木曽駒ケ岳 宝剣岳
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
時刻表http://www.chuo-alps.com/ropeway/index.html バス&ロープウェイの接続は良く、あまり待たないで乗れました。 料金は菅の台/しらび平/千畳敷 往復3800円 復路はロープウェイ1時間30分待でした・・・。 ハイシーズンは要注意です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷から中岳経由、木曽駒ケ岳までのルートは良く整備されていて非常に歩き易いです。 高山植物もこの時期、見頃を迎えていました。 木曽駒ケ岳から、巻道経由の中岳ルートも普通に歩けば問題無いです。 宝剣岳までの登りは、鎖場も有るし片側はすっぱり切れ落ちている箇所もあるので、 やや注意が必要。 宝剣岳から南へ下りる場合も、高度感たっぷりの鎖場があるので注意が必要です。 下山後の温泉は、菅の台駐車場すぐ近くの「こまくさの湯」600円を利用。 飲食店は、伊那IC近くにある「ことぶき」というお店のソースかつ丼大盛りの量が 半端無い多さで、お勧めです。 |
写真
感想
7/27に日帰りで行って来た、木曽駒ケ岳の登山記です。
今回のメンバーは、cappuccinoさんとつけ麺仲間のLENNON君との3人です。
そもそも今回の登山のきっかけは、もはやうろ覚えなんやけど確か、cappuccinoさんのお店で飲んでいた時に、
ふらりとLENNON君も飲みにやってきて、いつものようにつけ麺談議で盛り上がり、
「長野県のつけ麺が今熱い!!!」みたいな話になり、その流れで、
「登山&つけ麺ツアー、いいんじゃねえ???」ってな感じで酔った勢いで、
前々から登山に行く気になっていたLENNON君を、とどめの一言で上手い事、誘い出した事からはじまりました。
やもんで一応メインイベントはつけ麺で、登山はあくまでもサブイベントです。
呑舌マスターをケイチャンで誘い、LENNON君をつけ麺で誘いっと、
相手によって手を変え品を変え、言葉巧みに登山に誘い出している、最近の山ちゃんであります。
男を誘う前に、女の子を誘う努力をした方がいいような気が・・・。いえいえ、気のせいやな・・・。
まあ今回も、自分が長野県のラーメンを食べに行きたかったって事が、根底にあるんやけど・・・。
何はともあれ、お誘いに乗って頂いて嬉しかったです。
事の展開上、cappuccinoさんが参加することもすんなりと決まり、ここにつけ麺登山部が誕生したのでした。
LENNON君の定休日に合わして火曜日に行く事が、すんなりと決定。
あとは行き先だけやったんやけど、cappuccinoさんのグッドアイデアにて、木曽駒ケ岳に行く事が前々日位に決定。
当日は、御嶽山登山と同様、朝4時に高山を出発!!!
高山から木曽駒ケ岳の登山口である駒ケ岳ロープウェイへ行くには、R361を利用して高根・開田を通り、
木曽福島へ抜けR19を少し走ってから、再びR361に戻り権兵衛トンネルという非常に立派なトンネルを抜け、
伊那へ出てから、広域農道を少し走って約3時間弱で到着という、下道好きには堪らないルートです。
途中までは、前回の御嶽山登山と同じ道になります。
やもんで、少し脳裏に浮かんだのが、また時間通行止なのでは!!!って事やったけど、
今回は幸い通行止はありませんでした。
道中は、キツネが車の前をイキナリ横切ったり、鳥が異様に低空飛行をしていて行く手を邪魔したりと、
色々な事があったけど、ダムを愛でたり(山ちゃんはダム好きです)、御嶽山展望台で休憩したりと
のんびりまたーりと、楽しい?トークもしながら向かったのでした。そして
7時前
駒ケ岳ロープウェイ駐車場到着。
平日早朝にも関わらず、夏休みに入ったもんでかしらんけど、結構な賑わいをみせています。
ロープウェイに乗る前に路線バスに乗らんとだしかんので、ここでバス&ロープウェイ往復チケットを購入。
往復で3800円也でした。
タイミングが良かったみたいでちょっと待っただけで、バスに乗車。
バスは赤と白の名鉄カラーでもちろん満員、並びに網棚や時計の雰囲気が非常に、昭和の感じ漂ってましたー。
また普通、路線バスの運転手さんというと無口なのが相場だけど、この路線バスの運転手さんはなかなか饒舌やったもんで、
寝てこうかなあっと思ったけど、面白いトークと素敵な景色に心を奪われ寝る間もなく30分程で、
終点のしらび平へ到着。次はいよいよロープウェイです。
こちらも、ちょっと待っただけで乗車。なかなか無駄が無く、いい感じです。
路線バスと同じく、名鉄カラーの昭和な感じのロープウェイでした。
ロープウェイ乗車時間は、8分弱で終点の千畳敷に到着。
ちなみにどうでもいい豆知識なんやけど、千畳敷の駅は、日本最高所駅との事。
駅を出たら、いよいよポスターでしか見たことがない景色とご対面ですっ。
期待に胸を膨らませてお山の方へ目を向けたところ、飛び込んできた景色は、まるでカネミ食品のCMのような、
中学生が数珠つなぎで、登山道を歩いてる学校集団登山中の姿でした・・・。
こりゃすぐに出発したら、集団に巻き込まれてまうで、どもならんと思い、しばし記念撮影をしてテンションをあげるとします。
少し時差が付いた頃を見計らって
8時25分
記念すべきつけ麺登山部の初登山スタートです。
登山口には神社があったので、これからの登山の無事を祈ってお参りしてから登山口出発!!!
