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Yamareco

記録ID: 735557
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

暴風の早池峰山(河原坊〜早池峰山〜小田越〜河原坊)(2015年10月3日)

2015年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
7.1km
登り
864m
下り
870m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:00
休憩
0:22
合計
3:22
5:45
34
6:19
6:19
24
6:43
6:44
7
6:51
6:53
5
6:58
6:59
16
7:33
7:33
14
7:47
7:48
7
7:55
7:55
27
8:22
8:22
19
8:41
8:43
20
9:03
9:04
3
9:07
ゴール地点
天候 下は晴れところにより曇り。上は暴風・・・
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路は県道25号を使い西側からきましたが、途中の峠越えのところでは道幅が狭く、かつ道路には昨日までの暴風で小枝が散乱し難儀しました。
復路はこれを避けるために県道43号を北に向かいましたが、こちらも同じく、むしろ往路より酷い道でこれまた難儀しました。
県道43号の南側に出るほうが道幅が広くて安心して走るにはこちらの方がよさそうです。
コース状況/
危険箇所等
○河原坊〜早池峰山
前半はなだらかな傾斜および渡渉の連続です。今回は雨が降ったあとであったため川が若干増水しておりましたが、これぐらいの水量ならば慎重に渡れば靴を濡らすこともないかと思います。もちろん慎重に行くにこしたことはないです。
また、後半からは急な岩場続きとなり、山頂直下にはツルツルの岩場をクサリを使って登る箇所がありますので気をつけて登る必要があります。特に岩が濡れているときには要注意です。
岩が濡れているときにここを下るのは危険かと思います。

○早池峰山〜小田越
往路より滑りやすい岩が多いような気がしました。
また、途中ハシゴで急斜面を降りる箇所がありますが、このハシゴも滑りやすいので一歩一歩慎重に進んだほうがいいです。さらにハシゴの下から強烈に吹き上げてくる中の下降であったのでより気を使いました。

