愛山渓温泉〜沼の平〜当麻乗越〜裾合平〜旭岳ロープウェイ駅

2024年09月17日(火) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 10.8km
• 登り: 852m
• 下り: 272m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:31

距離 10.8km 登り 852m 下り 272m

6:26 愛山渓温泉
7:06 7:09 三十三曲分岐
8:24 8:25 沼ノ平分岐
8:30 八島分岐
8:57 沼ノ平
9:02 9:07 六ノ沼
10:38 11:05 当麻乗越
12:10 12:18 裾合平
13:56 姿見駅
13:57 ゴール地点

天候

雨と霧

アクセス

利用交通機関：

バス

＜往路＞
ツアーバスにて愛山渓温泉まで行き前泊。愛山渓温泉登山口からハイキング開始
＜下山＞
旭岳ロープウェイ駅からロープウェイで下山

コース状況／危険箇所等

・湿原地帯をずっと歩くため、泥濘の道が続く。木道はあるが壊れているところも結構ある。木道がなく急登の場所は石ゴロゴロの下が田んぼ状態、しかし小滝ほどではない。歩きにくかったがツアーメンバーで転倒した人はいなかった。晴れていれば紅葉の山々を望む湿原散策になるが、霧で風景が見えないため、この点は残念。紅葉は始まっており、草紅葉も木々も近寄れば楽しめる。晴れた日にリベンジしたい。

その他周辺情報

愛山渓温泉は源泉掛け流し。ロッジに宿泊はできるが食事は持ち込み。

写真

9/17 7:32

最初は樹林帯の中の急登。33曲がり。植生が北海道なのが雨の中でも嬉しい。

9/17 7:54

ナナカマドはたくさんあった。実は綺麗な赤になっていた。この写真は綺麗だが、葉先の方が茶色で縮れてカサカサになっているナナカマドも多く、北海道でも夏が暑かったことを示している模様。

9/17 8:24

沼の平までやってきた。この標識は無事だが、ほとんどの標識に熊の爪痕があったり、破壊されていたり。熊は標識に興味深々なのだろうか。

9/17 8:27

登山道の脇は笹が多いがほとんど刈り払われているため歩きやすい。この登山道がよくメンテナンスされていることがわかる。

9/17 8:39

沼の平の湿原地帯。残念ながら背景の山々は見えないので、こんな感じの湿原散策が続く。

9/17 8:42

ナナカマドの実。これは葉先がチリチリになって茶色くなっているものもある。やはり北海道も暑かったのだろう。

9/17 8:42

半月湖というそうだ、上から見ると半月の形らしい

9/17 9:03

六の沼

9/17 9:03

結構広い六の沼

9/17 9:03

9/17 10:49

当麻乗越の特徴的な岩場のところで昼食、かろうじて雨は降っていない。この岩の間に山頂標識があるのだが、標識部分はなくなっていて、支えの棒だけが残っていたので、写真は撮っていない。

9/17 12:11

周辺は見えてもこれぐらい。

9/17 12:11

写真中央にある大きな傘みたいなものは、環境保護のための携帯トイレのブースらしい。傘を広げて用を足して、自分で片付ける。さすが環境保護先進地帯の北海道。

9/17 13:00

もう少しで姿見駅

9/17 13:00

コケモモの赤が可愛い

9/17 13:01

シラタマの木

9/17 13:01

びっしょり濡れている

9/17 13:03

ロープウェイ駅に近づくとこんなかんじの道。

9/17 13:33

ロープウェイ駅に近づくと少し先が見通せるようになった。

9/17 13:33

これって下山あるある。周囲の山々も見えたら、良いのにな。

9/17 13:35

チングルマの紅葉が続く

9/17 13:35

最後になって少しだけ見晴らせるようになった。

9/17 13:41

姿見の池到着

9/17 13:42

姿見の池と一緒に旭岳の噴煙まで見えた。山頂はずっと見えなかった

9/17 14:15

帰りのロープウェイから。紅葉しているのはわかる。

9/17 14:16

ロープウェイ車中より

9/17 14:17

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サコッシュ 財布 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ストック エマージェンシーシート クマ鈴

感想

Collina2016

　北海道発の登山ツアーに参加した。本州発だと北海道ツアーは、ほぼ百名山ツアーばかりだが、これは地元発のツアーなので地元の方でもアクセスが良くないが魅力満載の場所を選んでおり、良いコースだった。霧で景色が見えなくても理解できるほどなかなかのコースだった。高層湿原の沼巡りをしながら旭岳のロープウェイ駅まで歩くのだが、途中、ずっと湿原が続き、登りもところどころで、周囲の山々と高層湿原が見渡せたら、さぞ素敵だっただろう。尾瀬よりも会津駒ヶ岳よりも延々と湿原が続く。
　＜地元登山ツアーの良さ＞
・ツアー会社が北海道を熟知しているので、良いツアーを企画している。
・道民がメインのツアーなので、道外から参加ということで、北海道のことをいろいろ教えてもらえて親切にしてもらって、とても楽しい時間を過ごせた。ツアーと言っても参加者の人数がちょうどよく（10名くらい、昨年は7名ほど）快適。