甲州道中44次を歩く 1（日本橋から八王子）

2024年10月11日(金) 〜 2024年10月12日(土)

• GPS: 17:51
• 距離: 52.1km
• 登り: 152m
• 下り: 34m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 0:10
• 合計: 9:11

距離 26.8km 登り 53m 下り 13m

8:16 スタート地点
8:18 日本橋
9:16 桜田門
9:24 附属水準点(附属点）丁
9:32 三宅坂
10:02 10:12 四ツ谷駅
10:52 新宿御苑 大木戸門
10:57 新宿御苑前
11:16 新宿駅（南口）
12:09 初台駅
17:27 宿泊地

2日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 0:05
• 合計: 8:40

距離 25.3km 登り 99m 下り 20m

6:35 宿泊地
8:44 東府中駅
9:41 高安寺
10:48 10:53 谷保天満宮
12:39 立日橋
15:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

10/11 8:15

【日本橋】
中山道・日光道中に続いて3回目の日本橋を出立

10/11 8:16

日本橋の道路中央には日本国道路元標票が埋め込まれている

10/11 8:16

10/11 8:17

こちらは日本橋北にある日本国道路元標の複製

10/11 8:30

一石橋と迷子しらせ石標
当時も人込みで迷子が多かったそうだ
　

10/11 8:51

御濠には羽を切られたコブハクチョウが飼われている

10/11 8:53

反対側に東京駅

10/11 9:06

馬場先濠

10/11 9:15

ご存じ警視庁　後ろに警察庁もある

10/11 9:15

桜田門

10/11 9:39

半蔵門
江戸城に危機が迫った場合、半蔵門から脱出し甲府城に入り、富士川の舟で駿府に至る路とした

10/11 10:48

【内藤新宿】
四谷大木戸跡碑
江戸城下町への西口であり、内藤新宿の東口

10/11 10:48

水道碑記・玉川上水水番所跡碑

10/11 11:06

追分だんご本舗　この先が青梅街道との追分

10/11 11:07

青梅街道追分

10/11 12:20

子育地蔵尊立像
道路改修の影響か、ビルの一角に閉じ込められている

10/11 12:34

牛窪地蔵尊
刑場跡だが、現代的な祠に祀られている

10/11 12:42

笹塚の一里塚跡
笹に覆われていたので笹塚といったが、現在も藪に覆われている

10/11 12:47

庚申塔
路傍に放置されず祠がしつらえてある

10/11 13:00

玉川上水

10/11 13:18

浄土真宗本願寺派築地本願寺和田堀廟所
関東大震災後、築地本願寺別院として創建された
付近には震災で逃れてきた真宗派の寺がいくつかある

10/11 14:01

日蓮系叡昌山宗源寺　と　宗源寺前交番
　不動堂はかつて高台にあったため高井堂と呼ばれ、高井戸の地名の由来となったという説がある

10/11 14:12

【下高井戸宿】
下高井戸の一里塚跡　江戸日本橋より数えて四里目
都会の用地事情もあるだろうが、ポツンと解説版だけで寂しい

10/11 14:37

このあたりに下高井戸の本陣があったらしいが今は何もない

10/11 14:52

【上高井戸宿】
烏山用水に架橋されていた「武州千歳村大橋場跡」
身代わり地蔵とも出世地蔵とも呼ばれている下山地蔵や青面金剛像庚申塔がある

10/11 15:59

ここで3時のお茶

10/11 15:38

コーヒーにケーキで一千円也

10/11 16:06

里程標　明治政府が測量し新しく明治三年（1870）建立の新一里塚
奥の解説版は個人宅の塀にある

10/11 16:12

仙川（せんがわ）

10/11 16:16

百日紅（さるすべり）をデザインした調布市のマンホール、字数のせいか難読漢字

10/11 16:22

仙川一里塚跡　日本橋より5里　
セブンイレブン前にある

10/11 16:25

キューピーマヨネーズ仙川工場（マヨテラス）

10/11 16:30

薬師如来坐像
手入れはされているが左の地蔵菩薩は首が無い

10/11 16:51

深大寺案内地蔵
直進が甲州街道　深大寺は左折し2.5km程先

10/12 6:39

2日目
【布田5宿　国領】
布田天神社参道　式内社で布田五宿の総鎮守

10/12 6:45

小島一里塚　日本橋より6里　

10/12 7:00

臨済宗建長寺派金剛山源正寺

10/12 7:00

参道口の祠内に六地蔵、庚申塔、如意輪観音等

10/12 7:06

西光寺前の近藤勇座像　
近藤勇は多摩郡上石原村（現調布市）の生まれ

10/12 7:08

西光寺の仁王門と梵鐘

10/12 7:08

仁王門2階の梵鐘は享保2年（1717）下野国天明（栃木県佐野市）で造られた

10/12 7:09

鮮やかな色彩の仁王像も素敵だ

10/12 7:31

常夜燈
嘉永五年（1852）建立、秋葉山大権現、諏訪大明神、稲荷大明神と刻まれている

10/12 7:52

神明社　創建は弘長年間（1261-63）
多摩川で麻布を染めた染殿にゆかりのある神社といわれている

10/12 8:12

庚申塔　風化が進んでいる
後ろは西部多摩川線の踏切　白糸台駅

10/12 8:19

染屋不動尊前にある草生した観音菩薩

10/12 8:30

江戸初期の甲州道中は現在「品川街道」になっている

10/12 8:38

常久（つねひさ）の一里塚（しながわの一里塚）　日本橋より7里

10/12 8:54

八幡宿（はちまんしゅく）碑
花崗岩に彫った字は、なんとも読みにくい

10/12 8:56

武蔵国府八幡宮

10/12 9:04

【府中宿】
鍋屋横丁入口
「鍋屋横丁（なべやよこちょう）の名は　旧甲州街道からこの道に入る角の家（佐藤家）の屋号 “ 鍋屋 ” に由来します。同じ鍋屋の屋号のついた「鍋屋道」が北の方にあります。」

