日光街道二十一次5（徳次郎宿→日光東照宮）

2015年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 31.3km
• 登り: 417m
• 下り: 11m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:28
• 休憩: 0:10
• 合計: 8:38

6:51 下徳次郎宿・スタート地点
7:19 7:29 中徳次郎バス停
8:10 8:10 一里塚バス停
10:10 10:10 大沢宿
12:10 12:10 今市宿・追分
14:20 14:20 日光駅付近
15:05 15:05 鉢石宿
15:29 神橋・ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

　
★スタート地点
関東自動車バス 下徳次郎バス停すぐ

宇都宮駅より日光東照宮への便があります。
http://www.kantobus.co.jp/index.php

★ゴール地点
東武日光線 東武日光駅徒歩15分
JR日光線 日光駅徒歩20分

コース状況／危険箇所等

日光街道は五街道の一つ。
日本橋をスタートし日光へと向かう街道です。
今回は5回目。徳次郎宿から日光東照宮まで歩きました。

杉並木の中を進む箇所が多く大変気持ちよいもので
ずっと登坂が続きますが疲れを忘れさせてくれます。
ところどころに歩道のない国道歩きがあり注意が必要です。

今市宿から先は車が渋滞してることが多い印象です。
鉢石宿内は季節にもよりますが旅行者多めです。

ルートの参考は
今井金吾氏の「今昔三道中独案内 日光・奥州・甲州」。
他の資料も参考にして昔のルートをたどっています。
　

写真

9/21 6:51

下徳次郎バス停。宇都宮駅からバスが出ています。

9/21 6:59

大谷道の道標。

9/21 7:01

下徳次郎宿。徳次郎宿は上、中、下と3カ所あって上が日光街道整備当初からの宿場町で中、下は後年嘆願により設置されています。

9/21 7:09

金木犀の香りが漂っていました。

9/21 7:12

大谷石の生産地が近いからか大谷石をふんだんに使った家が多かったです。

9/21 7:16

中徳次郎宿。昔は「とくじら」と呼んだのですが今は「とくじろう」で通ってるみたいです。信号のある交差点は昔はなく一つ手前が昔の十字路で中心地でした。

9/21 7:18

昔の十字路に残る道標。

9/21 7:43

稲がたわわに実っています。収穫はもうすぐ。

9/21 7:51

宿場と宿場の間には杉並木（現在は別のものがあり）が植えられ宿場内には並木はありませんでした。

9/21 7:59

上徳次郎宿。役目を上、中、下の各宿場で分けていたのですが月の上旬は中が担当し忙しい中旬は古くからある上、下旬は下が担当していました。

9/21 8:01

山車の大きな小屋。祭りでも有名みたいです。

9/21 8:08

一里塚。片側はしっかり残っています。

9/21 8:17

遠くに日光連山が見えてきました。

9/21 8:26

田川を渡りますが先日の豪雨の影響で堤防がボロボロでした。

9/21 8:40

一本道が続きます。

9/21 9:08

杉並木が始まりましたが日光市に入るとさらに凄さが増してきます。

9/21 9:38

右の旧道へ。

9/21 9:40

車が通らないのは静かでいいですね。

9/21 9:41

並木寄進碑。ここから先は日光の神領。日光へ向かう街道のそれぞれの場所に設置されています。別の名を境石。

9/21 9:57

凄みが出てきました。

9/21 9:58

ちょうど見ごろだった彼岸花。

9/21 10:01

大沢宿の入口。右斜めへと入っていきます。

9/21 10:06

大沢宿。徳川将軍家の日光参詣に際し宿泊所として使用された大沢御殿が設置されていた時期がありました。

9/21 10:09

左の杉並木へと入っていきます。

9/21 10:15

車はほとんど通らず静かです。

9/21 10:27

一里塚。杉並木の外に設置されています。一般的な形態です。

9/21 10:31

旧道は再び国道と合流します。左手にコンビニがあり昼食の買い出しをしました。

9/21 10:54

旧道入口。右側の杉並木に沿って進みます。

9/21 10:56

舗装が剥がされ並木の横には水路が設けられています。

9/21 10:57

路盤は江戸時代のように見えますが土の下には杉の根の保護用に隙間が空いたブロックが埋め込まれています。

9/21 10:59

工事の影響で歩きづらいです。車は全面通行止め。

9/21 11:05

再び国道へ。

