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Yamareco

記録ID: 7325356
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無雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

新道から登る霧の中の芦別岳

2013年06月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:40
距離
12.8km
登り
1,520m
下り
1,520m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
2:05
合計
9:40
5:35
85
新道登山口
7:00
45
7:45
7:55
50
8:45
8:50
60
9:50
10:15
35
10:50
12:00
35
12:35
12:45
30
13:15
35
13:50
13:55
25
14:20
55
15:15
新道登山口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス 往:新千歳−太陽の里芦別岳登山口(レンタカー)
復:太陽の里芦別岳登山口−十勝岳温泉(レンタカー)
昨夜車中泊したところから移動して、登山口近くの道路沿いの駐車場に車を止める。今は曇り空だが晴れてくることを願って出発。
2013年06月28日 05:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 5:29
昨夜車中泊したところから移動して、登山口近くの道路沿いの駐車場に車を止める。今は曇り空だが晴れてくることを願って出発。
ここは新道登山口。芦別岳の醍醐味は旧道を登ることだが、無理ができる年でもないので新道往復としました。
登山口には扉があった。チェーンをはずして中に入り中からチェーンをかける。
2013年06月28日 05:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 5:32
ここは新道登山口。芦別岳の醍醐味は旧道を登ることだが、無理ができる年でもないので新道往復としました。
登山口には扉があった。チェーンをはずして中に入り中からチェーンをかける。
登山口の地図。新道往復は7〜8時間。登り旧道、下り新道は12時間ほどのようだ。
2013年06月28日 15:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 15:16
登山口の地図。新道往復は7〜8時間。登り旧道、下り新道は12時間ほどのようだ。
登山口から30分ほどのところ。登山口の標高は300m程度なので頂上までの標高差は1400mある。道は緩い登りで歩きやすいものの、所々泥濘があり足元が気になる。
2013年06月28日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 6:10
登山口から30分ほどのところ。登山口の標高は300m程度なので頂上までの標高差は1400mある。道は緩い登りで歩きやすいものの、所々泥濘があり足元が気になる。
6時30分に呻吟坂に取り付く。序曲と書かれている。
2013年06月28日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 6:28
6時30分に呻吟坂に取り付く。序曲と書かれている。
眺めもなく、黙々と登って行く。道端の花が唯一の慰め。
2013年06月28日 06:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 6:36
眺めもなく、黙々と登って行く。道端の花が唯一の慰め。
呻吟坂は思ったほどきつい登りでもなかった。20分ほどで再び呻吟坂の道標があった。ここには”負けるな”と書かれていた。
2013年06月28日 06:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 6:50
呻吟坂は思ったほどきつい登りでもなかった。20分ほどで再び呻吟坂の道標があった。ここには”負けるな”と書かれていた。
7時に見晴台着。真っ白で何も見えない。
2013年06月28日 07:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:01
7時に見晴台着。真っ白で何も見えない。
濃い霧に包まれた樹林の中の道。
2013年06月28日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:05
濃い霧に包まれた樹林の中の道。
早く晴れて欲しいなあと思いながら登って行くと、急に前方の空が明るくなってきて青空が見え出した。
2013年06月28日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:17
早く晴れて欲しいなあと思いながら登って行くと、急に前方の空が明るくなってきて青空が見え出した。
日が差し始めて青空が広がり天気が急回復してきた。このまま晴れてくれることを願いながら登り続ける。
2013年06月28日 07:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:24
日が差し始めて青空が広がり天気が急回復してきた。このまま晴れてくれることを願いながら登り続ける。
日が差すとまわりの景色も一変して生き生きとしてくる。道端にシラネアオイが咲いていた。終盤のようで少し色が白い。
2013年06月28日 07:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:32
日が差すとまわりの景色も一変して生き生きとしてくる。道端にシラネアオイが咲いていた。終盤のようで少し色が白い。
サンカヨウ
2013年06月28日 07:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:30
サンカヨウ
ツバメオモトも咲いていた。
2013年06月28日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:37
ツバメオモトも咲いていた。
尾根から外れて小さいピークを巻くように登り、辿り着いたところは鴬谷と書かれていた。標高は1107m。7時45分着。ここで小休止する。
2013年06月28日 07:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 7:45
尾根から外れて小さいピークを巻くように登り、辿り着いたところは鴬谷と書かれていた。標高は1107m。7時45分着。ここで小休止する。
休んでいるうちにまわりは再び霧に包まれてきた。やはり今日はダメかと気を落としながら高度を上げて少し雰囲気の変わってきた道を行く。
2013年06月28日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 8:32
休んでいるうちにまわりは再び霧に包まれてきた。やはり今日はダメかと気を落としながら高度を上げて少し雰囲気の変わってきた道を行く。
8時45分に半面山着。標高は1377m。ただしどこにも山名の標示がないためあくまでも推定です。霧のためここからも眺望なし。
2013年06月28日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 13:15
8時45分に半面山着。標高は1377m。ただしどこにも山名の標示がないためあくまでも推定です。霧のためここからも眺望なし。
半面山から少し下って行くと湿地帯になり道の中に水芭蕉が咲いていた。近くには小さな水溜まりもあったが、恐らく熊ノ沼と言われるものだろう。
2013年06月28日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 13:09
半面山から少し下って行くと湿地帯になり道の中に水芭蕉が咲いていた。近くには小さな水溜まりもあったが、恐らく熊ノ沼と言われるものだろう。
旭高生の遭難碑を過ぎると雲峰山への残雪の登りが始まる。右に夏道が出ていたのでそちらに回る。
2013年06月28日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 13:01
