十勝岳新得コース現地調査


- GPS
- 08:25
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 913m
- 下り
- 916m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
殿狩橋な安全が確保されていないためです。今年中に修復予定なので来年から通行できることを期待します |
コース状況/ 危険箇所等 |
極めて悪い状態です |
写真
感想
十勝岳新得コース現地調査
【環境省・新得町・新得山岳会合同調査】
2023.09.09(月)
昨年から十勝岳新得登山口にアクセスする林道に架かる殿狩橋が通行止になって以降、登山道の状況が全く分からないことから、関係機関と合同で新得コースを現地調査してきました。
先ず殿狩橋ですが、橋脚の基礎の一部が洗掘されていて浮いている状態でした。
今年中に修復予定とのことで期待しているところです。
次に林道ですが、長い間一般車が通行規制されている為かなり荒れていて、大きな段差や倒木、落石などのリスクがある他、道路脇の笹や灌木の枝も飛び出している箇所がありました。車を大切にしている方は遠慮した方が良いでしょう。
登山道は登山口から藪漕ぎが強いられます。足元が見えないので障害物には要注意です。沢に降りると灌木が登山道まで伸びているので、踏み外して沢に落ちる危険があります。片手で枝を掴みながら行くと良いでしょう。
渡渉を二度程するとハイマツのトンネルが出てきますが、前半は笹とハイマツの枝が立ちはだかり、四つん這いで進みたくなるほどでした。また後半は深い所で1mくらいの洗掘と段差がありました。
苦労してハイマツの墓場に出れば以前と変わらない大パノラマの中を快適に歩くことができます。但し広大なザレ場なので一旦濃霧が出れば方向を見失い遭難のリスクが一気に上がるでしょう。
また、この日も下山中いきなり直近で大きなバキバキッ!という音とすごい地響きを立てて熊が立ち去って行きました。
マイナーなコースではありますが、一部の健脚な上級者の方々が新得コースの復活を待ち望んでいることを認識しています。
殿狩橋、林道、登山道と順調に整備が進められるよう行政、民間の有志で協力していけたらと思います。
尚、現在は林道が通行止ですので、決して進入しないようお願い致します。
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