9/21 11:07

森友付近は古くからの集落で宿場ではないですが杉並木もこの区間だけ途切れています。

9/21 11:15

家の軒先にあった常夜灯。おそらく古いものかと。

9/21 11:16

再び右側の杉並木の中に入っていきます。

9/21 11:19

日光→森友の一方通行になっていて車がたまに通ります。

9/21 11:20

高原山が見えてきました。

9/21 11:21

杉並木の両脇には歩道があります。

9/21 11:37

一里塚。

9/21 11:37

一里塚の上の杉は中が枯れてポッカリと大人四人分ぐらいは入れるようになっています。

9/21 11:47

東武線をくぐります。

9/21 12:04

追分にある追阿分地蔵。今市宿の入口です。左手から日光西街道が合流してきます。

9/21 12:06

像高2メートルの石造地蔵菩薩坐像。室町時代頃のもの。

9/21 12:08

追分に立つ道標。宇都宮、鹿沼の地名が見えます。

9/21 12:15

今市宿。日光西街道、会津西街道、日光北街道などが集まる交通の要衝。

9/21 12:23

本陣跡は道の駅に。

9/21 12:26

ここは会津西街道との追分。まっすぐ進みます。車が渋滞気味になっています。

9/21 12:34

明治天皇小休止跡。

9/21 12:37

再び杉並木の中へ。ちょうどこのあたりが今市宿の出口にあたり寺社があります。

9/21 12:39

瀧尾神社。

9/21 12:42

この辺りは綺麗な土道になっています。右手には杉並木公園があります。

9/21 12:44

朝鮮通信使が休まれた場所。

9/21 12:52

流れる水が綺麗です。

9/21 13:00

雰囲気よさげ！

9/21 13:23

この辺りで戊辰戦争のおり戦いになって砲弾が破裂した後が杉に今も残っています。

9/21 13:28

地面に埋められてるブロックがこれ。

9/21 13:54

国道に合流すると渋滞でした。

9/21 14:02

明治天皇小休止跡。

9/21 14:06

かれこれ300台ぐらいは抜かしました。神橋までずっと渋滞です。

9/21 14:10

ここは道なりに。

9/21 14:13

左の杉並木の中へ。

9/21 14:15

斜め右へ進みます。

9/21 14:16

JR線をくぐります。

9/21 14:16

ここが旧道入口。最後の杉並木です。

9/21 14:18

再び国道と合流。

9/21 14:20

杉並木は日光駅周辺で終わっています。ちょうど途切れたあたりが鉢石宿の入口で木戸がありました。

9/21 14:24

東武日光駅。

9/21 14:35

凄い賑わいです。鉢石宿は日光東照宮の門前町として大いに栄えていました。

9/21 14:55

鉢石宿を上から。

9/21 15:03

古い建物がちらほらと残ります。

9/21 15:09

鉢石。宿場の名前のいわれです。しめ縄に囲まれています。場所がちょっとわかりずらいです。

9/21 15:14

立派な土産物屋を左に見るとゴールは目の前。

9/21 15:16

神橋の広場。昔も今も大きな広場になっています。

9/21 15:19

橋を渡って完歩としました。この先に日光東照宮があります。

撮影機器：

EOS M CANON

装備

個人装備

ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) サングラス(1) 行動食(2) ペットボトル（500ml）(1) カメラ(1) iPhone（充電器含む）(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

yaonyaosuke2

　
ようやく日光街道を踏破できました。
日光にはかれこれ3度訪れているのですが
連休と重なったので今回の混雑ぶりには驚きました。
東照宮は本殿で拝むだけで1時間待ち、奥宮で所要45分。
これにはちょっと疲れてしまいました。

日光街道全般の感想としては
ほぼ平坦な道のりが続いている。道がわかりやすい。
しかも初心者にとっても手ごろな距離になっていますが
街道風情はというと杉並木を除くとさほどない印象です。

パッと思い浮かぶ宿場町で記憶に残ってるのは
千住宿、草加宿、古河宿、小山宿、宇都宮宿、今市宿。
どこも街道文化を推してる宿場町だったりします。
ピンポイント的にこれらをめぐるのも楽しいかもしれません。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。　　
http://borabora.seesaa.net/article/431612467.html