旭高生の遭難碑を過ぎると雲峰山への残雪の登りが始まる。右に夏道が出ていたのでそちらに回る。
残雪の上部から半面山を振り返る。
2013年06月28日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 12:57
残雪の上部から半面山を振り返る。
残雪の道が終わると雲峰山直下のつづら折りの急登が始まる。その登りの途中から屏風岩を振り返る。
2013年06月28日 12:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 12:52
残雪の道が終わると雲峰山直下のつづら折りの急登が始まる。その登りの途中から屏風岩を振り返る。
雲峰山への道の脇には沢山のシラネアオイが咲いていた。天気は良くないが、神室山に続いてこの花を見ることができたのは幸運だった。
2013年06月28日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 9:36
雲峰山への道の脇には沢山のシラネアオイが咲いていた。天気は良くないが、神室山に続いてこの花を見ることができたのは幸運だった。
ミヤマキンバイ
2013年06月28日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 9:46
ミヤマキンバイ
9時50分雲峰山着。写真の右手に小広い頂上があるが、山名を記した標示板などはなかった。
2013年06月28日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 10:05
9時50分雲峰山着。写真の右手に小広い頂上があるが、山名を記した標示板などはなかった。
山頂で芦別岳を眺めるためしばらく待ったが、流れゆく雲はなかなか晴れなかった。ようやく薄い雲を透かして山頂が見えたので急いでシャッターを押す。
2013年06月28日 12:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 12:43
山頂で芦別岳を眺めるためしばらく待ったが、流れゆく雲はなかなか晴れなかった。ようやく薄い雲を透かして山頂が見えたので急いでシャッターを押す。
全容を見るのは諦めて頂上を目指す。雲峰山から少し下ると痩せ尾根になる。写真は左側の谷。ボントナシベツ川の源流地帯。
2013年06月28日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 10:17
全容を見るのは諦めて頂上を目指す。雲峰山から少し下ると痩せ尾根になる。写真は左側の谷。ボントナシベツ川の源流地帯。
これは右側の谷でユーフレ川の源流地帯。結構急峻です。
2013年06月28日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 12:29
これは右側の谷でユーフレ川の源流地帯。結構急峻です。
道端に咲いていたカラマツソウ。
2013年06月28日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 12:30
道端に咲いていたカラマツソウ。
鞍部からは緩い登りになる。
2013年06月28日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 10:23
鞍部からは緩い登りになる。
雲間から山頂が現れた瞬間。
2013年06月28日 12:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 12:24
雲間から山頂が現れた瞬間。
気にしていた山頂直下の残雪は特に問題なく登ることができました。これは二箇所あるうちの下の方。残雪の縁を登降する。
2013年06月28日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 10:35
気にしていた山頂直下の残雪は特に問題なく登ることができました。これは二箇所あるうちの下の方。残雪の縁を登降する。
上部の残雪。夏道が出ていたのでそこを登る。しかし上の方は藪漕ぎだった。
2013年06月28日 10:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 10:42
上部の残雪。夏道が出ていたのでそこを登る。しかし上の方は藪漕ぎだった。
その後一登りで山頂に到達。10時50分でした。
2013年06月28日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 10:52
その後一登りで山頂に到達。10時50分でした。
山頂で1時間ほど天気の回復を待ったが、時折写真のように青空が覗くものの本格的な回復にはならなかった。
2013年06月28日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 11:25
山頂で1時間ほど天気の回復を待ったが、時折写真のように青空が覗くものの本格的な回復にはならなかった。
山頂から登ってきた道を見おろす。雲峰山は雲の中。右端は半面山かな?
2013年06月28日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 11:54
山頂から登ってきた道を見おろす。雲峰山は雲の中。右端は半面山かな?
山頂から西の方を見る。下はお花畑のようで白い花が沢山咲いていた。右端の残雪を旧道が横切る。
2013年06月28日 11:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 11:26
山頂から西の方を見る。下はお花畑のようで白い花が沢山咲いていた。右端の残雪を旧道が横切る。
山頂に咲くミヤマダイコンソウ
2013年06月28日 11:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 11:34
山頂に咲くミヤマダイコンソウ
ハクサンイチゲ
2013年06月28日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 11:37
ハクサンイチゲ
12時に下山を開始。帰途雲峰山で少し粘ったが結局芦別岳の展望は得られなかった。写真は半面山の鐘。
2013年06月28日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 13:15
12時に下山を開始。帰途雲峰山で少し粘ったが結局芦別岳の展望は得られなかった。写真は半面山の鐘。
薄い雲に包まれた屏風岩。
2013年06月28日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 13:19
薄い雲に包まれた屏風岩。
見晴台からはようやく晴れてきた富良野盆地が見えたが、十勝連峰は雲に覆われていた。
2013年06月28日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 14:21
見晴台からはようやく晴れてきた富良野盆地が見えたが、十勝連峰は雲に覆われていた。
午後3時15分に登山口まで戻る。鶯谷からここまで、掛かった時間以上に長く感じた下りだった。
2013年06月28日 15:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 15:15
午後3時15分に登山口まで戻る。鶯谷からここまで、掛かった時間以上に長く感じた下りだった。
十勝岳温泉に向かう途中で見た芦別岳。山頂部はまだ雲の中。
2013年06月28日 15:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 15:41
十勝岳温泉に向かう途中で見た芦別岳。山頂部はまだ雲の中。
今日の宿のある十勝岳温泉に向かう。行く手に十勝連峰が見え始めている。
2013年06月28日 16:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 16:41
今日の宿のある十勝岳温泉に向かう。行く手に十勝連峰が見え始めている。
十勝岳温泉への道。明日はきっとよい天気になるだろう。
2013年06月28日 16:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/28 16:45
十勝岳温泉への道。明日はきっとよい天気になるだろう。
撮影機器:

