栂池自然園 超のんびりハイク
- GPS
- 09:20
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 324m
- 下り
- 323m
コースタイム
あとは時間いっぱい園内をぐるぐる回っていたので、これ以降のコースタイムは無意味です(笑)。最終的に自然園の出口を出たのは16:35でした。
なお自然園で設定している(オフィシャル?)コースタイムは1周約3時間半〜4時間とのことです。
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
似たようなサイトがたくさんあって分かりにくいですが、下記が公式サイトのようです。 http://www.tokyu-hakuba.co.jp/ http://www.tokyu-hakuba.co.jp/summer/tsugaike/PANORAMA/pano_in.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート図について:ヤマレコ(Yahoo!)の地図には自然園の前半部しか道がかかれていなかったので、地形図を見ながら適当に書き足してあります。 道の状況: 楠川まではよく整備された遊歩道。 その奥は登山道に近いものになります。(半分くらいは木道ですが) 楠川を渡ってすぐのトイレ前に、「ここからは険しくなります、その靴で大丈夫?」みたいな看板がありました。(少し文面は違うかも) 浮島湿原〜展望湿原の間で高度を上げます。 今年はかなり遅くまで残っていたという雪も既に道上にはなく、状況としては普段山に登っている人には何の問題もありません。 途中、廃道になっているところがあります(モウセン池から展望湿原に行かずヤセ尾根に抜けるショートカットルート、ロープが張られています)。国土地理院の地形図やネットに転がっている地図にはまだ残っていますが、現地でもらったマップにはもう記載されていませんでした。 わたすげ湿原にはルートが2つありますが、北側ルートはずっと笹ヤブの中を通っていき花もほとんどなくて全くおもしろくありませんでした(怒)。最近作った迂回路のようで、国土地理院の地形図には載っていません。 ただナナカマドがいくらかあったので、秋にはきれいになるかも? 南側のルートは湿原あり風穴あり(涼しい)で、花もたくさん咲いていました。 それ以外のルートが2つに分かれているところ(みずばしょう湿原、浮島湿原)はどちらのルートを使っても楽しめます。 個人的にはみずばしょう湿原は北側ルート、浮島湿原は東側ルートが(この時期には)いいように思います。時間がなくて片方しか行けない場合にご参考になれば。 このあたりの木道はずっと2車線になっているので、一方通行とかはありません。 「往復ゴンドラ&ロープウェイ+自然園入園料セット」券: 往路乗車後3日間有効。 当日ゴンドラ乗り場で買うと3,300円ですが、前売で買っておくと2,950円になります。 道の駅(白馬・小谷)、白馬宿泊情報センター、白馬村観光案内所、北アルプス総合案内所やその他の取り扱い店などで買うことができます。 私は前夜、ゴンドラ駅近くの「まつ」という居酒屋で買いました。 JR白馬駅・南小谷駅、近隣のコンビニでも「引換券」という形で手に入るようです。 温泉:ゴンドラの麓(栂池高原駅)のすぐ脇に、「栂の湯」があります。 http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/onsen/syousai/tugaike.html 栂池パノラマウェイの使用済みチケットを提示すると100円引き。(700円→600円) 他に白馬八方温泉・元湯栂の森もチケット提示でそれぞれ100円引きになります。 栂池高原での夕食: 宿の夕食時間に間に合わないため素泊まりにしましたが、この時期の栂池高原は外で食べるところがほとんどありませんでした。コンビニも徒歩圏内にはなし。 やっぱり冬(スキー)の街なんですねえ。 ゴンドラ付近の「まつ」という居酒屋・定食屋がかろうじて営業していて助かりました。 前日に昼食を買い忘れた場合、おにぎりやおやきは栂池山荘で買うことができます。(朝7時より営業) 栂池ヒュッテは未確認です。 帰り際に食べた栂池山荘の野いちごソフト、美味しかったです♪ |
写真
感想
松本での結婚式に出席するという夫にくっついて白馬に。
1日フリーなので唐松岳に登ろうかとも思ったのですが、前回の八ヶ岳で膝痛が復活してしまったので、今回はおとなしくハイキングすることにしました。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園へ。
ロープウェイは始発(この日は7:00)が満員とのことで時間ちょっと前に発車、5分後に臨時便を運行してくれました。
日曜日にも関わらず、この臨時便に乗ったのはわずか6人ほど。
ちなみに帰りも最終便の1本前が満員とのことで臨時便がその10分後(最終便10分前)に出ましたが、こちらも乗客は7人のみ。おかげで行き帰りともロープウェイからの景色を全面の窓から堪能できました。
混んでいるときは発車ぎりぎりに行くのも手かもしれません?(確約はしかねます(笑))
栂池パノラマウェイに乗るのはこれで3度目ですが、いつもそのまま白馬大池の方に上がってしまうので、自然園に来るのは初めて。
ビジターセンター内を抜けて入園します。
入ったとたん、花だらけでかなりテンションUP!