○小田越〜河原坊
紅葉が綺麗な整備された道ですが、道幅が狭いので車が通り過ぎるときは気をつけて下さい。運転手が景色に見とれて通行人に気が行っていない可能性もありますので・・・。
その他周辺情報 近場に温泉はないようですが、河原坊からちょっと西に進んだところにある「峰山荘」でシャワーが浴びれるようです。またここで登山バッジが販売されています。
河原坊登山口の近くにある休憩所
2015年10月03日 05:43撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 5:43
河原坊登山口の近くにある休憩所
登山口にある駐車場です。このあたりでは紅葉が始まっている感じですね。
2015年10月03日 05:43撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 5:43
登山口にある駐車場です。このあたりでは紅葉が始まっている感じですね。
コースマップ
2015年10月03日 05:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 5:44
コースマップ
登山届をこちらで出し、太陽が出てきて景色が楽しめるか!?と期待をもって出発です。
2015年10月03日 05:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 5:44
登山届をこちらで出し、太陽が出てきて景色が楽しめるか!?と期待をもって出発です。
スタート直後はこのような道が続きます。滑りやすいのかと思いましたが案外滑りませんでした。
2015年10月03日 05:47撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 5:47
スタート直後はこのような道が続きます。滑りやすいのかと思いましたが案外滑りませんでした。
2015年10月03日 05:48撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 5:48
飛び石で徐々に高度を上げていきます。
2015年10月03日 05:59撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/3 5:59
飛び石で徐々に高度を上げていきます。
昨日までの雨で渡渉点はこのようになっていました。
(普通がどれぐらいかよくわかりませんが・・・)
2015年10月03日 06:02撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 6:02
昨日までの雨で渡渉点はこのようになっていました。
(普通がどれぐらいかよくわかりませんが・・・)
後ろを向くと晴れ間がさしてきていてます。
2015年10月03日 06:12撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 6:12
後ろを向くと晴れ間がさしてきていてます。
ここもずっと岩場が続きますが思ったよりは滑るような岩ではありませんでした。
2015年10月03日 06:16撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 6:16
ここもずっと岩場が続きますが思ったよりは滑るような岩ではありませんでした。
出発から1時間。ここからが核心部です。
2015年10月03日 06:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/3 6:46
出発から1時間。ここからが核心部です。
核心部に突入したころにガスが濃くなってきました・・・。
2015年10月03日 06:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 6:46
核心部に突入したころにガスが濃くなってきました・・・。
さらに岩が湿ってきて嫌な気分・・・。
2015年10月03日 06:46撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 6:46
さらに岩が湿ってきて嫌な気分・・・。
思ったらこんな急な斜面が・・・。ロープを伝って腕の力で登ると危険なので、右側の岩をうまく使いながら登りましょう。
2015年10月03日 06:47撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 6:47
思ったらこんな急な斜面が・・・。ロープを伝って腕の力で登ると危険なので、右側の岩をうまく使いながら登りましょう。
このあたりでは濃いガスと暴風でかなり気力を削られました・・・。
2015年10月03日 06:55撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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10/3 6:55
このあたりでは濃いガスと暴風でかなり気力を削られました・・・。
ようやく山頂到着・・・。思ったよりは短い時間で山頂に到着しました。
2015年10月03日 07:19撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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10/3 7:19
ようやく山頂到着・・・。思ったよりは短い時間で山頂に到着しました。
三角点にタッチ
2015年10月03日 07:19撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/3 7:19
三角点にタッチ
風が酷すぎてカメラを置いて撮影するのも一苦労です。ザックの紐なんかは常時風にあおられっぱなしです。
2015年10月03日 07:21撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 7:21
風が酷すぎてカメラを置いて撮影するのも一苦労です。ザックの紐なんかは常時風にあおられっぱなしです。
避難小屋は無人でしたが中で休憩することは出来るようです。
ただ、この時点で雨雲予報を見たところ、徐々に雨雲が近づいてきており、昼には雷雲まできそうな感じだったので足早に下山することにしました。
2015年10月03日 07:28撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 7:28
避難小屋は無人でしたが中で休憩することは出来るようです。
ただ、この時点で雨雲予報を見たところ、徐々に雨雲が近づいてきており、昼には雷雲まできそうな感じだったので足早に下山することにしました。
小田越への下山路はこのような木道で整備されていました。
2015年10月03日 07:37撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 7:37
小田越への下山路はこのような木道で整備されていました。
小田越の核心部であるハシゴ。下から強烈な風が吹き上げてきて降りるのも一苦労です。さらにガスでハシゴが湿って滑りやすくなっており、一歩一歩慎重に下ります。
2015年10月03日 07:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 7:45
小田越の核心部であるハシゴ。下から強烈な風が吹き上げてきて降りるのも一苦労です。さらにガスでハシゴが湿って滑りやすくなっており、一歩一歩慎重に下ります。
ようやく1/3ぐらい下山してきて風が少しマシになって来ましたがポツポツと雨が・・・。
2015年10月03日 07:59撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 7:59
ようやく1/3ぐらい下山してきて風が少しマシになって来ましたがポツポツと雨が・・・。
このあたりの岩場は滑りやすいです。河原坊側とは岩の質が違うのかな?
2015年10月03日 08:25撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 8:25
このあたりの岩場は滑りやすいです。河原坊側とは岩の質が違うのかな?
樹林帯に下りてきて風とはおさらばです。
昨日の時点ではこの道が川のようになっていたらしいです。
2015年10月03日 08:28撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 8:28
樹林帯に下りてきて風とはおさらばです。
昨日の時点ではこの道が川のようになっていたらしいです。
熊よけの灯油缶。見るも無残なぐらい叩かれています(笑)
2015年10月03日 08:29撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 8:29
熊よけの灯油缶。見るも無残なぐらい叩かれています(笑)
登山口からちょっといったところに携帯トイレブース。下まで我慢出来ない人用?
2015年10月03日 08:33撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 8:33
登山口からちょっといったところに携帯トイレブース。下まで我慢出来ない人用?
ようやく小田越の登山口に到着。これから登ろうとしている団体さんが居て心配になりました・・・。
2015年10月03日 08:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 8:44
ようやく小田越の登山口に到着。これから登ろうとしている団体さんが居て心配になりました・・・。
このあたりは紅葉が綺麗ですね。
2015年10月03日 08:51撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/3 8:51
このあたりは紅葉が綺麗ですね。
紅葉を楽しみながら小走りで河原坊登山口に向かいます。
2015年10月03日 09:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/3 9:00
紅葉を楽しみながら小走りで河原坊登山口に向かいます。
(おまけ)
翌日の八甲田山登山に向けて車を走らせていると、わらを綺麗に積んでる風景に遭遇しました。わらの積み方も色々地域差があるんですね。
2015年10月03日 13:17撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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10/3 13:17
(おまけ)
翌日の八甲田山登山に向けて車を走らせていると、わらを綺麗に積んでる風景に遭遇しました。わらの積み方も色々地域差があるんですね。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

百名山制覇と紅葉を楽しみにということで計画した東北遠征の1日目。
先日までの爆弾低気圧も通り過ぎ、少しはマシになってるんじゃないかとの淡い期待を胸に第一発目の早池峰山に突撃しました。

登山口では風もなく落ち着いた天気で、薄日もさしている状態であったため少しは期待できるかも!?と思っていたのですが、徐々に高度を上げるにつれ期待はもろくも崩れ去る結果に・・・。

さらに山頂では風速2〜30m程度はあるんではなかろうかというぐらいの暴風に吹き去らされ、景色を楽しむ間もなくの足早な下山となってしまいました。

さらに下山路途中にあるはしご場では下から吹き上げる強烈な風に襲われ、ヘルメットを持参していなかったことを後悔をしつつ慎重に一歩一歩降ります。その後は滑りやすい岩場との格闘で神経を使いつつ、こんな悪天候の中を次々登ってくる人たちに心配をしながら下山完了となりました。

翌日は天気予報と相談しながらどの山に登るかしばらく考えていましたが、今回の旅程の関係から翌日は青森の八甲田山と岩木山を攻めることになり一路車を走らせ、今夜の宿泊予定である酸ヶ湯温泉キャンプ場に向かいます。

つづく

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ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
河原坊→小田越周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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