感想

利尻山以来4年ぶりに梅雨のない北海道の山を目指す。目的の山は芦別岳と夕張岳で2泊3日の山旅を計画した。しかし事前にネットで調べたところ、夕張岳の登山口までの車道は7kmを残したところで通行止めになっていた。そこで夕張岳は諦めて以前十勝岳に行った時に見て印象に残っている富良野岳に登ることにした。
また、登山日の天気予報を勘案して初日の6月28日は芦別岳、そして好天気が予想されている翌日は富良野岳に登ることにして前日の夕方関空を飛び立った。
新千歳に着いたあと、レンタカー営業所から夜の国道を富良野に向かった。カーナビの誘導どおりに走り、占冠を過ぎて富良野に入り国道38号に合流するとほどなく山部の集落だった。登山口ある太陽の里に着いたのは午後11時35分で千歳から2時間半、150km。まわりは暗く登山口もよく分からなかったので、とりあえず奥の駐車場のようなところで車を止めて仮眠をとった。
すっかり明るくなった4時半ごろに起きて支度をしてから持参の地図を見てみると登山口は貯水池の角付近のようだった。登山口近くの駐車場に移動して、登山道に足を踏み入れたのは5時35分だった。
もともと当日の天気はあまり良くない予報だったが、登る途中で青空が見えたときはもしかしたらと大いに期待した。しかし、結局その日は晴れることがなかったのは残念だった。本格的に青空が広がり始めたのは、下山して十勝温泉に向かう途中からでした。
なお、途中出会った登山者は、半面山近くでの下山者1人と、私とほぼ同じ時間帯に登った夫婦連れと、下山途中で半面山まで登る地元(?)の方の4人だけで、平日と言うこともあり静かな山歩きは楽しむことができました。

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