青空と紅葉彩る一切経山（日本三百名山）[不動沢登山口から]

2015年10月06日(火) [日帰り]

• GPS: 03:59
• 距離: 13.7km
• 登り: 931m
• 下り: 942m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:52

7:15 不動沢登山口
8:05 8:05 硯石
8:34 8:34 五色沼分岐
8:55 9:08 一切経山
9:26 9:26 五色沼分岐
9:33 9:33 家形山
9:43 9:47 物見岩
9:57 9:57 家形山
10:02 10:02 五色沼分岐
10:20 10:20 硯石
11:07 不動沢登山口

不動沢登山口7:15⇒一切経山8:55
［標準CT　3:15（51％）］

一切経山9:08⇒家形山9:33
［標準CT　0:40（63％）］

家形山9:57⇒不動沢登山口11:07
［標準CT　2:05（56％）］

※本日のペース：標準CTの50〜60％程度です。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福島市街から磐梯吾妻スカイラインで浄土平方面に約30分進み、不動沢橋手前の駐車場を利用。
駐車スペースは、20台程度、綺麗なトイレもあります。

※磐梯吾妻スカイラインは、夕方5時から朝7時まで夜間通行止めになります。
※現在、不動橋と浄土平の間は、災害復旧で一方通行になっており、不動沢登山口は、浄土平方面から登山口に行くことは出来ません。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：1（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：4人】


◆火山活動の影響で、南側ルートである一切経山と酸ヶ平避難小屋の間は通行できません。

◆登山道は、全体的に危険性のある箇所はありませんが、山頂直下の急坂は、ガレていて滑り易いので、特に下りは注意しましょう。

◆五色沼も含めて山頂周辺の眺望はとても良いです。また、家形山の北西側の物見岩も絶景なので、時間に余裕があれば、立ち寄ることをお薦めします。

◆本日の紅葉は、標高1600mをピークに±150mが見頃でした。

写真

10/6 7:12

磐梯吾妻スカイラインのゲート開門時刻（朝7時）に上り、不動沢橋手前にある駐車場に到着（トイレもあります）。
20台弱は駐車可能な広さです。

10/6 7:12

不動沢橋
橋の上から福島市街がよく見えます。

10/6 7:15

磐梯吾妻スカイラインの道路脇にある登山口（ポスト有）
さあ、出発です!!

10/6 7:19

紅葉を眺めながらの登山は良いですね〜

10/6 7:24

目指すは、五色沼方面です。

10/6 7:32

登山口から約20分で賽河原に到着。

10/6 7:32

モミジの赤も鮮やかになってきました。

10/6 7:34

賽河原から高低差の少ない平坦な道をかなり歩きます。

10/6 7:36

お〜、なんじゃ〜
はじめてみる生物です。
「クロイロコウガイビル」地球上の生き物とは思えないですね。

10/6 7:37

山鳥山。

10/6 7:38

お〜、薄ら、葉の表面に霜が降りてました。

10/6 7:41

オオカメノキの紅葉は、斑に赤く染まるので面白いですね。

10/6 7:45

湯の平。

10/6 7:52

井戸溝。

10/6 7:55

標高も1500m以上になり、紅葉も鮮やかで見頃になってきました。

10/6 8:02

慶応山荘への分岐点。
今日は、寄らずにそのまま山頂を目指します。

10/6 8:05

覗石。
眺めが良い場所なのかと思っていましたが、周囲は木々に覆われ、眺望はありません。

10/6 8:07

ダケカンバの紅葉と青空のコントラストが良いですね。

10/6 8:15

大根森。
登山口から大根森までは林の中の登山道で、眺望は良くありませんでしたが、視界が一気に開けてきました。

10/6 8:16

お〜、紅葉が最高ですね！

10/6 8:22

霜柱がたくさん。
今朝は、冷え込んだようです。

10/6 8:23

10/6 8:28

標高が上がると木々が少なくなり、眺望も良くなってきました。

10/6 8:29

お〜、一切経山の山頂と魔女の瞳と言われる五色沼が、急に視界に現れました。

10/6 8:32

上りでは、正面の家形山には寄らず、左に巻きながら一切経山に進みます。

10/6 8:35

10/6 8:37

五色沼西側の平坦な転石地帯を歩きます。

10/6 8:40

10/6 8:49

山頂までは逆光で眩しい。

10/6 8:51

山頂の直下は急登のガレ場です。
下りは滑らないように慎重に歩きましょう。

10/6 8:54

眼下の五色沼、眺望は最高です。

10/6 8:56

誰一人いない一切経山の山頂に到着。

10/6 9:00

一切経山の山頂は、とても広くてケルンも有ります

10/6 8:57

東吾妻（浄土平）へのルートは、火山活動で通行止めになっています。

10/6 8:58

山頂から東吾妻山、磐梯山方面を眺めます。

10/6 8:59

山頂から西吾妻山方面を眺めます。

10/6 9:05

山頂から五色沼を眺めます。

10/6 9:10

時間に余裕があるので、下山は、正面の家形山に立ち寄ることにしました。

10/6 9:19

この区間だけ木道が設置されていました。

10/6 9:26

五色沼分岐までも戻ります。

10/6 9:28

五色沼分岐から家形山まで直登します。

10/6 9:33

分岐から10分弱で家形山に到着。
三角点の脇にケルンがあり、標柱等はありません。

10/6 9:57

家形山から福島市街を眺めます。

10/6 9:58

家形山から五色沼、一切経山を眺めます。
五色沼のコバルトブルーの色が、なんとも良い感じです。

10/6 9:35

磐梯山が良く見えます。

10/6 9:36

高原地図に眺望の良い「物見岩」と書かれた箇所があったので、行ってみることに。

10/6 9:44

家形山から10分ちょっとで物見岩に到着。
お〜、確かに岩の上から眺める北側の眺望は最高です。
紅葉と山形県に広がる雲海が良いですね〜

10/6 10:01

家形山に戻り、登山口まで下山開始です。

10/6 10:23

ほんと、紅葉の登山道は良いですね〜

10/6 10:26

上りでは無かった新鮮な動物の糞。
大きさ的に熊では無いと思いますが、なんでしょう？？

10/6 10:31

黄色のモミジと赤のナナカマド、鮮やかですね〜

10/6 11:08

登山口に到着。
お疲れ様でした！！

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

Joker

本日は、午前中だけ時間に余裕があるので、日本三百名山の一切経山に行って、山頂から魔女の瞳と称される五色沼を見ることにしました。
磐梯吾妻スカイラインは、夜間通行止めなので、高湯温泉のゲート前に朝7時前に並び、開門と同時に不動沢橋の登山口に向いました。

登山道は、標高1,600m前後で紅葉が見頃で、黄色と赤色に彩られた回廊を歩けて、長く感じる賽河原も楽しかったです。
周囲が木々に囲まれた登山道は、標高1800m程度まで登ると一気に視界が開け、一切経山の山頂とコバルトブルーの魔女の瞳が、目の前に大きく姿を現します。
「お〜、スゴイ」と一言。
鮮やかな湖面に広がる雄大な山々は、本当に圧巻で感動です。

誰一人いない一切経山の広い山頂は、冷たい風が強く、流れる雲を眺めながらゆったりと休憩というわけには行きませんでしたが、突き抜ける青空と鮮やかな紅葉、そして魔女の瞳が印象的な気持ちの良い山行だったと思います。