でもまずは白馬三山を間近で見るために最奥の展望湿原を目指します。
とはいえしょっちゅう立ち止まっては写真を撮ってばかりでなかなか進めません・・・。
9時に展望湿原に到着。ちょうど雲がかかりはじめてしまって、大雪渓がなかなか見えません。その後10時くらいには一面真っ白に。
ヤセ尾根の途中にある展望台でもやはり真っ白。
あきらめて浮島湿原まで下りていってから再度山を見上げると、晴れてる!!
・・・急いでもう一度展望湿原まで登り返しました。
なのに着いたらまた雲が(泣)。
せっかくまた登ってきたんだから今度は時間ギリギリまで粘ってやる!と待つこと1時間以上、ようやく大雪渓の全貌が見えました。
その後やせ尾根の展望台にも再訪し、また引き返して展望湿原へ。ねばるねばる。
最初に上がってから5時間後、2度目に上がってから2時間半後、ようやく白馬岳の頂上を拝むことができました〜。
この日はたまたま午後からの方が雲が少なくなりましたが、やはり本来は朝早い方が晴れる確立は高いようです。
実際、朝は白馬三山こそ雲の中だったものの、唐松・五竜・鹿島槍はばっちり。(で、午後は全然見えませんでした)
光線の具合も朝のほうがくっきり見えてきれいでした。
ロープウェイの人によると、始発あたりのパノラマウェイはほとんど登山客かリピーターばかりなんだとか。一般の観光客はまず乗らないそうです。
そのおかげで8時ごろの自然園はとても静かでした。昼ごろには団体さんも上がってきて、すごい賑わいになります。
9時の展望湿原には5人くらいしか人がいませんでしたが(ほとんどは栂池に泊まっていた方のようです)、昼には座るところもないありさまに。
自然園だけの散策でも早朝に登ることをオススメします。
時間はたっぷりあったので、早めに自然園を切り上げて天狗原か乗鞍まで行こうかなと最初は思っていたのですが(そのための装備も持っていたし)、思っていたより自然園がよかったため今回はここだけでじっくり楽しむことにしました。
・・・結局9時間もいました。(内、展望湿原で白馬岳待ち約3時間)
栂池自然園では今年はコバイケイソウとワタスゲの当たり年なんだとか。
最も入り口に近い「みずばしょう湿原」が一番見事でした。ここらはバリアフリー木道になっています。絵になるのは池塘の多い浮島湿原のほうかな。
雪が多かったせいで、まだハクサンコザクラも見られて得した気分です。(展望湿原手前の雪渓脇で間近に見られます)
キヌガサソウとイワイチョウも思っていたより多くてびっくり。チングルマは花と穂の両方が見られました。
一方ニッコウキスゲとヒオウギアヤメは去年が見事だった反動で、今年はいまいちだそうです。実際ほとんど咲いていませんでした。T^T
が、キスゲに関しては銀命水直下の斜面にたくさんつぼみを見かけたので、ここだけはこれからきれいになるかもしれません。
それにしても花の種類が多かった!花好きにはたまらないかも。
水芭蕉湿原の奥側の分岐で、アサギマダラに会いました。
夢中で写真を撮っていたら、
・・・脛を蜂にさされました。
パンツの裾から何かが入り込んだのを感じ、あわてて裾をめくろうとしたところをチクリ。
初めてだったので、軽くパニックに。
とりあえず毒出ししなきゃ〜と周りをつまんでいたら、たまたま一緒に蝶を見ていた方が軟膏で湿布をしてくださいました。(私も一応薬は持っていたので遠慮したのですが、てきぱきと処置してくださったのでご好意に甘えてしまいましたm(_ _)m)
あとは冷やしたほうがいいよとアドバイスをいただき、下山後宿で氷をもらってずっと冷やしていました。
おかげさまで翌日はほとんど腫れずにすみ、感謝しています。
しばらくは赤くなってかゆかったです(^_^;
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