伏状台杉の周辺


- GPS
- 03:40
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 517m
- 下り
- 521m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
完成している林道は問題なく歩くことは出来るが、完成後殆ど車が走っていない林道は崩壊が甚だしく、歩くことは出来ないばかりか、危険な状態の場所もある |
写真
感想
片波川伏状台杉群生地に花背の原地・中の町からナベタニ峠を越えて見に行こうと考えていたので、周辺のコースも確認のために下見に出掛けた。
原地・中の町の桂川を渡った先には消防団の建物があり、すぐ北側には材木工場があって沢山の木材が積んであるようだ。ナベタニ峠への道は何回となく歩いたが、徐々に崩落や木々と草で少し鬱陶しい道になりかけている。本谷から右(北)に進む支流に入ると、林道の形態が無くなって踏み跡程になって来る。昔は林道であったらしいが、崩壊が凄いのだ。踏み跡が乏しいな?と思ってGPSを見ると、少し手前で更に右の支流に入る必要があったらしい。しかし、戻るのもシンドイから、上がナベタニ峠へのトラバース道だろうと急斜面を喘ぎながら登ると水平道があった。どっかと腰を下ろして休憩だ。いままで、ナベタニ峠まで休んだことは無いのに。歳だなとコースミスも忘れている。
暑い陽ざしの中なのに、樹下の道は涼しい。ナベタニ峠は広域林道なので陽ざしがカンカンだ。片波側に少し進むと大きな木の日陰だ。今日は片波側に出来たらしい林道を下って、片波川源流の伏状台杉群生地登り口まで行って、その登りコースの踏み跡を確認することと、その少し下流から、広域林道のコル迄の藪尾根っぽい尾根を登ることであった。
まず、下る林道を進むと一度も使われていないような酷い林道だ。何年か前、片波川伏状台杉群生地散策後に、このナベタニ峠をめざして新しい林道を登った時に、ナベタニ峠下で重機が林道を工事中であったので、諦めて少し下の小沢をナベタニ峠下の谷へ無理やり下降したことがあった。その林道へ続いていると考えていたのであるが、我々が諦めて下った林道迄は続いていずに、何故か途中止りであることが判った。大きな岩があって林道を継続するのが思わしくなかったのかもしれない。途中止め林道の手前に上に向かう林道があるが、これは広域林道の北のコル方面に向かうもののようだ。何のための林道だろうか、立派な舗装された広域林道があると言うのに。
やむなく、ナベタニ谷?を崩れかけの林道を谷まで下って、黒田方面からの片波川東谷林道を伏状台杉群生地登り口を目指して登った。昔はこの林道は酷い物であったが、今や何故か整備されていて、車が走っていることが伺えた。すると広場があってゲートもあった。その広場前には崩れかけの小屋や林道が対岸の左岸側に上下(南北)に進む真新しいものがある。どうもここが、広域林道コルへの尾根のようだ。コル方面に林道が出来ているのだろうか?と一瞬期待した。
伏状台杉群生地への登り口に到着して登りのコースを目で追うが、小沢脇の登路は倒木が酷そうだ。もう誰も登っていないような感じだ。私は何度となくここから群生地に登ったのだが、そのころから踏み跡が乏しく薄い踏み跡探しが大変であったことが懐かしい程だ。此処から群生地へ登ることは諦めないといけないようだ。すると広域林道コルへの尾根の確認も必要はないが、今日はナベタニ谷を登り返すのもいやなので、探索でなくて帰るために登ることにした。林道が出来ているのでそれを進むと尾根の末端で途切れていた。やむを得ず末端から林道のり面を登って尾根状の藪ほどでないのが嬉しいが、木々に掴まりながら登ると真新しい林道に出た。これで上に行けるのか?と思いきや、これもすぐ先で途切れていた。また1m以上の法面をやっと登っていくと芦生杉が何本も見えて、そこも真新しい林道だ。ここも直ぐ先は途切れている。下方からここで諦めたのか?これから先に進めるのかは判らないが。でも木の伐採のための林道ではないことは判る林道だ。何のための林道だろうか?無駄な林野庁の出費なのだろうか?芦生杉が切られないことを祈るしかない。
広域林道のコルにやっと出た。此処からは稜線の踏み跡を辿れば井ノ口山の伏状台杉群生地へ1時間ほどでいけるいい場所なのだ。此処から原地・中の町の駐車地北の材木工場までは立派な林道があるので、もう楽勝だ。
今日は伏状台杉群生地散策の会の下見で来たのであるが、来た甲斐があったということだ。そのことは、予定していたコース設定はNGで新たに考え直さないといけないということだ。花背の原地からナベタニ峠を越して、片波川源流から伏状台杉群生地を散策し、更に広域林道迄藪尾根っぽい踏み跡も殆どない急傾斜の尾根を登り、井ノ口山の群生地にも行くというのは欲張りすぎである。
結論は片波川源流の伏状台杉群生地にある『平安杉』を散策しながら周辺の伏状台杉をタップリと堪能することに集中することにしよう。
”単独”
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