鳳凰山


- GPS
- 11:41
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,186m
- 下り
- 2,186m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 11:41
天候 | 晴れ→曇り→時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道12よりアクセス、一部狭い箇所あり、落石しやすい場所もあり 鳥居峠より先はもっと狭い林道になり、整備はいい、でも狭い 青木鉱泉の近くの小武川を渡ると舗装ほぼなし、ペコポコなので、車高低い車だときつい 一日800円、青木鉱泉の小屋の奥に駐車の受付があり 夜中の場合、受付表に車種と番号を書いて(鉛筆あり)、料金を一緒に準備した封筒に入れて受付ボックスに入れる 翌日日中、小屋の方が駐車した車のチェック行い、支払済の車に領収書をワイパーに挟み込み 未払いの車に受付票を挟み込み まあ、払うかどうかのは良心次第 払ってないのに去っていく車を目撃 |
その他周辺情報 | 南アルプス釜無川温泉 むかわの湯 |
写真
少し滝の方向に進んだけ、あまり明瞭なルートがないと今日日帰りなのであまり時間がないから、途中で引き返した
後で地図を詳しく確認したら、川までくだらないとあまりキレイに見えないらしい
標識に「アカヌケ沢の頭」がかわいそうに小ちゃい
それより背中をこっち向きで休憩する方はなかなかどいてもくれない
なんで標識の下で休憩するんだろう、多分わざわざじゃないと思うんだけど
感想
去年のレコを編集し公開。
相当ハードな山行だった。2024年一番ハード。鳳凰三山を全部訪ねるのはこの周回ルートはまだ楽。本来鳳凰小屋で一泊したい。鳳凰小屋の位置はちょっど登りがほとんど終わるところで、休憩地として一番理想。が、鳳凰小屋はリニューアル工事中、テント場も使えなくなった。しようがなく日帰りでこの周回コースを踏破するしかない。
一番辛かったのは地蔵岳から観音岳へ行くアップダウン。赤抜沢ノ頭へ登ってまた少し降ってまた観音岳へ登らないといけない。合わせて200メートルぐらいの登りと下り。地蔵岳へ登るにもすでに随分体力を使ってたので、このアップダウンで体力はドン底に、しばらく鳳凰小屋分岐手前の岩場で休憩。後ろの方々にどんどん追い越される。やはり日帰りでこのハードコースを挑戦する皆さんは実力持ち。
鳳凰小屋からの急登も中々印象的。樹林帯を越え、賽ノ河原に辿り着くと、絶景と共に、急登が一番キツくなる。幸いオベリスクを見ながらの登りは辛さをより柔らかくさせる。
オベリスクは迫力ある。相当遠いところからも独特な姿を見えるし、近くで見ても自然の力で作り上げたこのオブジェに絶賛するしかない。オベリスクの岩を登っても楽しい体験。一番上には登れないが(クライミングが方ができるかも)、中ほどまで登れる。上に鳳凰山大神の簡易石碑もあり、さらに奥に進むとオベリスクを一周にすることもできる。オベリスクの上、南側で親切なおばあちゃん二人に出会い、お互いに記念写真を取り、その後それぞれ異なる方向でオベリスクを周回、何とオベリスクの北側で再びご挨拶。薬師岳頂上の近くの岩は登山道とロープで分断され、どうやら登らないように制限している。もしかしたら、今後オベリスクも金峰山の五丈岩のように登らないように規制するかもしれない。
五色の滝はとってもキレイ。登山道に離れているので、時間節約ために最初は遠いところから写真撮って別れにしようと思ったが、やはり魅力されて、どんどん近づいて写真と動画を撮りまくった。あの時まだ早い時間だったので、贅沢に一人で滝の景色を楽しんだ。今度一泊二日で余裕がある計画をたって、ぜひ滝の真っ下まで尋ねたい。
ウサギちゃんと鹿ちゃんに邂逅。夜中駐車後、小屋に駐車料金を払い、車に戻る時、偶然駐車場の近くにウサギちゃん一匹と邂逅。あまり怖がらず、少し移動して、草を食べ続ける。野生のウサギちゃんに遭遇するのは初めてで、今までも唯一のこと。
急いで下山時も子鹿に邂逅。道を見ながら下山を集中しすぎて、登山道の近くにいる子鹿に全然気付かなかった。すぐそばに接近して子鹿のおとで気づいて熊かなと最初すごくびっくりした。目で見たら可愛い子鹿なんで、ひとまず安心。ウサギちゃんと同じく人を怖がらない、登山道を横切って食事に夢中。
裸の方に遭遇。オベリスクの北側で休憩し軽食した後、そのままオベリスクを一周して降りようの時、対面から若いカップルが岩の後ろにいることに気づき、見たら何と服を抜いてるところ、男性の方が上半身裸になってる。女性も服を外しているようだ。まさかここで着替え?ラブラブするの?後ろに下がって、気まづいのまま少し待ったら、「すみません、通ってもいいですか」と聞いたら、「いいですよ」と返事をもらい、すれ違いで通過。やはり暑いのせいか、男性は上半身裸のまま、女性はブラオンリー。その後も鳳凰小屋分岐手前ぐらいまで、見えるほどの距離で同行。日本語は流暢で、どうやら、海外から帰国した方で、格好も運動習慣も欧米風。男女とも結構いい体づくりしている。体に自信を持っているから、その格好にこだわってるじゃないかと。にしても、あまりにも珍しく、すれ違いの他の方からも「すごいな、考えられない」と感嘆する声が耳に入る。
下山後温泉の駐車場にも。駐車場で空きを探してる最中、駐車済みの車からいきなり水着のままで車から降りってくる若い女性が現れ。なぜか車から降りた同行もう一人女性が普通に服を着たまま。まさかプールから水着のまま温泉に?それとも川遊びのあと?あの車は何と世田谷ナンバー。地元ではないね。顔を見ても欧米や東南アジアの方でもない。びっくりした上、今日は幻いだな、いろんな珍しい光景を目にしたなと思った。
が、そこまでじゃない。温泉で背中にデカイ入れ墨がある男性に遭遇。背高い男性で、背中にデカイ「南無阿弥陀仏」の入れ墨が目立つ。明らかに海外から来た人。顔を見て欧米や東南アジアの方ではない。温泉は混んでない。たびたび他の方も気づいてびっくりする様子。よくルールを知らずに入ってきたなと思いつつ、受付で服を抜いてチェックしてわけじゃないから、完全に自覚でルールを守るしかない。外国人で日本語わからない場合、このまま入ってくるね。これも課題だね。ちょっと気持ち悪いから、受付あるいは警察に通報してもいいのか、通報したら反応してくれるのかと色々考えたが、やはり分からんで終わり。
後で、色々継続で考えて、そもそも何で「南無阿弥陀仏」を入れ墨にしたのか?仏教の信者だっと、そもそも仏・菩薩の名を入れ墨にするのはNGなこと。仏教国のスリランカで、腕に仏陀(ぶっだ)のタトゥーを入れた英国人観光客が拘束されたこともある。彼ら自分を格好よく見せたいが、本当は自分の無知さを現したじゃないか。
色々あった幻いな一日。
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