記録ID: 727857
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
常念山脈(合戦尾根〜燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜上高地)
2015年09月22日(火) 〜
2015年09月24日(木)

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程わかりやすい。 |
その他周辺情報 | 上高地の天然温泉 |
写真
登りきると、、、展望が待っていた。燕山荘付近はかなりの人。特にここまでが後から考えるととても賑やかだった。縦走って一般的に考えると結構マニアックかもしれないな。天気の良い日にサクッとここに登り、燕山荘で泊まり翌日下山、でも十分楽しめるだろうな。
大天荘。ここは燕山荘と同じグループのよう。山小屋の食事はたいていご飯とみそ汁がお代わりOKだと思うけど、こちらのみそ汁(芋煮)は具がすごく多かった。具の隙間に汁があるというか、、、こちらのグループは食後の「ランプの夕べ」?もそうでだけど、サービス精神が印象に残った。
夕食後の「ランプの夕べ」?。明かりを消し、ランプに灯をともし、沿革などのスライドショーを見る。。数十人と多くの人がダイニング?に集まり、サービスでふるまわれたワインとチーズケーキ?を食べながら、、、昔、林間学校でやったキャンプファイヤー的な雰囲気。そういえば案内された部屋は「槍ヶ岳」だったか6人部屋。布団をオーバーラップさせながら敷き、やっと6枚配置。槍から来た人は前日は6人部屋に12人で寝た(いや寝れず)と言っていた。やはり日程を少しずらすというのは大切な考え方になるだろう。
常念岳頂上で山座同定(見知らぬ人の手が!)。なぜこの山が百名山なのかがよくわかった(位置的に優れているのではないかな?深田久弥によると松本からの眺めが優れているようだ。常念岳を「金字塔」という言葉を使って説明しているが、金字塔という言葉は自分の中では優れた記録などを表すと思っていたので、新しい気づきだった)。そして、なんと小学生が一人で行動している!聞くと常念小屋で4泊していて今日下山とか。彼のお父さんが昔、小屋で働いていたとのこと。たくましい、、、気を付けて降りろよ〜
蝶ヶ岳ヒュッテ。昨晩は寒さと暗闇の中到着、、、安堵感と言ったらなかった。大天荘に比べると少し物価が上がった。蝶ヶ岳へは西の横尾から取り付いて頂上をへて長塀尾根を下りに使うというのが一般的のよう。長塀は下っていてもきつかった。精神的にやられるというか、、、
蝶ヶ岳山頂。ヒュッテより、こちらの方がやはり見晴しが大分いい。それほど離れていないので朝は寒さに負けず、やはりここまで登るのがよさそう。穂高・槍に目を奪われ忘れがちだが常念の眺めもなかなかだ。遠くに御嶽山・乗鞍岳も見えた。やはり3千M級の山は人に登りたくさせる雰囲気がある!?
徳沢園。井上靖の小説「氷壁」でも有名のよう。未読。外国からの青年が小休止していた。途中道を譲ったりして知っていたので、声をかけた。朝、横尾を出て蝶ヶ岳を経て長塀を下ってきたとのこと。速い!全部日本語で話した。
装備
個人装備 |
ザック:ストラトス24
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
テントマット
|
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備考 | 革の軽登山靴(良かったのか悪かったのか) ガレ場などでは、作りがしっかりして安定しているので、捻ったりの心配はほとんどない(実際、捻挫になりそうな状況で守ってくれた)。反面、重いので歩きやすい縦走路だとスピードが出ない。少しガッチリめの防水透湿素材のトレランシューズ+スパッツでもいいのではないかな。使い分けかな。 ザック(ストラトス24L) 山小屋泊ではあるがこの季節の2泊3日のものとしては少し小さかったかな。最悪のビバークまで想定して装備を用意したが、あと一枚防寒具を入れたかった。あとこれはどこの山でもだが、ザックの奥の方に雨具が入ってると億劫になるし対応が遅くなる。上の方に入れておけば良いのだが、食糧などとごっちゃになり行動中の出し入れが面倒になる、、、なので理想的には30Lの2気室のものが良さそう。十分使えるのではあるけれど、、、 ヘッドライト(暗い) 単三電池1本で点灯するライトだったけど、これは使えない(電池が少ないというのも大きいかもしれないけど)。電池の消耗を少なくするためにLEDが使われているとかは必要だと思うけど、ある程度お金かけてちゃんとしたのを選ぶことは必須。寒さとライトについてはいつも甘く考えているところがあるが、ここは直さないといけないな。 |
感想
むか〜し歩いたことのある代表的な縦走路-表銀座-
その時は、ずっと天候不順でどんよりとした空模様でした。
今回その時の憂さを晴らすかのような好天に恵まれ、
とても充足感がありました。
涸沢の短くも美しい紅葉も、いつかは!
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