7歳児が行く甲斐駒ケ岳(直登コース)と仙丈ヶ岳 北沢峠でテント泊にて
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 2,000m
- 下り
- 1,986m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:26
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
広河原からは南アルプス市営バスで北沢峠へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
仙丈ヶ岳のほうは道は明瞭でした。 2日目の甲斐駒ケ岳へは朝の4時にヘッデンを付けての仙水峠ルートだったので 少々道迷いの危険を感じました。 深い森を沢沿いに登って行くんですが、時折広い場所に出たりして ルートロスで時々道を探しました。 ピンクのリボンを確実に確認して進みました。 |
その他周辺情報 | 仙水小屋は朝の4:30頃だったせいか、宿泊者以外は休憩不可でした。 ちょいと休憩したかったんですが入り口のロープを超えるなと注意されました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
カメラが壊れた為、かなり寂しいレポです。
初めての南アルプスデビューは甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳となりました。
7歳児には少々長めのルートなのと、アクセスが少々面倒そうなので尻込みしていた次第です。
芦安から北沢峠までのアクセスに関してはやはり少々面倒ですが、大人ならまぁ問題ないでしょう。
ただ小学生にとって山道のバスを2本乗り継いで、計1:30のバスの旅は大変だったようです。
北沢峠に後少しという所で嘔吐してしまいました。
酔い止めを忘れてしまった僕の責任大ですね。
臭いもそれなりにあったので
同じバスに乗車されていた方にも迷惑をかけてしまいました。
申し訳ありませんでした。
山梨県側の芦安からのアクセスだとバスを2本乗り継ぎますが、
伊那市側の仙流荘からだとバス一本で1時間弱なので
次回はそちら側から攻めてみようかなと考えています。
自宅からのアクセスだと山梨県側の芦安に軍配ですが、
結局バスを一本余分に乗るのでバス代もかかってしまう訳ですからね.....
心配していたテント場の混雑は朝一のバスに乗れば、
連休初日ならフラットで石がない場所を選べる感じでした。
初日は出発時間も9時となってしまったので、
仙丈ヶ岳を行けると事までって感じで向かいました。
「さぁ!今からいくぞ〜」
って時に、子供の靴紐がほどけていて、
結び直さなければって下を向いた時に
胸のポケットからデジカメが地面に落下!
「あっ!」と思いましたが
まぁ何度も落としているので「まぁ大丈夫かな」と思って
電源を入れてみると
電源は入るんですが液晶が暗いまんま.....(苦笑)
携帯の電源はすでに切れてました(苦笑)
テンションダダ下がりで仙丈ヶ岳に向かう事に.....
察して下さいこの気持ち(笑)
やれやれ.....
テント場から林道に向かうと正面に仙丈ヶ岳への
正規の登山道に繋がるルートの入り口がありました。
大滝ノ頭(5合目)まではさほど登りはキツくありません。
5合目から小仙丈ヶ岳までは結構な登りがでてきます。
夜走りで登山口まで来た身にはかなりこたえます。
多分軽い高山病にもなっていたみたいです。
小仙丈ヶ岳に到着してすでに12時をまわっていました。
7歳児の子連れで、ここから仙丈ヶ岳を目指すと
テント場に夕方5時6時になってしまいますし、
明日の甲斐駒ケ岳の事も考え
結局「小仙丈ヶ岳を本日のゴール」としました。
小仙丈ヶ岳から6合目に向かうハイマツの登山道で
雷鳥と遭遇!
初雷鳥でこの日の一番の収穫となりました。
2日目は朝の3時に起床して4時にテント場を後にしました。
仙水峠を経て甲斐駒ケ岳を目指しました。
漆黒の闇の中、深い森を進みます。
こういった環境だとヘッドライトのルーメンの大切さを感じました。
やはり遠くまで明るく照らしてくれる方が圧倒的に有利ですね。
電池が新しいか否かも.....
時々ルートが不明瞭な場所にであった場合、
周りを見渡すのに明るい方がホント有利だと感じた次第です。
仙水峠まではさほど急な登りはありませんでした。
仙水峠からの摩利支天と甲斐駒ケ岳の眺めはホント素敵でした。
仙水峠から駒津峰までへ結構な登りになります。
かなりヘロヘロになりながらの駒津峰に到着しました。
駒津峰からは『これからが本番ですよ』と言わんばかりに
甲斐駒ケ岳を正面に見据えながら進みます。
当初は7歳児づれだったので
「まぁ正規ルートの巻き道コースかな....」と考えていたんですが。
直登コースと巻き道コースの分岐に到着した時に
「直登コースがいい!」と子供が言ったので、
取り合えず攻めてみる事に。
登り始めてみると
子供の方が結構楽しんで登って行ってしまいました。
勿論数カ所はサポートしてあげないと難しい場所はありましたが、
身体が柔らかいのと(子供の方が)
手足は短いですが、逆にそこに脚や手をかけるかって場所にかけられたりして
こういう岩場って「大人の方が有利」ってのもちょっと違うかも?!
と思った次第です。
数カ所は切れ落ちている場所はありますので、
要注意は注意ですが、
遠目で見ていた「直登コース」より
実際に登った「直登コース」は結構楽しめました。
下りに関しては混雑が予想される「直登コース」は避けて、
正規の巻き道ルートで下りました。
駒津峰からは双児山経由で北沢峠を目指しましたが、
結構ロング感を感じました。
まぁいつでも下山はロング感を味わうんですが(苦笑)
下山も仙水峠のほうが時間的にも早そうだと思いました。
甲斐駒ケ岳は9時間以上の山行となりましたが、
小学2年生になると結構ロングな登山でも
踏ん張りが利くようになってきたなと感じた次第です。
取り急ぎカメラを入手しなければ〜(笑)
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