1週間前に同じルートを歩いたcappuccinoさんを先頭に、真ん中LENNON君、しんがり山ちゃんの隊列で進みます。
早く歩いても中学生の集団に追い付いてしまうので、写真を撮り合いながら、また高山植物が見ごろやったもんで花を愛でながら、
ゆっくりゆっくり登って行ったんやけど、すぐに中学生の集団に追い付いてまったもんで、
挨拶攻撃を受け止めつつ追い越し、先へ進みます。
それにしてもホントいい天気!!!やっぱ日頃の行いやな。眩しかったもんでサングラスを装着します。
コルまでの登りが一番しんどいって事やけど、高山植物&好天に励まされたみたいで難なく登れ、
9時過ぎ
コルに到着。ここにて一休み&木曽駒ケ岳の手前にある、中岳とご対面ですっ。
稜線上はさすがに涼しいというか、やや風が強く寒い位でした。
またガスも若干出てたけど、風の流れが速かったもんで眺望はスグに開けました。
中岳までも集団登山の中学生と共に進み、15分位で到着。
この辺りで本日の目的地、木曽駒ケ岳とご対面です。なだらかなお山で、何となく地味な感じがします。
中学生と共に中岳を下り、小屋で休む事も無く、そのままピークへ向かうとします。
遠くからの見た目通り登山道も緩やかだったので、えらいことなく登れて
9時40分
木曽駒ケ岳登頂!!!3人で記念撮影、撮ってもらいましたー。
山頂は沢山の人で大賑わい&集団登山の中学生が続々と登ってくるので、ちょっと目立たない所に移動して早速、
お楽しみの山頂にてケイチャン宴会ですっ!!!
ケイチャンが出来るまで待てなかったので、まずはビールでカンパーイです!!!
近くに流行りの恰好をした山ガールが居たけど、宴会を始めると同時に、何故か?下山してきました。
ひととおり焼き&煮込みケイチャンを堪能したところで、煮込みケイチャンの煮汁が残ってしまいました。
飲むには、ちと辛いけど、でーれ美味そうな煮汁やもんで捨てるにはもったいない。
うどんを持ってきとけばよかったのにと、ちょっと後悔したけど少し思案した結果、
おにぎりを買ってきてた事に気づいたもんで、そしゃ雑炊やなって事で、残った煮汁の中に、
ツナマヨ味のおにぎりを投入。果たしてどんな味になるのか、不安で不安でしゃーなかったけど、
ここに、味噌煮込みツナマヨ雑炊が誕生したのでした。
これがこれが、意外と美味い。まさに二度とは作れないであろう、奇跡の味なのでした!!!
ちと辛かった煮汁が、マヨネーズによってマイルドになってて美味かった。やもんで見事完食。
ビールも1人2缶の割り当てを忠実に守り、これにて楽しい宴は終了し、しばしフリータイム。
山ちゃんは身も心も満たされたので、心清らかな中学生の合唱を子守唄に、こんな大人になるなよーっと
心の中で思いつつ爆睡。相変わらず好き勝手やってます・・・。
山頂にて2時間程、至福の時間を十二分に満喫&堪能したので
11時50分
山頂を後にし、とりあえず中岳の巻道を通り宝剣岳の分岐まで行くとします。
ちょっとした岩場的な箇所もあったけど、すいすい歩けてあっという間に分岐に到着。
ここから宝剣岳までは目と鼻の先だけど、道が険しいし高度感があるので、やや注意が必要です。
LENNON君はやや高所恐怖症らしいけど、魔法のコトバ「大丈夫やさー」の一言で向かうとします。
案の定、LENNON君の表情に徐々に余裕が無くなってきたけど、ゆっくり慎重に登り
12時45分頃
岩でゴツゴツの宝剣岳到着!!!
