子連れ登山 常念岳 素晴らしい秋の山行日和でした!
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:05
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 7:10
天候 | 9月21日 薄曇り 9月22日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
タクシー利用の方が多かったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道はよく整備されています。 胸突き八丁付近は高度感があり、足元に注意が必要。落石注意の箇所や沢筋を通過するときは上方に気をつけて。 |
その他周辺情報 | ふもとの「ほりでーゆー四季の郷」の割引券が常念小屋にありました。 |
写真
感想
シルバーウィークの中日、1泊2日の常念岳山行はとても気持ちのいい山旅になりました。
今年5日間あったシルバーウィークですが、諸事情により1泊2日の常念岳往復となりました。6年前、このメンバーで蝶ヶ岳との周回縦走を計画しましたが、天気が悪く蝶の往復止まりだったため、常念岳は全員初でした。当時小2だった友人息子もすでに中2。月日の流れは、、、、
9月21日(月) 薄曇り
晴れを期待していたのに麓に到着すると空は薄曇り。天気予報では一時雨の可能性も出ていました。とはいえ歩き始めは樹林帯を進むため、コケ類を鑑賞しながら楽しく進みます。紅葉は全体としては緑が多いですが、赤や黄の木々が霧のような雲によく映えます。沢沿いの道は歩きやすく、順調に高度を上げていきますが、胸突き八丁はさすがに厳しい。でもこれもアルプスを実感するには必要!と考えると、ちょっと楽しくなるくらいに気持ちのいい道でした。
小屋のある常念乗越に到着すると、槍ヶ岳や北穂高岳が顔を覗かせてくれました。それでも本日は雲が多いため、常念岳への登頂は明日の楽しみにします。
お世話になった常念小屋は、さすがに連休中のため大混雑で、食事も6回戦とスタッフの皆さんは大変だった事でしょう。小屋は気持ちよく、そして夕ご飯も美味しく、まだまだ素敵な山小屋はあるのだなあと実感した次第です。
9月22日(火) 快晴!
4時過ぎに起きて、外を見ると星空が広がっています。天気予報通りの空にテンションが一気にあがります。
しかしここでヘッドランプを忘れてくるという失態が発覚。同行者の明かりを頼りに登る事にします。風がないので服装は長袖シャツに薄手のソフトシェルで十分。頂上で着るダウンなどをもって出発です。
空はこれぞ満天の星空という表現がよく似合います。常念岳へ登る登山者のヘッドランプも星の一部のように見えます。槍ヶ岳や北穂高岳の小屋の明かりや槍の頂上を目指す登山者のランプの明かりもよく見えます。
道は下から見たよりも大きめの石がゴロゴロした道ですが、ここもよく整備されています。
だんだんと足元が見えるようになってきます。山頂は小屋から見えるところよりも少し奥で、思いの外、時間を要します。どんどん明るさを増す空に日の出までに登頂できるか少し気を揉みましたが、なんとか間に合いました。
間もなく、思ったところより少し下、感じとしては雲の隙間から、といったところからの登場でした。
小屋前のテーブルで朝食を済まし、槍穂高に別れを告げて下山開始です。昨日は雲のかかった紅葉の綺麗さを味わいましたが、今日は青空と紅葉のコントラストを楽しみます。やっぱり晴れていると気持ちがいいなぁ
翌日も休日のため、本日も多くの人が上がってきて、思うようにペースが上げられませんが、それはそれで景色を愛でながら楽しめます。ただ下山後の釣りが楽しみな中2はそれどころではない模様。
途中、足を怪我した方がおそらく小屋から駆けつけたであろう救助者といる現場に遭遇しました。その後県警のヘリで救助された(と思う)ようで何よりですが、3年前の自分のことを思い出すと他人事とは思えず、改めて身を引き締めたところです。
なかなか来られなかった山にやっと登る事ができて、さらに最高の天気で、小屋も素敵でと新たな発見と体験ができたことに感謝をし、今度は蝶、常念さん、大天井をつなぐルートを歩きたいと、いつかの登山を妄想する楽しみができました。
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