蔵王の山は霧雨の中(熊野岳・地蔵岳・三宝荒神山・刈田岳)


- GPS
- 03:13
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 446m
- 下り
- 447m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:11
天候 | 霧・雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場や木でできた登山道は濡れていると滑りがちなので注意。 |
その他周辺情報 | 蔵王レストハウスでご飯が食べれます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
携帯
時計
タオル
|
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感想
寒くなる前に蔵王の御釜を見に行こうと思い、ついでに蔵王の山々を登ってみることにしました。
当日はあいにくの霧と雨で御釜は全く見えないものの、土砂降りではなかったため登山中心に切り替え。
まずは馬の背を歩いて熊野岳を目指しました。
明確な「道」はなくその代わり大きな木の杭が整然と並んでいる景色はまるで映画のよう。
基本小さな礫で覆われ所々に緑が生えるこの風景は異世界感が半端なかったです。
途中稜線に出て山頂に向かうと結構風が強かったですが、難なく熊野岳に到着。
頂上には蔵王山神社が鎮座しており、脇の避難小屋の中には御朱印用の印が置かれていました。
熊野岳からの地蔵山方面への下りは、登りとは大きく異なりゴロゴロと岩が多いエリア。
時折粒を感じるくらいには雨が降る霧雨の中ではこの岩場は滑りそうで怖い。。。
慎重に下っていきます。
風が吹き荒ぶ中、霧が一瞬晴れると次の目的地が眼前に広がります。
この世界に自分1人しかいないかのような感覚。
高揚感と不安感がごちゃ混ぜになった不思議な癖になりそうな感覚。
堪りませんね。
地蔵山までの道のりはよく整備されていて、かなり歩きやすい。
風の強さには少し大変さを感じるものの、特に疲労感もなく到着しました。
地蔵山からは近くにあるロープウェイの駅から遠くの山々までよく見えます。
雲や霞が掛かる山々はまさに水墨画の世界。
自然が描く芸術に心が奪われそうです。
地蔵山から降りてロープウェイの駅で少し休憩させてもらい、お隣の三宝荒神山にアタック。
こちらはロープウェイで登ってきた観光客も登れるようにか、かなり丁寧に登山道が整備されていました。
あっという間に山頂着。
ロープウェイ駅から三宝荒神山頂上までさっくりと登れる割には見晴らしがよく開放的な景色が見れました。
よく晴れた日はそれは見事なんだろうなぁ。
ロープウェイ駅まで降りてから帰路に着きます。
先ほどとは違うルートで地蔵山頂上を経由しないルート選んでみました。
こちらは登山道として木で道が整備されているのですが、手前にあった看板の通り前後左右に傾いている木の板が多く少し荒れ気味でした。
しかも雨で濡れているため岩場以上に滑りやすい感覚。
ここで転んで怪我したら助けは来ないぞ、と自分に言い聞かせながら注意しつつ進んでいきます。
稜線に出たら行きのルートを逆から辿ることになるのですが、行きの時より明らかに風が強い...。
この強い風は熊野岳付近でも続いており、こちらも頂上に行かない巻道を選択して正解でした。
熊野岳から馬の背まで戻ってくるとそれなりに風が落ち着いてきて、しかもほぼ平地なのでサクサクと進めます。
最後は刈田岳を経由して蔵王レストハウスに無事ゴール!
雨と風がある中でも比較的サクッと楽しいトレッキングができました。
今度蔵王に来る時は晴れてるといいなぁと思いを胸に、山を後にしました。
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