記録ID: 7371395
全員に公開
沢登り
芦別・夕張
芦別岳ユーフレ本谷 敗退
2024年10月12日(土) 〜
2024年10月13日(日)


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 26:53
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:48
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 3:37
距離 4.5km
登り 466m
下り 248m
2日目
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 4:01
- 合計
- 7:04
距離 7.5km
登り 621m
下り 832m
2年生以上の3人party。帰りはゆっくりめです。
天候 | 12日 晴れのちくもり、真夜中小雨 13日 くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
12日 <旧道登山口〜ユーフレ小屋 > 今日はゴルジュ偵察まで行く。鹿避けのゲートを開け旧道登山口に車を停めて、9時過ぎデッパ。夏道が沢に接近するところから、踏み跡たどって入渓。踏み跡は道細かったが、ロープ付いていたのでたいしたことない。沢は小ぶりな感じ。測量用の木の棒とデポ旗がずっとある。色とりどりの紅葉を見て、難しいところも何もなく、あっという間に三段の滝手前着。ここで夏道に合流して左岸まき。途中道が細めなところやハシゴがあるがなんも。看板もある。分岐にも看板。ユーフレ小屋方面へ。河原が開けると小屋に着く。めちゃめちゃまいた。夏道を行くより沢中を進んだほうが、絶対に楽だし安全だし早い。旧道から山頂行くときも沢足袋持っていったほうが良さそう。石造りの素敵な小屋。ちょうど新しい看板を付けている作業の方々がいた。ありがとうございます。 <ユーフレ小屋〜ゴルジュ偵察> 要らない荷物をデポってゴルジュへ。ゴルジュの前でMを待たせて偵察へ。まきの始まりは沢から一段上がった岩盤に残置ロープがあるのでわかりやすい。丈夫そうなので使用して登る。HS乏しいので、ゴボウチックに登るところも。漁の流木Fみたいだが、10mくらい直上するので高度感があり怖い。岩盤が終わると、細い尾根上の踏み跡たどる。ザックが木に引っかかる。8mくらい上がって今度は岩盤の下の踏み跡を斜め上へ進み、ようやく一番上へ着く。ゴルジュの沢底からは25m以上あると思う。ここまでずっとロープあった。ここからは下り。岩盤の登りよりは怖くないが、ここも簡単ではない。新しめの残置ロープ使いつつ下ろす。落ち葉があってスタンス見えにくく滑りやすいので払っておいた。ロープは途中までしかなく、そこからは草付きのザレ場を下ろす。仕えるホールドなくて怖い。落ちたらゴルジュに吸い込まれる。土に蹴り込みつつ下ろす。かなり時間がかかったが、まき終わり。緊張感が続いた。残置ロープがなければ、かなり念入りに偵察、対処しないといけないだろう。ゴルジュ奥の滝も見たが、ワンゲルじゃ絶対突破は無理。帰りは岩盤の上までは行きと同様に。明日のために、下ってきた残置ロープにテープシュリンゲ付けて延長しておいた。岩盤をクライムダウンするのは怖いので、懸垂で下ろす。明瞭な木の支点がある。ここからの懸垂であればザイルの長さは足りるが、一番上から沢底への懸垂であれば足りなさそう。昼寝していたMを起こして小屋へ帰る。電波を探してうろちょろし、小屋と分岐の間の左岸にある緩い斜面を少し登った。途中で地元の高校の山岳部の方々と出会った。明日の動きを確認して寝る。 13日 <ユーフレ小屋〜ゴルジュ> 薄明のなか5時過ぎデッパ。ゴルジュの岩盤は、昨日の偵察時フリーで登ると怖かったのでL-sLは残置ロープにプルージック、先に登ったsLがザイルを出してMを確保し、ザイル片付けている間にLが登って合流。後は残置ロープ使いまいていく。割とスムーズだったと思うが、慎重に行く必要があるし時間かかった。さあ山頂への門は開かれた(と思っていたけど…)。 <ゴルジュ〜のっぺり滝> ダッシュで先を目指す。β、γルンゼはそれぞれナメ滝となって流入。インゼルは確かに島。塔っぽくも見える。流入する微沢のナメ滝の高さに驚きつつ、切り立ったV字谷の中を進む。まるで日高の険悪な沢に迷い込んだよう。北尾根の岩壁も壮大だ。830二股右股の奥には凄い大きな滝がかかっている。Co930滝の前に段差があり、左岸の岩のすき間を空身ザック手渡しで登る。そしてCo930の滝へ。3mほどしかないが、のっぺりしていて確かに直登は厳しそう。情報通り右岸まきへ。浮き石詰まった極微沢を詰める。途中でMを待たせ偵察へ。そこからは岩盤の下をトラバース。岩をホールドに出来るが、微妙で怖い。その先は草付きの土の斜面。絶対に通過出来ないことはなさそうだが、全く頼ることができない草しか生えていないし足元も安定しなさそう。そのまま行くとたぶん3回に1回くらいは滑落するだろう。途中までsLが進むも厳しそうにしていたので、引き返してもらう。むむむ。右岸はこの場所以外であればかなりの大捲きになりそうなので一度戻る。直登は、登るとしたら右岸の水流から少し離れたところ。だがHS細かすぎるし岩脆いし無理そう。左岸の壁も切り立っていて、滝下からの左岸まきも全く無理ではなさそうだが高さあるし厳しそう。あれやこれや考えたが、経験や実力的に無理だと判断して引き返す。 <のっぺり滝〜旧道登山口> 帰りも同様に。γルンゼも遡行対象の一つらしいが、こんな滝登れるの?って感じ。ゴルジュは草付きのザレ場の登りで細引き垂らして、岩盤は偵察のときと同じく懸垂。小屋でラーメン食べて帰る。行きと同じく三段の滝は夏道から、終わったら沢中に入る。入渓点と同じところで出渓し旧道登山口まで。お疲れさまでした。 |
写真
装備
個人装備 |
沢足袋
ネオプレンソックス
ハーネス
カラビナ
環付きカラビナ
ソウスリング
確保器
ヘルメット
長袖インナー
タイツ
ズボン
軍手
雨具上下
防寒着
ザック
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ポリタンク
トイレットペーパー
携帯トイレ
ライター
地図(地形図)
ナイフ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ラジオ
時計
シュラフカバー
10mロープ
ジップロック
テントマット
ロールマット
|
---|---|
共同装備 |
50mロープ
ハンマー
ハーケン
熊スプレー
テント
EPI
ノコ
米鍋
お玉
しゃもじ
食料
ファーストエイドキット
常備薬
修理具
ツェルト
|
感想
情報を提供してくださったOGの方ありがとうございました。いつかリベンジします。
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