10/12 9:05

府中新宿（しんしゅく）の碑と新宿公園

10/12 9:10

大國魂神社

10/12 9:16

武蔵国の一之宮から六之宮までを合わせて祀るため、「六所宮」とも呼ばれ、武蔵国の総社

10/12 9:12

境内地はかつての武蔵国の国府跡にあたり、国の史跡に指定されている

10/12 9:26

明治天皇行在所跡碑　（柏屋脇本陣跡）

10/12 9:31

高札場
甲州道中と鎌倉街道が交差する所から札の辻と呼ばれた

10/12 9:31

問屋場跡の中久本店
安政6年（1859）の府中宿本町の大火を機に蔓延2年（1861）に中久本店の店蔵を防火建築物として再建した

10/12 9:35

番場宿碑
番場町は府中三ヵ町（八幡宿・本宿）の1つの番場宿であり、脇本陣があった

10/12 9:53

府中宿矢島本陣門
かって旧本宿村の名主を務めた内藤家の門。

10/12 10:07

寛政の常夜燈
火伏の神様、秋葉大権現の常夜燈で寛政4年（1792）建立

10/12 10:12

国史跡武蔵府中熊野神社古墳

10/12 10:15

玄室が再現されている

10/12 10:25

府中市のマンホールは、市の木「ケヤキ」と市の鳥「ヒバリ」

10/12 10:27

10/12 10:37

江戸時代名主を務めた「本田家」　復元工事中

10/12 10:40

秋葉山常夜燈　文久三年（1863）建立

10/12 10:49

谷保（やぼ）天満宮　　養和元年（1181）遷座

10/12 11:10

元上谷保村の常夜灯　寛政六年（1794）建立　
奥に千手観音供養塔　享和二年（1802）建立

10/12 11:13

五智如来
　毎年12月12日には地元の人たちが集まり念仏をあげている

10/12 11:24

元青柳村の常夜灯　寛政十一年（1799）建立

10/12 11:34

立川市の花　コブシ　のデザイン

10/12 12:28

旧甲州街道の道路標示と桜並木

10/12 12:33

日野の渡碑　
慶安年間（1648〜51）上流側の青柳村〜万願寺間の万願寺の渡しが開設されたが、貞享元年（1684）上流側に日野の渡しが新設された。大正十五年（1926）日野橋の架橋で渡し場は廃止された

10/12 12:46

立川と日野を結ぶ立日（たっぴ）橋
頭上には多摩都市モノレール

10/12 12:52

【日野宿】
日野市のマンホールは市の鳥　カワセミのデザイン

10/12 12:56

日野宿の江戸口にある　東の地蔵　享和九年（1809）の造立

10/12 12:58

有山家の建物
明治30年以降の建物で大正から昭和初期に改築されているとのこと

10/12 12:58

有山家の他に 「中嶋家（屋号「嶋屋」）」、古谷家（屋号「油屋」）、土方家（「土屋」） などが連なっていた

10/12 13:03

日野宿本陣

10/12 13:03

正徳六年（1716）脇本陣と定められ、幕末に本陣となった。文久三年（1863）築の本陣建物は都内に現存する唯一の本陣

10/12 13:07

東京都教育委員会の解説版には、「日野宿脇本陣跡」

10/12 13:08

日野市教育委員会の解説版には「日野本陣」とある

10/12 13:08

10/12 13:09

日野図書館前に甲州街道日野宿問屋場高札場跡碑

10/12 13:32

西の地蔵　日野宿の西口

10/12 13:33

正徳三年（1713）造立の坂下地蔵と呼ばれる銅像地蔵菩薩坐像が安置されている
地蔵堂先の道中は中央本線の敷設で通行不可なので日野駅方面へ引き返す

10/12 14:00

日野自動車工場　正門

10/12 14:09

日野台の一里塚　日本橋より十里　
国道沿いに延々と続く日野自動車工場の西の外れの敷地内にあり分かりづらい

10/12 14:15

コニカミノルタ工場

10/12 14:18

コニカミノルタ工場を過ぎると八王子市に入る

10/12 14:19

【八王子宿】
八王子市のマンホールは八王子車人形・演目三番叟のデザイン

10/12 14:22

高倉神社　享保三年（1718）の創建

10/12 14:30

高倉町珈琲
すかいらーく創業者の一人である横川竟が、すかいらーく社長退任後に八王子市高倉町に一号店を開業

10/12 14:55

浅川　浅川は陣馬山や堂所山に源を発し、流末は多摩川に合流する

10/12 15:04

竹の鼻の一里塚　江戸日本橋より十一里目

10/12 15:07

永福稲荷神社

10/12 15:05

境内には、当地出身の力士で宝暦六年（1756）永福稲荷神社を再建し、落慶の日に相撲を奉納した八光山権五郎像がある。

10/12 15:06

社殿裏には享保八年（1723）建立の青面金剛像庚申塔等

10/12 15:08

【八王子宿】
新町の桝形

10/12 15:12

市守大鳥神社
神社前が八王子宿の江戸口で木戸があった
本日はここまでで八王子駅より帰路につく

撮影機器：

Canon EOS KISS M Canon

感想

noyama141

都心を離れ多摩地区に入ると神社仏閣や歴史的な物が残されて雰囲気は違ってくる。　野暮天の語源となったいわれている谷保神社、歴史のある大國魂神社、新選組所縁の地など。
　いよいよ、甲州道中も面白くなって来そうですが、諸事情により続きは冬になりそうです
　中山道の様に峠越えは雪景色とならなければと願う今日このごろであります