せっかくなんで一番上まで登ってバンザーイしてみました。(さすがに怖かった・・・)
ここからは下山なんやけど、今来た道を戻るか、異なる道を歩いてぐるりと周遊して戻るか2拓です。
異なる道はやや険しい?道らしいのでLENNON君が不安がってたけど、
cappuccinoさんが「ゆっくり慎重に歩けば、大丈夫大丈夫」
山ちゃんも違う道を歩いてみたかったので、「大丈夫大丈夫」的なコトバを言って、
LENNON君をそそのかし違う道を歩く事に決定したんやけど、
その先にはLENNON君には恐怖が、山ちゃんには怪我が待ちかまえていました・・・。
まず、いきなりの鎖場の出現&片側はすっぱりと切り落ちた崖に、ド肝を抜かされました。
その後、山ちゃんに不幸が・・・。全ては鳥が原因でした。(何かのせいにしたら、だしかんな)
あ、こんなところに鳥がおるーって思って、鳥に目を向けたまま地面には目を向けず着地した瞬間、
足首からグキっという嫌な音が・・・。やっちまったー、足首を捻挫してしまったのでした。
元々ある程度、捻挫は昔から癖になってって、ソフト捻りはしょっちゅうやっとったもんで
どうって事無かったんやけど、ハード捻りは久しぶりです。
さすがにでーれ痛かったし、脂汗も出てきたので、そこでしばらくうずくまります・・・。
油断以外の何物でもない、自業自得の出来事でした。げばたげばいた。
そこから先もLENNON君には恐怖に感じるルートがしばらく続いたんやけど、
山ちゃんも痛みに耐え言葉も無く、黙々と歩いたのでした。
宝剣岳山頂から、ようやく一息つけるところまでは時間にしては30分も無かったけど、
その時間以上に長く感じた区間でした。痛めた足を守るために、靴紐をギュッと結び直します。
あとは緩やかな登山道をロープウェイ乗り場に向けて下るだけなので、痛む足をかばいながら下り
14時
登山口到着!!!最後は2人に後れをとって、必死の思いでの到着でした。
後はロープウェイ・バスに乗って下山するだけなんやけど、ここで中学生の集団登山の影響が。
混雑しとったもんで、平日にも関わらずなんと下りのロープウェイは1時間30分待ちなのでした。
というわけで、ここで思わぬ自由時間が出来たんやけど山ちゃんは、足が痛いので
ただただロープウェイを見ながらボーっと佇んでいたのでした。
ちなみに、cappuccinoさんとLENNON君は2人で仲良くお花畑にお出かけしたのでした。
そして時間ちょっと前になったので、並ぼうと思いロープウェイ乗り場に行く途中に
cappuccinoさんが望遠鏡を発見したもんで景色を見ることに。
100円で100秒やったもんで、1人30秒で交代して見ようと決めて見たんだけど、
交代する時に悲劇が。
cappuccinoさんと交錯し、あろうことか痛めた左足の上に、cappuccinoさんの足がのっかってしまったのでした。
その瞬間あまりの痛さに、思わず周囲のおじさん達がびっくりしてしまうような、
「ギャーーーーー!!!」
っという断末魔の叫び声をあげてしまったのでした。
そんな余計な出来事もあったけど、1時間30分待って、ロープウェイに乗車。
その後のバスの連絡は、そう待つ事も無く乗れて、行きでは饒舌な運転手さんのトークのおかげで眠れんかったで、
帰りこそは寝てくぞっと思い、バスに乗り込んだんやけど、下り坂を頭文字D並みに攻めまくる、
運転手さんのドライビングテクニックに魅了されて、行き同様、眠れんかった。
恐るべし菅の台/しらび平路線バス、参りました。
何はともあれ無事に、駐車場に到着。
その後はメインイベントのつけ麺を喰らいにいったのでした。
ちなみにつけ麺は、松本市内の「寸八」に行って来ました。
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