能。浄水は必要か。
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